樺沢孝彦

映像フリーランス。クリエーターって名乗るのはむず痒いのでフリーランス。猫二匹と暮らして…

樺沢孝彦

映像フリーランス。クリエーターって名乗るのはむず痒いのでフリーランス。猫二匹と暮らしています。

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母がいないことになった日

大阪に住んでいた3年前、2018年。出張で新潟からやって来た父と中之島のフェスティバルタワーの地下で夕飯を食べていた時に初めて、 「おっ母(かあ)が、宗教ハマってさ。〇〇〇(教団名)って知ってるか?」 と、母と宗教の関係を聞かされた。 一瞬身構えたものの、聞いたことのない教団名でいまいちピンとは来ず。 ただ父は、自身が働く福祉施設のスタッフや利用者の保護者から、そこの教団からの勧誘やそれに伴うトラブルの相談を度々受けていたらしく、「よりによってなんで〇〇〇(教団名)なん

    • アヤちゃんの新刊に、苦しくなって、嫉妬して、でも嬉しかった。

      覚悟がいる本だと思って、いつ買って読もうかとタイミングを伺っていた。 アヤちゃんの本はこれが6冊目で、最初に読んだ「尼のような子」は僕にとってバイブルみたいな本になっている。 同い年の同じセクシャリティの男の子が、自分とそう遠くない場所に住んでいて、苦しんでいて、自分の好きなモノには思いっきりときめいて、その対象がヒトとなると笑っちゃうくらい不器用で破滅的で。今読み返すと、誰も死なないダンサー・イン・ザ・ダークみたいだなあと思った。映画でのビョークの歌声はこの本ではアヤち

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