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【界ポロト・雰囲気】片手間で撮った写真すら圧倒的

2023年10月、北海道にある星野リゾート界ポロトへ宿泊したので、記録する。


積極的にダラダラし、合間に適当な写真を撮る

これまでで累計6施設ほど星野リゾート界シリーズへ宿泊したがどの施設でも期待を裏切られたことはない。
ここで載せる写真は厳選されている。宿に着くと高い宿泊料を1秒たりとも無駄にしないため、施設を楽しみ、お酒を嗜み、積極的にダラダラすることに全力を尽くしている。よって写真は片手間だ。
星野リゾートのすごいところは、そんな数少なく、最低レベルの写真を使っても、どうしても圧倒的スケールになってしまうところである。

懐の深い温泉

夜の帳が下り、旅人達はみな風呂場へと向かう。宿泊棟から一度外に出ると、ひときわ目立つ建物がある。△の湯と〇の湯だ。細長くそびえ立ち、サイロを彷彿させる。白い光の筋が上下に伸びている。これは寒いから外に出るのをためらった撮影者が窓ガラスを通して撮影したためだ。それでもこの特徴的な建物のおかげで、映える写真が撮影できる。懐の深い温泉である。

暖炉に込められた想い

続いて、館内でとてつもなく存在感を放つのが、暖炉だ。

両側には反射した青空が写り込んでおり、撮影者の技量の低さがうかがえる。そんな最低ラインの写真を持ってしても、この暖炉の奥深さをかき消すことはできない。煙突は八角形断面を保ったまま、徐々に器用に細くなっていく。さらに暖炉を囲うソファーも八角形的に配置されている。統一された幾何学的構造で、生活感のない素敵な空間の演出だ。幾重にも重ねられた銅板に、職人達の熱き思いも重ねられている(ことだろう)。

全てが白樺と化す

次は館内至る所に使われていた白樺だ。

白樺のおかげで、モダンでありながら温かみを感じる雰囲気となっている。写真はロビー付近にあったものだ。何本もの白樺を高密度で配置しており、集団芸としての完成度の高さに胸が躍る。所狭しと並べられた白樺の狭い隙間から、雄大な北の大地をのぞむ。

部屋の窓の外を這う配管も白樺に擬態してある。もはや身の回りの白い長い物全てを疑うようになる。これが界ポロトの白樺戦略だ。

特別会席


そして、これが特別会席の中で最も美味しかった蟹入りの醍醐鍋だ。ここにブイヤベーススープを流し込み、煮込む。

今日もまたどこかで過酷な毛蟹漁が行われているかもしれない。その事実に感謝して一滴残らず味わう所存である。〆はチーズ入れてリゾット風にする。チーズとブイヤベーススープの相性が良いことは言わずもがなであり、スープもご飯もすぐに完食となった。

まとめ

以上、技量の低い写真でも圧倒的なスケールに見えてしまう、北海道界ポロトについてでした。以下のブログではもう少し真面目に、解説していますので、ご覧頂けますと幸いです。


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