見出し画像

女性エンジニア現場日記-面談編③-

本編は、面談の募集要項と実際に面談先で聞いた業務内容が極端に異なっていたお話を書こうと思います。
お探し頂いたエージェントさんには非常に申し訳ないのですが、本当に行ってムダ足だっと思える面談も数件あたりました。ある意味行かないと内容を話せない等、企業様側も守秘義務等があるかもしれないので、とりあえずお話を伺いにと向かいます。自分が経験したのは今思いついただけで下記の3例の面談でした。

【面談1】
フロントエンジニア的な募集要項のリストを営業さんに頂きましたので、面談でFWやJS関連の話をコアに質問してみたりしてみたら、実はあくまでそれはプロダクト内の開発環境であって、私に求められたスキルはプロダクト内の業務知識でした。まあ確かに募集要項には、xx業務関連のアプリケーション開発 xxxFW経験者、HTML,CSS,Typescript 経験者など、記載はありますが、まさか『業務の内容を詳しい方』の方を重視して募集されているとは思いもよらなかったです。しかも、エンジニアさんは特に技術系の話をして頂けましたが、実際のお仕事の担当部分の話になると、採用担当の方が「実は今回●●さんに担当頂く内容はxx業務の知識や専門用語を生かして弊社で就業・・・・」というお話でした。(え?どういうこと?それならFWやら言語やら関係ないやん。xx業務の詳しい方募集って要項に書いてくれないと、こちらは開発だと思っているから来たんだけど。。)という始末です。これ、ホント申し訳ないのですが 私が女性だから技術にこだわりがないだろうとか、女性だからxx得意だろうとか勝手に想定して面談に来させたカンジがしてならないのです。この案件、普通に男性エンジニアだったら面談されたのでしょうか?男性だってxxに詳しい方もいらっしゃると思いますけどね。これもまたジェンダー差別ってヤツでしょうか。今回はxxは具体的になるのでご想像におまかせする事にいたします。

【面談2】
話の流れを伺うと、保守運用がメインの募集でした。開発や言語のスキルを説明したのですがさすがに企業様の方からお見送りしていただけました。
開発の人間はさすがに求めていないですもんね。

【面談3】
思い出すと、その日は真夏日で納品前の現業務も忙しい日々を送っており寝不足なのに午前休をとり迂回しての面談でした。同席頂いたのは管理職ばかり5名がずらっとです。早速着席するも何故かスキルシートの社会人すぐになってからの数年前の古いスキルを取り上げてあーだこーだと質問される事が多く、その後本件に入り今回はサーバー側の人員を募集しておりまして。。。。と話が始まり「へ?」と頭がフリーズしてしまいましたが、終わるまで一応流して話は聞いておりましたが、頭は(早くこのビル出たい)になっています。ビルを出た後、営業さんが「いかがでした~~?」と聞くと即座に、「そもそも自分のスキルと業務の内容違ってるとおもうんですよねー。私フロントエンドエンジニアなので、フルスタックエンジニア程スキル高くないので難しいと思います」と直球な物言いで回答してしまいました。

営業さんはエンジニアではないので、罪はないのですが体調悪い時不機嫌になってしまうことがあります。本当に申し訳ないのですが出来そうにない所に入ってその後炎上して大変な思いをするのは、その営業さん自身かもしれないのです。エンジニアであれば一度は皆さん経験していらっしゃるとは思いますので、共感して頂ける方もいらっしゃるかなと思い書いてみました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?