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【イベントレポ】TeraとRojiと 谷根千クラフトフェアに足を運んで。

30度を超える、猛暑日の中。2日間にわたって開催された「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア」。今回は、その様子をご紹介します。

「谷根千」という場所で


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▲イベント会場マップ。全て集めると100円の割引券がもらえる、スタンプラリーも同時開催。


地面も人の肌も、焦げてしまいそうになるくらい猛暑日。「なんでこんなに暑いの」という声が至るところから聞こえてくるほど。

そんな日に東京谷根千(正式名称:谷中)にて開催されたのが、「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア」。谷根千のお寺や古民家、路地などを散歩しながら楽しんでもらいたい、との想いから企画されたそう。

谷中在住の主婦3人が制作をしていた地域雑誌「谷中・根津・千駄木」が人気となり、正式名称の「谷中」ではなく、「谷根千」の名称で親しまれるようになったこの地域。

お寺やお墓が多く、大通りから1本道に入ると、とても心地よい雰囲気が漂います。

そして、今回の「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア」は、谷根千にある4つのお寺や古民家などで開催されました。

上野桜木あたり、大雄寺、感應寺、延命寺。4つの会場で開催!


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▲会場となっている「上野桜木あたり」。歩きながら、自転車に乗って、とまわり方はさまざま。

会場となっているのは、「上野桜木あたり」「大雄寺」「感應寺」「延命寺」の4つ。距離が近いこともあり、歩いてまわることに。

まずは「上野桜木あたり」から。

カフェとパン屋さんが併設されている場所の小道を使い、作家さんが出展をされていました。イヤリングなどのアクセサリーやちょっとしたメモ帳。そして、陶器などが並びます。

お客さん:いや、かわいい~!!このイヤリング、買って、今つけます。笑


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▲「大雄寺」。洋風の入口をくぐれば中には、お寺が。


さて続いて、上野桜木あたりから歩いて5分ほどの「大雄寺」へ。
ここは、境内にお墓があるお寺。

静かで爽やかな風がふいているのだけど。どこか、背中をつつかれるような、そんな雰囲気。そんな中、風呂敷などの布物や、革小物、手作りスタンプなどが販売されていました。

そして、柔らかな音色と共に始まったのがお琴の演奏。

古典の曲はもちろん、お琴にアレンジしたJポップの曲まで。その場にいた人が足をとめ、その音色に聞き入ってしまうほど。


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▲ジェラートを食べながら、休憩する人の姿も。


さて、次に向かったのが「感應寺」。

ここでも、ガラス作品や陶器などが並びます。中には、米袋で作られている財布や名刺ケースなんかも。暑さに耐えきれず、移動販売のジェラートに飛びつく方。

陶器作家さん:太陽の暑さで、焼き物が熱くなっているのでお気をつけください

お客さん:ほんと、熱い。でも、この陶器のコップ小さくて使いやすそう

陶器作家さん:色違いであれば、これなんかもありますよ

お客さん:あー、この色いいかも。じゃぁ、これいただいていこうかしら


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▲気温30度のおかげで、机の上に並べられた作品も、触るととても熱い状態に。


最後は、「延命寺」。ここもお寺前の道を使っての開催。小物、陶器、アクセサリー、革小物、などなど。

キーケースが欲しいなぁ、と思っていたので財布やキーケース、鞄を出されている革小物作家さんの元へ。


にしの:「キーケース欲しいんですよね」

革作家さん:「これなら鍵2,3本くらいは入りますよ」


と手渡された、革で作られた茶色のキーケース。


革作家さん:「革なので使っていると柔らかくなりますし」

にしの:「なるほど。確かに、小さくていいですね」

革作家さん:「コンパクトなので、かさばらないですよ」

にしの:「それはいいかもしれない」

革作家さん:「普段、兵庫県たつの市というところで制作しているので、兵庫の革を使っています」

にしの:「あっ、そうなんですね。以前、兵庫県豊岡市でリュックをつくってもらいました」

革作家さん:「そうなんですね。豊岡も鞄が有名で」

にしの:「なら、キーケースは、兵庫県繋がりでたつので作られた物にしようかな。笑」

そんな雑談をしながら、革のキーケースを購入。コンパクトに鍵を収納することができ、見た目もスマート。

革の色は、アクセントになるようにと茶色にしてみました。


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▲当日はこのマップを持ち、まわる人がちらほらと。


これで、4つの会場全てをまわり終え。スタンプラリーのスタンプも4つコンプリート。

「TeraとRojiと 谷根千クラフトフェア」に限らず、皆さんも興味のある手作り市などに足をはこんでみてください。


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Writer:にしのまな
photographer:にしのまな


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