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中高年テニスに憧れを抱く

私は2023年4月に可愛いベビーを出産予定である。
里帰り出産のため、地元に帰省している。

私の実家の近く、徒歩5分程度の場所にテニスコートがある。
中学時代、私はテニス部に所属しており、その場所で大会や練習試合等を行ったこともある、とても思い出深い場所だ。

夜に眠れない問題を抱えた私は散歩を習慣化するようになった。
散歩の内容としては【テニスコートに行く→中高年のテニスラリー及び試合を見る→ベンチで読書→帰宅】である。

母の紺の帽子を深くまで被り、お腹をさすりながらテニスコートを見学している。恐らく、練習している側からすれば「怪しい人」に見えるであろう。

そんな周りの目を無視して私はテニスコートを見学し続けている。
中学時代の青春の思い出が甦り、とても心地よい時間を過ごすことができるので私は楽しい。

テニスコートに向かう度、私は「子供とテニスで遊びたいな、
ここのお花の匂いを子供に嗅がせてあげよう」等と妄想を働かせながら楽しいひと時を過ごすのであった。

ああ、今日も”中高年が生き生きとテニスを楽しむ姿”が羨ましい。