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2022年 12月レッスン②新しい弓と松脂

今年最後のレッスンです。

…されど松脂
その前に松脂のことを。

以下の記事で書いたように、弓を購入して新しい松脂も試しました。

松脂ですが、結果から先に言いますと、ベスポークのサプルを買って使い始めました。

特徴はネットでメーカーが説明している通り。
楽器店等の説明も概ねその通りだと思います。

ただ、最初に塗った日は、毛に馴染まなかったせいか、それまでのクリスプの明るさから一気に音量は下がるわ、音は籠るわ。

「これは失敗したのかなぁ、少なくともこの楽器には合わないや」

と、がっかりして、いつも使っている割と引っかかりのいい松脂を上から塗って練習したのでした。

が、しかし、翌日もう一度塗って弾いたら、あ〜ら不思議、音量は出るわ、滑らかだわ、引っかかりも自然だわ…。

「えーっ!? 昨日とのこの極端な違いはいったいナニ??」

塗り方が悪かったのか、1日経って馴染んだのか。

クリスプとミックスという方もいらっしゃると思うのですが、私は経済的にもこれでしばらくは充分です。

先生も音を気に入ってくれたし。

そうそう、松脂変えるきっかけは、先生にお願いして私の楽器と弓で曲を演奏してもらったときに、
「滑るけど、今日松脂塗りましたか?」と訊かれ、
「塗ったんですけどねぇ…」。
「じゃあ私の松脂塗っていいですか?」
「もちろんです。」

先生の松脂というのは、先生がご自分の楽器の調整をしてもらっている工房オリジナルの松脂で、とても値段が高いと聞いていたので、興味津々。

ああ、いい音してる。
自分のあの楽器なのに。
弾き手が違うとこうも違うのね。
松脂も含めて。

先生曰く、
「私が買った時はそんなでもなかったんだけど、噂では今は3万円って聞いて、私もさすがに躊躇してて、これを大事に使うことにしてます。」

その松脂が私の弓に残っていて、"これは高いだけのことはありますね"、という感触をしばらく楽しませていただきました。

でも、上を見たらキリがない。

品切れだった大手外資通販サイトでサプルが「比較的」安く出品されたのを見つけ、在庫1 と書いてあったのでポチったのでした。

いつも思うんですけど、在庫1なのに、私が買った直後に在庫3に変わるのはなんなんですかね…。

レッスン
レッスンは全体にあまり進展なく終わりました。

強いて言えば、ドッツァウアー26番のアルペジオの移弦の際の肘の使い方がスムーズになったので、これに指の上げ下げを組み合わせられるように、譜割りを譜面下の1番最初の八分音符のパターンで練習することになったこと。

まぁこれは本来なら最初の28番のレッスンの際にクリアしておくべき課題だったので、進展と言えるかどうか微妙です。

あとは、基礎的なことが自分の思う以上に身に付いていない点、特にボウイングについてご指摘いただきました。

「でもこれは皆んなそうだから」

という先生の励ましのお言葉を信じつつ、大人になってから新しいことを習得する難しさも感じる今日この頃…

いや!
Never Too Lateです👊

ひれ伏すのみの御方で比較の対象にもなりませんが、堤剛先生は御年80歳でバリバリの第一線で…。
と書いた時点で、やっぱり虚しいな😅

しかし、自分の漠然とした目標に向かって気合いを入れて一歩ずつ進むのみです。

当面の目標は、来年夏頃に、と先生が仰っていた発表会までには、
「はい。私は中級者です」
と胸を張って言える演奏をできるようにすること。
それに決めました。

♪♪♪

ヘッダーの画像
何の画像かというと、iPhoneでステレオ録音できるアプリを発見したのでそのご紹介です。
(アプリ関係者ではありません)

もしかしたら、「えっ?今頃?」って話かもしれませんが、録音といえばモノラルのボイスレコーダー、ステレオにするなら動画撮影するか、外部マイクを買ってそれ用のアプリを入れないと、と思い込んでいた私。

つい最近、これを見つけ、先生に話したら、
「えっ、すごーい」
と先生もご存知なかった様子。

レッスンの録音も段違いによくなりました。

ファイルはwavとm4aが選べますが、さすがにwavで1時間も録音したら、容量食い過ぎるので、レッスンはm4aで。
十分な音質です。

アプリの名前は…ええっと…
「ステレオ録音」で検索すると幾つも出てくるうちの一つです😅

他にも同様のアプリがありましたが、他は試してないので比較できません。

ただこれはなかなか使いやすいので、楽器練習をなさる方にはいい情報かなと思いまして。

さて今日はこの辺で。

気圧の変化が激しい最近は体調が悪くて難儀してます…。

皆さまも年末年始に向けてご自愛ください。

ではまた。

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