前回、書いた「開業医さん」ですが
こちらの方もマッチングアプリで出会いました。

私より5歳ほど年上でお隣の県に在住している方でした。
毎回、1時間ほどかけてお相手の地元まで行ってました！

お出かけ先も素敵なカフェや喫茶店が多くて
食事も美味しいお店をよく知っていらっしゃったので
ゆっくり過ごす時間が多かったです。
ただ、私に何ぞに比べますと格段に頭が良い方でしたので
話す内容が私にはチンプンカンプンでした。

あるとき「光」について説明されていたんですけれども
彼は、カメラの趣味をお持ちだったので
詳しく楽しく説明し・・て・・・・くれて・・・いたはず笑

私は途中で眠ってしまいました。
電車で移動中だったので暖かくて心地よい揺れのせいもあるんです笑

しかし、途中で眠ったのはこの時だけではなく・・・・

彼のお姉さんとお姉さんの娘さんと一緒にミュージカルを
見に行った時にも
眠ってしまいました笑

ミュージカル見たことなくて最初はとても感動して
食い入るように見ていたのですが
心地よい音楽と美声、さらに暗闇でノックアウトでした。

後半は覚えていません笑

周りが明るくなるのに合わせて目が覚めました。
恥ずかしすぎて、急いでよだれを拭いて何食わぬ顔で
座り直しましたが、彼にはバレていたようでした。

肩を震わせて笑っていました笑

何度もデートを重ねて
ある時、彼のお家にお邪魔することがありました。

1人暮らしとは思えない大きなお家でした。
マンションの一階で庭付きとのことでしたが、
掃除もされておらず趣味のカメラやレンズを新しく買った後の
段ボールが部屋に散乱していて郵便物も玄関に山になっていました。

お片付け苦手なんだなぁと・・・完璧じゃないところを知れて
安心したのを覚えています。
一緒にダンボールを畳んで、机の上の書籍やチラシお札や小銭を
片付けていると「なんて良い子なんだ・・・」と感動していました。

今までどんな人と付き合ってたんだよ笑

その後、ふるさと納税でゲットした高級霜降りお肉を
一緒に食べて（私は霜降り苦手なので3口でギブアップしました）
テレビでクイズ番組見て、バンバン正解する彼に
「うわぁ・・・本当に賢いんだねぇ」と言って笑い合ってみたりと
この人と付き合うと、穏やかな毎日を過ごすんだろうなぁと思っていました。

結局は
彼の携帯の中に元奥さんの写真がまだ残っていて
購入した指輪のブランドを説明されたり・・・
離婚成立して奥様が出ていたったのが1か月前ということを知り
さらに、彼のご実家が由緒ある家柄だということをお姉さんから聞かされ
ついでに前々から話が面白くないなということもあり笑

お別れすることになりました。

今思えば、素敵なお店に沢山行ったなぁとは思いますが
その時どんな話をしたかとも覚えていないし楽しかったという記憶もない
条件的には良い人なんだろうなぁと思いながら
一緒にいたので心は動いてなかったんでしょうね。

これが、婚活で辛いところですよね。
希望通りの素敵な人が現れているはずなのに、なぜか自分の心が動かない。
好きじゃない。
好きになれない。
贅沢な悩みではありますが、大切なことですよね。