#noteクリエイターファイル ビジネスモデル図解・チャーリーさん

noteで活躍するクリエイターを紹介する「#noteクリエイターファイル」。

今回は、#ビジネスモデル図解シリーズが話題のチャーリーさんに話を聞きました。

1本のnoteから広がった世界

2017年11月7日、チャーリーさんがnoteにはじめてテキストを投稿(2014年のnoteリリース時にアイコンのみ投稿)した「2017年後半に感動したビジネスモデルまとめ10個」は、11月の投稿でありながら、noteで読まれた記事年間トップ10入りするほどの人気ぶり!

チャーリーさんいわく、noteに公開した図解記事は、「note 860,000 view、News Picks 15,000 picks、出版依頼6社、WEBなどの連載依頼3社」と、大きな反響があったそう。

「それまで個人でブログをほとんど書いたこともなかったので、思った以上に反響があって自分でも驚きました。9月くらいからTwitterやFacebookで図解単体の投稿はしていたのですが、11月にnoteに10本まとめて投稿したことで、そのニーズが明らかになりました。noteに投稿した翌日に出版社から書籍化の依頼がきて、実際に動き出しています。ほかにも経営者の方に呼ばれたり、仕事の相談をされたり、Twitterのトレンドになったり、noteで書いた1本の記事の影響力がすごいです」

今年9月には、#ビジネスモデル図解シリーズの書籍が出版される予定で、そこに向けて100社を目指し、1日1個のペースでビジネスモデルを図解しているというチャーリーさん。でも、その仕事はひとりでやっているわけではありません。チャーリーさんは書籍化をきっかけに、2017年12月、チームで図解をする「#ビジネスモデル図解制作委員会」を立ち上げたのです。

「出版にあたって、編集者との打ち合わせで100個図解することが決まったんですが、1日1個図解しても3ヶ月はかかる。ひとりでやるのは心が折れると思ったので、説明会を開いてメンバーを募集して、制作委員会をつくりました。広告代理店からNPO、証券会社、不動産まで、メンバーの業種も役職も多岐にわたるので、色んな視点が入って、結果的に図解のバリエーションも豊かになりました」

# ビジネスモデル図解制作委員会は、有志で集まったメンバー40名体制で5つのチームをつくり、2週間に1回3時間の会議を開き、スラック等でやりとりをしながら、チームで図解をしていく組織。コミュニティのメンバーは、図解まで参加するコアなチームメンバーのほかに、会議のみ参加するオブザーバー、Facebookグループのみ参加するパートナーを含めれば100人を超えるとか!

さらに驚くのは、2018年6月現在までに完成した75個の#ビジネスモデル図解のうち、チャーリーさんが制作したのは、はじめにnoteに投稿した10本+αのみ! チャーリーさんは今、自ら図解はせず、メンバーが制作した図解のレビューをするだけ。

「図解ツールキットを配って、みんなで図解をできるようにしたんです。立ち上げは大変でしたが、組織化してよかったですね」

(図のような図解ツールキットを無料配布。誰でもダウンロード可能)

noteに投稿した1本の記事がきっかけで、翌日には出版が決まり、翌月にはコミュニティが生まれ、スピード感を持って#ビジネスモデル図解が出来上がり、世の中にどんどん広がっていく。巷では「チャーリーさんに図解してもらえたら名誉」という声も上がっています。

ネット上で図解ブームが起きている感じもありますが、チャーリーさん自身は図解にこだわりがあるわけではないと言います。

「僕が好きなのは、物事の裏側にある仕組みと構造を解き明かすことで、図解はあくまで手段のひとつ。今は『ビジネス×図解』という組み合わせがマッチしていると思っていますが、目的はビジネスにあります。ビジネスという、当事者性が強いけれど複雑なものを、わかりやすく伝えること。その手段は、映像でもいいし、ボードゲームでもいい」

実際に、#ビジネスモデル図解制作委員会内では、ボードゲーム制作も始まっているとか!

そもそもなぜ、#ビジネスモデル図解を始めたの?

「そろそろという会社は、僕ら創業者がもともとカヤックというクリエイティブの会社にいたこともあり、社会性の強い領域にクリエイティブを持ち込んで課題解決をしたいと思い立ち上げました。でも、いざNPO支援などをしていくと、ビジネスの視点が足りないことに気づいて、その必要性を強く感じました。どれだけ社会的にいいことをしていても、ビジネスができなければ、継続できない。会社の方向性として、ソーシャルとクリエイティブに加えて、ビジネスの領域で一旗上げたい、と考えていたんです」

会社として「ビジネス」に特価したプロジェクトを模索していた頃、友人が書いた記事で知った「Lemonade」というアメリカの保険サービスに感動したチャーリーさんは、衝動的にビジネスモデルを図解。それを皮切りに、自身が感動したビジネスモデルを誰かに伝えたい!という思いから、#ビジネスモデル図解シリーズを手がけるように。

「会社としてもビジネス領域で何かやらなきゃ、という背景はあったのですが、衝動的にビジネスモデルを図解したら面白くて、無我夢中でした。noteで発信をしたおかげで、実際にビジネス系のコンサルティングの依頼が増えて、その効果は仕事に直結しています」

今後noteでも、#ビジネス図解シリーズのまとめを図と紹介文のセットで随時更新されるそうなので、お楽しみに! 

■クリエイタープロフィール
チャーリー(近藤哲朗)/株式会社そろそろ代表取締役。面白法人カヤックに入社後、ディレクターをつとめる。2014年、カヤックで出会ったメンバーと株式会社そろそろを創業、代表をつとめる。
noteアカウント:https://note.mu/tck


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