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声を聞いて

私が初めて大好きになったお笑い芸人さん、ウーマンラッシュアワーの村本さん。もちろんパラちゃんも好き

先日、村本さんのスタンダップコメディに行ってきて、素敵な夜過ごさせてもらいました。最高だった。一瞬で抱かれたくらい心が満たされたし、帰り道の夜の風がすごく心地よかった。目に映るもの全てが、ちょっと好きになれた。

村本さんの好きなところは言いきれない、大阪の番組のロケで早朝から漁行ってる時代から知ってるのでそこからさかのぼると論文でも書けてしまう、、。

私は、村本さんの声の粒の重たさ が好き。

漫才も、コメディも、村本さんはいつも誰かに寄り添ってくれる。その姿勢が私は本当に大好き。桜を見る会や原発問題、沖縄の基地の問題。社会的弱者の言いたいけれど届かないこと・社会が忘れられてしまいそうなことをエンターテイメントとして届け続けてくれる。すごく面白い。

福井県の原発のある地域にルーツがある村本さんだからこそできるエンターテイメント。生で聞いたら本当にすごい。テレビじゃもったいない。声を、村本さんの声を、
村本さんの目を見て、心空っぽにしてわははって笑えたらすっごく幸せになれる、、


誰かに寄り添える強い芯と、いつも自分のエンターテイメントを届けたいポリシーがあるからきっと今までもこれからも進化し続けられるんだろうし、これからもっと自分に素直でいられるんだろうなと思います。すごくかっこいい

今回おっしゃっていたメディアのニュースの取り上げのこと。つらいニュースをたくさん流して、間にパンダをちょっと流す。人はマイナスなトピックに飛びつくしゴシップが大好き。メディアは社会心理を操作できるし、すぐ批判したがる。コメンテーターは批判してなんぼ。何かしらを取り上げることでみんなで嫌う明らかなターゲットに誰かがならなくちゃいけないんだって

物事は、自分の目で見て、自分の声で伝えていかなくちゃいけないんだ。受け身になってばっかりじゃだめだ。

スタンダップコメディは話術というか、エンターテイナーの人間性そのものに引き込まれる。James Cordenさん本当に面白い。英語の勉強もっと頑張ります
チャップリンの映画を見漁ったとき、風刺エンターテインメントの面白さに気がついた。

安全のぬるま湯と、タブーの境目の上で踊ってる。そのスリルがたまらなく面白い。言ったら傷つくかな、とか考える猶予も与えないくらいスリルがあってその中にある爽快感がくせになる

風刺は、そのものを全否定しているわけではなくて、受け入れて咀嚼した上でその中から笑いを見出して生み出しているから勘違いされがちだけど私は風刺に愛を感じる。少し小ばかにしている部分もあるけど、そこも面白い。それってだいたい社会的に強い人たちを題材にしているから。

おかげで大学で地域の社会問題の研究しようって思えたし、進路も地元の問題に取り組めるお仕事につけそうです。私が面白かったらコメディエンヌになってたのに!!全部、村本さんのおかげ。村本さんが、自身にルーツのある原発問題のことを発信し続けている姿を見て、「私には関係ない」って線引きしたらだめな問題が私の地元にもあるって気づくことができた。だから大学も進路選択も、しんどいけど夢が叶いそうな方向に舵切れたし実現に向けて努力し続けられた。

環境を変えながら、自分が必要とされている・高めてくれる場所を見つけ続けて、挑戦し続けられる人って本当にかっこいい。テレビの放送コードとか、物怖じせずにマイクとパラちゃんを盾に突き進む村本さんはすごくかっこいい。私は自分の伝えたいことを流されずに、まっすぐ表現できる村本さんが、ウーマンラッシュアワーさんが大好きだし、これからも大好き。

今夜もありがとうございました。
ご自愛ください

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