アヤちゃんの新刊に、苦しくなって、嫉妬して、でも嬉しかった。
覚悟がいる本だと思って、いつ買って読もうかとタイミングを伺っていた。
アヤちゃんの本はこれが6冊目で、最初に読んだ「尼のような子」は僕にとってバイブルみたいな本になっている。
同い年の同じセクシャリティの男の子が、自分とそう遠くない場所に住んでいて、苦しんでいて、自分の好きなモノには思いっきりときめいて、その対象がヒトとなると笑っちゃうくらい不器用で破滅的で。今読み返すと、誰も死なないダンサー・イン・ザ・ダークみたいだなあと思った。映画でのビョークの歌声はこの本ではアヤち