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紙の本も捨てがたい

2年前まで、紙の本を2冊ずつ購入していた。
読む用と保管用である。

生前整理がてらかなりの数の本を減らし、電子書籍デビューをした。それでも本屋に行くと、ついつい紙の本を購入してしまいそうになる。

本好きと書くと、知識放屁なところから
袋叩きに遭いそうだから大人しくしておく。

悪く言えば一貫性がない
当たり障りなく言えば浅く広く

例えば重松清の「疾走」が好きでも
重松清の作品全てを読むわけではない


切ないことに読まない本は無駄なコレクションと仮定され、かつて本棚があった空間は今や猫様のお休み処になっているのであった。


人生そんなもんだよ


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