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作家が感じる喜びと挑戦

ハンドメイドマルシェ出店で感じたこと


主催者に左右されやすい


以前はマルシェを中心に出店していたのですが、主催の集客力に影響を受けやすく、動員数があれば売れるけど、少なければ売れなくてイベント中にヒヤヒヤする場面が何度かありました。販売金額からの手数料という形でなく、出店料一律〇〇円というイベントですと、利益率はその金額に大きく左右されてしまいます。

出店料が重くのしかかる


主催者側からすれば、開催すれば出店料は入金されるわけで、動員数の保障などは当然ありません。一生懸命告知されているマルシェもありますし、そうでないマルシェもありました。

マルシェはみんなで手作りするもの


初開催のマルシェなのに大手マルシェ以上の金額、インスタのフォロワーも作家のほうが多い、当然集客力も全くない、なんてこともありました。マルシェは主催者、出店者、お客様、みんなで盛り上げていくものだと思うんですが、考え方は人それぞれだなと感じます。

集客力のあるマルシェとの違い


開催さえすれば、販売場所さえ提供すれば、責務は果たしていると思っている人もいます。そういうマルシェは当日の呼び込みにはかなり力を入れてやってくれていました。でも、集客力があるマルシェは事前にやってます。ハンドメイド作家を本業にしている人、仕事にしていきたいと制作に励んでいる人、そういう人が続けていけなくなるのは悲しいです。

出店してよかったこと


ただ出店すれば作品に興味を持ってくださり、後日注文が入ったり、次回の出店予定を調べて足を運んでくださる方もおりました。
それとマルシェに出店すると素敵な出店者さんに出会えます。
クリエイター同士で情報交換もできます。同じ目線でお話ができる相手は少ないですし、いろんなことを聞かせてもらえる貴重な場所です。

病気が人生を考え直すきっかけになることもある

出店者さんで変な人にはあったことはあまりないですし、トラブルも聞いたことはないです。
エステ系、占い系などの業種の違う方もおりますし、全員とお話したことがあるわけではないのですが、穏やかな方が多い印象です。お話を伺うと以前ご病気を患った方もなんとなく多いような気がします。もの作りはそういうこともきっかけになるような気がします。

展示会の開催へ


メリットは感じながらもマルシェ出店には応募を躊躇するようになりました。
でも、オフラインの活動がしたいという気持ちがあり、ギャラリーを借りて展示会をすることに決めました。

作品を制作するうえで重点を置いていること


考える時間

作品を制作するうえでデザインや仕様について考える時間はかなり大きな比率を占めており、制作をしていない時間は休んでいるとか自由にしてるかというとそうではありません。作家という活動は複合的な作業の集合体のようなものだと感じています。

配色の手助け


表生地を裏生地を決めるときに参考にしているのが配色のサイトです。表生地の色に合う配色をその配色表から探して、柄の雰囲気を考慮しながら選定していきます。

分析作業

私は布小物を制作していますが、トレンドなどは毎日のようにチェックしたり、売れている商品の傾向の分析も重要な作業だと考えています。

次回は具体的な制作過程について自分が整理する意味も込めて、触れていきたいと思います。


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