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想いのしおり ~工芸にまつわるあれやこれや~

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職人さん・作家さんのインタビュー記事や、工芸にまつわる記事と写真をお届けします!
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「想いのしおり」とは...

こんにちは。想いのしおり代表のにしの(西野)です! このnoteでは、想いのしおりのこれまでの話を書いてます。つまりは、想いのしおりの紹介です!想いのしおりって何?と疑問を持たれた方は、一度読んでみてください! さて、それでは、、 想いのしおりとは、職人さんのインタビュー記事を通して、職人さんの想いを発信する媒体です! 想いのしおり、が始まるまで もともとは、代表である私にしのが1人で始めた活動でした。それは、まだ大学1年生だった2015年。活動が始まります。 ↑

【コラム】 ものづくりをレンタルした日

d47 MUSEUMで2021/7/1(木)~9/27(月)開催中の「47 RENTAL STORE —貸し借りから生まれるコミュニケーション型レンタルストアは47都道府県のものづくりが脱皮するきっかけになる展—」。 ものづくりをレンタルできるという、この企画展を訪れた様子をほんの少しお届け。 たくさんのアイテムが並ぶ、d47 MUSEUM。今回の企画展は、ロフトワークさんとd47MUSEUMさんが共同で立ち上げたプロジェクト「MOLT PROJECT」によるもの。 鞄

【コラム】漆器と小松菜の煮びたし

いつだっただろう。この漆器と出会ったのは。 多分、吉祥寺の中道通りを歩いていたときだったと思う。 一軒の古道具屋さんを見つけて。 自然と吸い込まれるように、入っていった。 「こんにちは」 と言うと 「いらっしゃいませ」 とかえってきた。 か細くて、しなやかな、そんな女性の声。 中に入ってみると、たくさんの陶磁器とガラス製品、 そして漆器が並べてあった。 どんな物があるのか、 ひとつひとつをしっかり見るようにして 店内を歩いてみた。 江戸のものは、粋がある。 明治は、

【取材】人に寄り添う織物を手織りで

にしの:弓浜絣は、機械化をされることがなく、ずっと手織りで織られてきたと聞きました。手織りだからこそできること、手織りの魅力などはありますか。 佛坂:手織りって柔らかいというか、平面じゃない感じがするんですよね。立体物みたいになるというか。手紡ぎだからっていうのもあるかもしれませんが、デコボコがあるんですね。 にしの:たしかに。目で見ただけだと平面に見えるかもしれませんが、手でじっくり感触を確かめてみると、ほんの小さなデコボコがあるように思います。 佛坂:そうなんです。

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【コラム】オーダーカバン:鞄の街豊岡で革リュックができるまで

前回の『使う人をサポートする鞄づくり:豊岡産鞄・カバンツクリエーション0203中野ヨシタカさん』で紹介をした、カバンツクリエーションさんで作ってもらった革リュック。 どれくらいの日数で?お値段は?と疑問に思う方も多いはず。 そこで、この革リュックがオーダー依頼をしてから、完成するまでをご紹介します! さて、どのようにして革リュックができたのでしょうか?? 2018年10月ごろ・考えをめぐらせ。。 ▲沢庵和尚の故郷の寺であることから、別名「沢庵寺」と呼ばれている「宗鏡

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【取材】使う人をサポートする鞄づくり:豊岡産鞄・カバンツクリエーション0203中野ヨシタカさん

にしの:鞄をつくるだけでなく、それを通して人との繋がりをつくっておられるように感じます。 中野:そうやね。コトというか、その人の暮らしを一緒につくるという感じかな。それでいて、機能を満たす鞄づくり。なので、オーダー鞄の場合は打ち合わせが大事っていうか。 にしの:「機能」という言葉がお話の中で何度か出てきますが。 中野:当然ファッションっていう要素もあるんだけど。やっぱり「機能を満たすための道具」ってとらえ方が大きいかな。荷物を入れて持ち運ぶからこそ、お客さん

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【取材】新たな曲げわっぱの形を追い求めて:株式会社りょうび庵成田敏美さん

にしの:物を生み出していく面白さ、楽しさ、というものはありますか。 成田さん:それはあるね。完成の形を想像ながら、ああでもねぇな、こうでもねぇな、って。やっていく時は至福の時間だね。1回でスパッとできないし、自分で試行錯誤しながらだね。 にしの:なるほど。成田さんが作る曲げわっぱは、お弁当箱の他ワインクーラーやパン皿もありますよね。 成田さん:そう。今までのわっぱって木を曲げて底を入れるだけだから、丸か小判型か、高いか低いか、形が決まってくるん。それだと面白くない。でも

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【コラム】古道具屋さんと漆器

ずっと欲しいなぁと思っていた、朱色の漆器。 そんな漆器に、やっと出会うことができました。 漆器がほしくて どことなく高級感があり、存在感を醸し出す朱色の漆器。 汁椀として、お味噌汁をいれるのもよし。 酢の物をのせて、小皿として使うのもよし。 そんな、漆器がずっと欲しいなぁと思っていました。 でも、値段を見ると1万円、3万円はしてしまう。そこまでの金額を出すのは難しいし、といつも最後の最後に諦めてしまっていて。 それでもどこかの、古道具屋さんや小物屋さんに置いてない

【コラム】UFO皿とかるかん饅頭

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【イベントレポ】TeraとRojiと 谷根千クラフトフェアに足を運んで。

30度を超える、猛暑日の中。2日間にわたって開催された「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア」。今回は、その様子をご紹介します。 「谷根千」という場所で ▲イベント会場マップ。全て集めると100円の割引券がもらえる、スタンプラリーも同時開催。 地面も人の肌も、焦げてしまいそうになるくらい猛暑日。「なんでこんなに暑いの」という声が至るところから聞こえてくるほど。 そんな日に東京谷根千(正式名称:谷中)にて開催されたのが、「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア

【コラム】暮らしのワンシーン

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【コラム】与謝野町で出会った手しごと

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【コラム】藍染工房のワンシーン。

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【コラム】古道具。

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