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定期的な活動報告が、制作のペースを保つ効果も。雑貨作家がnoteで有料コミュニティを運用するわけ

北海道の野鳥「シマエナガ」をモチーフに、イラスト雑貨を制作しているぴよ手帖さん。

ぴよ手帖の中の人を見守る会」は、ぴよ手帖さんが日々の活動を伝えたり、新グッズの相談をしたり、ファンとの交流をする月額制コミュニティです。

ぴよ手帖さんのメンバーシップページ
ぴよ手帖さんが運営する「ぴよ手帖の中の人を見守る会」
3種類のプランが用意され、さまざまな形で応援できるようになっている。

noteのメンバーシップ機能でコミュニティの運営をするぴよ手帖さん。なぜメンバーシップをはじめるに至ったのか、お話をうかがいました。

——ふだんnoteで発信している内容を教えてください。

ぴよ手帖さん(以下、ぴよ手帖):noteでは「ぴよ手帖の中の人を見守る会」を運営し、SNSに投稿する前のアイデア段階のものをチラッとお見せしたり、日々の地味な進捗を報告したり、 新グッズのバリエーションについて相談したりしています。

メンバーシップは特別なイラストやプレゼントがあるわけではなく、濾過 ろか前のそのまんまの姿をお見せして見守っていただく場です。シマエナガ以外にも、興味のあることやハマっていることなどを紹介して、もがいているぴよ手帖の中の人を応援する会、そっと見守る会……のような形で運営していますね。

——noteでメンバーシップをはじめた理由をお聞かせください。

ぴよ手帖:何年も前からずっと、クローズドなコミュニティの場をつくりたいと思っていました。コミュニティというよりも、おつきあいのデザイン。「お客様とのおつきあいのデザイン」です。

これまでSNSでは、一方的にできあがったものを発表することしかしていませんでした。そのため、制作にまつわるさまざまな検討や作業は、ずっと1人で考えて実行し続けていたんです。

ぴよ手帖さんのストアページ
ぴよ手帖さんが販売する「シマエナガ」をモチーフにしたイラスト雑貨

でもこれ、実は公開したほうがいいんじゃないかと思ったのです。「過程をシェアしましょう」とか「できあがりだけ見せるのではなく……」とかよく聞くし、私の実体験としても、過程を公開してきたモノは手応えを感じてきたため、noteでメンバーシップをはじめました。

——メンバーシップを運営する上で、心がけていることがあれば教えてください。

ぴよ手帖:今の所は手探りでやっているので、まだきっちりと方法論があるわけではないのですが……配信が見られるプランは「もっと見守りプラン」以上のメンバーさんなのですが、配信を見られない「見守りプラン」のメンバーさんでも配信の雰囲気をたのしんでいただけるように「報告・ダイジェスト記事」を書くようにしています。

最初は「今日はここまで進みました」と制作後の写真だけを載せていたのですが、最近は動画のスクリーンショットを載せればいいと学びました。

——noteで発信やメンバーシップを運営して起きた変化はありますか?

ぴよ手帖:定期的に配信をするのが習慣になり、そのおかげで少しだけ配信に慣れてきた気がします。また、定期的に制作を進めるのが苦手なのですが(集中して一気につくってしまうタイプなので)配信のおかげでコツコツと少しずつ制作を進めることができています。特に個展などの長期プロジェクトではこれがすごく助かっています。ずっと制作を見守ってくださっているファンの方の、個展への期待も高まっているといいですね。

ぴよ手帖 | シマエナガ雑貨さん
note:https://note.com/piyonotebook/
通販サイト:https://minne.com/@moco-choco
ホームページ:https://home-piyonotebook.com/
X:https://twitter.com/piyonotebook
Instagram:https://www.instagram.com/piyonotebook/


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