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【TOEIC】「TOEIC 920点」を取得した勉強方法

【TOEICの必要性】


【TOEIC=就活に必須の資格!?】

 こんにちは。アザラシです。今回は、「私がTOEIC 920点(公開テスト)を取るためにした勉強の話」をします。「TOEICに興味がある」「TOEIC 900点以上を取りたい」という人に向けて書きます。

 また、
「TOEICって就活に必要なの?」
「TOEICで高得点を取って、就活を有利にしたい!」
「TOEICが高くても話せないって本当?」
といった巷の疑問にもズバッと回答して行きます。


【この記事の信憑性について】

 この記事を書いている私は、

「TOEIC 365点(IPテスト)」「留学未経験」の状態から、日本で「2ヶ月」勉強し、「初受験」の「公開テスト」で「TOEIC 920点(L 460/ R 460)」を取得しました。

 この記事では「公開テスト」=「実際に会場に行って、紙で試験を受けるテスト」を前提に文章を書きます。


【高校の時、私の最も苦手な教科は英語でした】

 英語は、私の最も苦手な教科でした。学校の授業は退屈だし、日本にいて英語を使う機会もないし、「何の役に立つの?」「俺は日本で生きて行くから、英語は必要ない!」と本気で思っていました。

 それでも、高校は必死で勉強して「センター試験」の英語で175点を取りましたが、明治大学に入学してから「TOEIC 365点(IPテスト)」を取り、周りには「500点」「600点」「700点」が多かったので「自分は英語が苦手なのだ」と劣等感を抱いていました。

 そこを巻き返して「TOEIC 920点(公開テスト)」
を取得したので、私の勉強方法は十分に再現性があると思います。


【「時給2万円」】

 まず、「TOEIC(Test of English International Communication)を勉強する意味」から考えてみましょう。
タイトルにした「時給2万円」

 「何の時給?」と聞くまでもないと思います。当然、「TOEICの勉強」です。「TOEICの勉強」は「時給2万円」という話があります。

 また、「TOEICが100点増加すると、年収が30%増加する」「年収1000万を超す人間で、英語を話せる人間の割合が高い」という話も有名です。嘘だと思うなら、どうぞ、自分で調べて下さい。

 簡単に言うと、「TOEICの勉強する」=「将来の収入が増加する」=「バイトよりも効率が良い」=「バイトも良いが、TOEICの勉強をしろ」ということです。


【人生で重要な「投資」の概念】

 読者の方には、「投資」の概念について精通していない方もいると思います。

 「投資」=「将来の"お金"を増やすために、現在の"お金"を使うこと」

です。具体的には、

「TOEICの勉強」(=参考書、時間)に「10万円」掛かっても、就職に有利になって、「将来の収入」(=年収、転職)が「1000万円」増加したというようなことになったら、この「10万円」は「1000万円」の価値がある

ということになります。

 私が言いたいのは、「TOEICの勉強」に「投資」しようということです。私は優しいので、ここまで言いました。学校の先生のように、読者の方々の「やる気」を焚きつけることはしません。とにかく、「投資」は自己責任ですが、自己責任であるが故に、本気になります。

 「私は英語だけを勉強したいのだ。投資とか知らない。」という人が居ても、それは人の自由ですし、良いと思います。ただ、この「投資」の概念があるかないかで、成長速度が段違いだと思ってます。


【私の想定する「この記事の読者」】

 大事なことなので、前提として、厳しいことを言わせて貰います。

「TOEIC 900点以上」というのは、「誰でも」「簡単に」「努力せずに」取ることは不可能です。「TOEIC 900点以上」というのは、「意思の強い人間が」「時間を投資して」「努力して」初めて、現実になります。

「"楽をして"TOEIC 900点以上を取りたい人」は、時間の無駄なのでこの記事に期待するのを諦めた方が賢明です。

 無料で書いてるので、そういう怠惰な人は度外視して書きます。私の想定する「この記事の読者」は、「真面目で、努力を惜しまず、忍耐のある読者」です。

 では、本題に入ります。いつも通り、まずは結論から。


【概要:TOEIC 920点を取るためのロードマップ】


【重要:前提となる英語力】

①「一般入試」で、MARCHに合格するレベル。
②「センター試験」で8割を取得するレベルで、単語、文法の基礎力が備わっている。
③半年以上「オンライン英会話」で1日25分、アウトプットの習慣がある。


【私がTOEIC 920点を取るためにした勉強】

①理解:
「世界一わかりやすいTOEICテストの授業 Part 1~7」
を、通読し、TOEICについて、形式、時間配分、レベルを把握する。

②単語:
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
を、何度も周回し、TOEICに特有の単語を暗記する。

③文法:
「TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問」
を、何度も周回し、文法問題の傾向を把握する。

④模試:
「TOEIC L&R TEST 精選模試」
を、毎日、本番と同じ時間、同じ環境で"模試"を解き続ける。


【勉強時間】

1日 8時間以上
(実際は「1日 8時間以上」のように明確な勉強時間の設定はせずに、食事、風呂、睡眠以外は、"時間の許す限り"勉強するという姿勢)


【参考】

Atsueigo

順番に見て行きましょう。

【実践:TOEIC 920点を取るためのロードマップ】


【重要:前提となる英語力】

前提となる英語力:私が920点を取った時の英語力です。
「今まで英語を本当に勉強しなかった」「英語の勉強から逃げ続けた」ような人にとって、この「前提となる英語力」は残酷な事実かとは思いますが、「基礎力」の養成は絶対に必要です。
この「基礎力」の養成を避けて「TOEIC 900点以上」を取ることは100%不可能です。

①「一般入試」で、MARCHに合格するレベル。
→「指定校推薦」「内部進学」「スポーツ推薦」「総合型選抜(=AO入試)」では無理です。

②「センター試験」で、8割を取得する。
→「基礎力」=「センター試験」で、160点(80%)が目安です。

③半年以上「オンライン英会話」で、1日25分アウトプットする習慣がある。
→「input」だけでなく「output」も必要です。


【私がTOEIC 920点を取るためにした勉強】

  ここでは、私が使用した具体的な参考書と、その勉強方法について書きます。

①理解:
「世界一わかりやすいTOEICテストの授業 Part 1~7」
を、通読し、TOEICについて、形式、時間配分、レベルを把握する。

→ 関先生の参考書は受験時代にも使っていて、自分の肌に合う参考書だったので、導入として取り組みました。

 TOEICについて「受験と何が違うか」「どういう単語、文法が出るか」「どういう傾向があるか」「時間配分はどうすべきか」を、効率良く学べます。というか、学ぶ必要があります。ただし「TOEICについて既に熟知している」という人は、このステップを飛ばしても良いと思います。


②単語:
「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」
を、何度も周回し、TOEICに特有の単語を暗記する。

「受験の英語」と「TOEICの英語」は、若干違います。体感的には、「TOEICの英語」の方が「知らない単語が多いので難しい」と思います。

 TOEICはビジネスで使う英語が頻出するので、舐めて掛かると、かつての私のように爆死します。爆死しないために大事なことは「TOEICは難しい試験だから、謙虚に、舐め腐らず、全力で取り組む」と心に留めることです。


③文法:
「TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問」
を、何度も周回し、文法問題の傾向を把握する。

→ Readingで厄介なのが、最初に解くGrammar(文法)です。「TOEIC L&R TEST 文法問題 でる1000問」を、何度も周回したら、毎回の模擬試験で納得の行く点数が取れるようになります。

 「何度もってどういうこと?」「何回くらい周回したら良いの?」という疑問に対して、私ならば「3回」と回答します。「1回目」「2回目」「3回目」ごとに、間違った問題にチェックを記入して「3回」周回したら、次に同じ問題に遭遇した時に、また間違うことはまずないです。


④模試:
「TOEIC L&R TEST 精選模試」
を、毎日、本番と同じ時間、同じ環境で"模試"を解く。

ここが正念場です。最も重要な段階です。模擬試験を、毎日、本番と同じ時間、同じ環境で"模試"を解きましょう。

 問題を解くのに2時間、復習に倍以上の時間を掛けましょう。

 勉強というのは「かつて間違った箇所を、次に見た時に、正解して得点する」というゲームなので、復習に重点を置くのは基本です。復習は本当に大切です。このことをしっかりと胸に刻めば、徐々に正答率が高くなります。


【勉強時間】

1日 8時間以上
(実際は「1日 8時間以上」のように明確な勉強時間の設定はせず、食事、風呂、睡眠以外は、"時間の許す限り"勉強するという姿勢)

→「1日何時間勉強したら良いか?」に対する回答は「時間と、気力の許す限り」となります。

コツは
①「自分に厳し過ぎないこと(Netflixでアニメを観る、ゲームをする)」
②「時間の制限を設けないこと」

です。私は、張り詰めても良い結果は出ないなと思っていたので、リラックスして「まだ試験まで時間があるな」「今日は楽しみにしてたアニメを観よう」「今日はもう頭が回らないので、しっかりと寝よう」と臨機応変に対応していました。


【参考】

Atsueigo
→ 尊敬して止まない、英語教育系 YouTuber 「Atsu」さんです。チャンネル名は「Atsueigo」で、知ってる人も多いとは思いますが、正直、有名になって欲しくないです。「努力の天才」です。もう私は本当に、 Atsu さんになりたいと思ってます(変態か?)。

 YouTubeで、「Atsu TOEIC」と検索すると、この記事で私が書いたことよりも、より具体的で、より再現性が高い勉強方法が動画で分かりやすく説明されています。オススメです。


【TOEICについて】


【巷の疑問にズバッと回答する】

①「TOEICって就活に必要なの?」

必要です。

 「TOEICは就活に必要ない!」という発言を、冷静に分析しましょう。この発言をする人には、2パターンあります。

パターン1
①「優秀な人」
 早慶以上の学生だったり、何か他の分野で優秀な成績を収めた人が、この類の「就活に資格は必要ない」発言をします。私を含めた「凡人」は、資格を使って、「努力をした」形跡を残してアピールをするべきだと思います。

パターン2
②「自分のTOEICの点数が低いから、ちっぽけなプライドを守るために自己防衛しようとする人」
 こいつらはどうでも良いので説明しません。

 「TOEIC 0点」「TOEIC 900点」。ないより、ある方が良いです。TOEICの高得点がある方が良いというのは当然で「有利になることはあっても、不利になることはない」というのは、疑う余地がないと思います。

 TOEICは知名度が抜群で、高得点なら事務処理能力の担保になります。早慶の学生にも負けず劣らず、地頭があるという証明になります。「MARCH TOEIC 900点」というカードは早慶、東京一工と戦う切符になります。


②「TOEICで高得点を取って、就活を有利にしたい!」

有利になることはあっても、不利になることはない。

 「この人は、TOEIC 900点か。努力をする人なのだろう。」となることはあっても「この人は、TOEIC 900点か。低いな。不採用!」のようなことは、まず起こるものではないです。


③「TOEICが高くても話せないって本当?」

→ 話せない割合は高い。

 逆に言うと、「英語が話せなくても、TOEICの高得点は有り得る」ということです。

 私のように「オンライン英会話」をしろとは言わないですが、本当に、本気で、「TOEIC 900点以上を取りたい!」と思っているなら「オンライン英会話」を「今日から」やるべきです。

 「TOEIC 900点以上」が必要ないなら、しなくて良いと思います。

 実は私は「オンライン英会話」を通してスピーキングを継続して養っていました。なので「TOEIC 920点」を取得した時点で、既に十分に話せていました。十分とは言っても、もちろん、まだまだ未熟でしたが「自分の思ったことを英語で瞬時に組み立てる」という基本は備わっていました。


【周りの意見は無視しろ】

 以上、「私が「TOEIC 920点」を取るためにした勉強の話」でした。

 周囲の人間が抱いているような「資格なんか意味ない」といった否定的な意見は全て「ゴミ」です。否定的な意見を言う人は、その能力がありません。

全部、無視しましょう。

 「ゴミ」の匂いを嗅いで、自分が嫌な気持ちになるのって、馬鹿らしくないですか?


 「TOEIC」は「価値のある資格」です。


 勉強って意外と楽しいものです。学校で無理矢理やらされるのは嫌ですが、自分で目標を持って、情熱を持ってやる勉強って、マジで楽しいです。人生が充実します。何事も怠惰にやるより、本気でやった方が絶対に楽しいです。人生は死ぬまで勉強なのだと思います。人生は本気で取り組む方が楽しいと思います。


 長い文章を見て下さりありがとうございました。私は、頑張る読者を応援しています!


 記事に共感して下さったのなら誰でも、noteやTwitterにて、コメントを待っています。では、またコツコツと更新します。




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