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「生き方」のコンパス Vol.116

信頼の「貯金」。


みなさん、こんにちは!
ペーパーカウンセラーよしゆきです。

まず最初に。
きしゃこく先生に私の記事を紹介いただきました。

誰の心にも「ちょっとブラックな自分」が潜んでいます。そういったものに向き合うヒントになると嬉しいです。

きしゃこく先生、ありがとうございました!

では本題に入ります。
今回は、信頼の「貯金」についてのお話となります。

私たちは、ついつい誰かに対して「あの人はこうすればいいのに」ということを思ったりしてしまいがちです。
または直接相手にそのことを言ってしまうこともあるでしょう。

確かに、もっと相手にとっていい方向に向かってほしい、もっと成長してほしいという姿勢は素晴らしいものがあります。

しかし、相手が素直に受け止めてくれることもありますが、大半は「ありがた迷惑」だったり、「余計なお世話」と感じているのではないでしょうか。

相手のことを思っての言動なのに、相手を不愉快にさせてしまう・・・。
ありがちなお話だと思います。
どうにかならないのでしょうか?

あのね、そもそも「相手のことを思って」ということを見直した方がいいのかもしれないよね。

人の個性は十人十色。あなたの価値観と相手の価値観は違うことも多いの。
たとえ客観的に見て「こうすればいいのに」と、万人がそう思える事であったとしても、当の本人は「できない理由」「そうしたくない訳」があったりするのかな。

まずはね。相手がそうしてしまう理由を探り、理解することが先なのかもしれないよね。

理解するってね。同意することとは違うの。
「あぁ、あなたはそんな理由があるから、こういった言動になっているんだね。私はそうしないんだけど」っていうような感じになるのかな。

相手を良くしてあげようという思いよりも、相手の心に寄り添ってあげることの方が大切なのかもしれないよね。

それからね。私たちは人の短所にはすぐに目が行くんだけど、自分自身の短所は見たくなかったりするよね。

「人の振り見て我が振り直せ」ってあるよね。
まずは相手じゃなくて、自分なの。
相手の短所を自分が持ち合わせていないか?
それを持っていたら改める方にエネルギーを注いでみるの。

なぜこんなことを伝えるのかって言うとね。
あなたが「この人の言うことならきける」って信頼を寄せていたり、尊敬できる人を思い浮かべてほしいの。

その人が持っている人間的な魅力って何なのかな?
誠実、素直、人を思いやる気持ち、状況に応じた適応力、実行力、等々あると思うの。

それをあなたは持っているかな?
持っていない状態で誰かに「こうしなさい」「ああしなさい」って言ったって、相手は聴く耳を持たないかもしれないよね。

相手がね。
「あなたの言うことなら聴けます」って思うものって何なのかな?

それはね。
「信頼」というのも大切なものの一つじゃないのかな。

この信頼をね。どんどん「貯金」していくの。
そうすると、あなたの魅力もどんどん高くなっていくの。

世界的名著である「7つの習慣」でも「信頼口座」っていう内容で説明されているよね。
銀行の口座と同じような考え方なんだけど、残高はお金ではなく信頼というもの。

残高の少ない人は、自分自身が嫌な思いをすることが多いの。
残高の多い人は、その逆のことが起きたりするの。

あなたの信頼口座にも、たくさんの残高が積み上げられていくと、いいよね。

今回は、信頼の「貯金」についてのお話でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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