ハンドメイドで得た経験を有料noteでシェア。購読や商品購入にもつながったnote活用法とは
「お守りアクセサリー」をコンセプトに、主に一点物の天然石アクセサリーを制作している作家のsarariさん。
sarariさんはnoteで有料記事の販売や、月額制コミュニティの「sarari’s Secret room」を運営しています。
なぜnoteで記事の販売やメンバーシップ機能でコミュニティ運営をはじめたのか、sarariさんにお話をうかがいました。
——ふだんnoteで発信している内容を教えてください。
sarariさん(以下、sarari):noteでは「誰かの選択肢でありたい」という気持ちでブログを書いてきました。ハンドメイド作家としての経験や作家活動を続けていく中で得たノウハウだけでなく、私個人が生きていく中で大切にしている考え方や感じたことなども記事にしております。ハンドメイド作家という肩書きにとらわれず、一人の人間として「こんな人もいる」ということをシェアしていきたいという思いを持って発信をしています。
——noteで記事の販売やメンバーシップをはじめた理由をお聞かせください。
sarari:X(Twitter)で、あるハンドメイド作家さんがnoteで記事を書かれていると知ったことがきっかけで、noteの存在を知りました。
「クリエイティブな活動をされている方が使うブログ」という印象を持ったこととシンプルな編集機能がとても使いやすかったこと、この2点を理由にnoteでの発信をはじめました。
記事の販売をはじめたのはXにスマホでの撮影方法に関する投稿をしたところ、反響が大きかったことがきっかけです。
私にとっては当たり前のことで気にも留めていませんでしたが、反響をいただいたことで「スマホでの撮影方法をシェアしたら誰かの役に立てるかもしれない」と思い立ち、撮影方法を記事にまとめて販売することを決意しました。
——記事の販売やメンバーシップを運営する上で、心がけていることがあれば教えてください。
sarari:「簡単にできて効果があったと感じられること」を記事にするようにしています。特別な道具や技術が必要なことは極力記事にしません。
せっかく「やってみようかな」と思えても最初のハードルが高く感じて諦めてしまい、挑戦の向こうに広がる新しい世界を見られずに終わってしまっては勿体ないと考えているからです。
また、知っていることを出し惜しみせずに記事にすることも心がけています。私が記事を書くときは「誰かの選択肢になりたい」という思いを大切にしているので、出し惜しみせずにお伝えすることで、記事を読んでくださる方の選択肢をふやせることを願っています。
——noteで発信をして起きた変化はありますか?
sarari:「自分の当たり前は誰かにとって当たり前ではない」ということに気が付きました。
自分の当たり前を記事にすることで誰かの役に立てたり、希望になれたり……その結果として新しい出会いが生まれてほかの記事を読んでいただいたり、さらに別の記事をご購読いただけたり、制作したアクセサリーの購入というご縁につながったりもしました。
そのため、自分の「当たり前」を蔑ろにしてはいけない、いまはそんな風に思っています。記事を販売することは、自分の「当たり前」に価値をつけることだとも感じています。
最初は抵抗がありましたが、ご購読いただけるようになり、やってきたこと、学んできたこと、それらを得るために要した時間が尊いものに感じるようになりました。これからもnoteを介して読者様の選択肢となれるよう、発信していきたいと思います。
sarariさん
note:https://note.com/sarari_amulet/
ネットショップ:https://www.creema.jp/c/sarari_amulet
X:https://twitter.com/sarari_amulet
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