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「ちはやふる」

先日、2月10日と11日の2日間、48時間限定で、末次由紀先生の漫画「ちはやふる」の単行本47巻分が「マガジンポケット」で無料公開されていました。

これは、2月10日に最新刊48巻が発売されたこと、そして、次の49巻で完結するということが発表されたのを記念しての施策でした。

末次由紀「ちはやふる」が49巻で完結、2日間限定で47巻分を無料公開
https://natalie.mu/comic/news/465100
末次由紀さんnote:https://note.com/yuyu2000_0908/n/n389974103d6f

「ちはやふる」は、講談社の「BE・LOVE」で2008年から現在まで連載中の競技かるた漫画で、2011年にはTVアニメ化、2016年には実写映画化もされています。

単行本の累計発行部数は、2700万部を突破したそうです。

カテゴリーとしては「少女漫画」に分類されますし、絵も少女漫画らしく綺麗なのですが、僕は内容的には「スポ根(スポーツ根性)漫画」だと思っています。

読んでいると、「努力と才能」、「チームの素晴らしさ」、「師匠と弟子」など、少年スポーツ漫画の王道のようなテーマが盛りだくさんに感じます。


努力と才能

このテーマは、僕のnoteで卓球漫画「ピンポン」について書いた記事でも触れました。

「ピンポン」その2
https://note.com/noteppei_mori/n/n229ebfedb086

「ピンポン」の登場人物同様に、「ちはやふる」の登場人物も、みんな血の滲むような努力をしていて、とても魅力的です。

そんな中でも、登場人物たちが自分のライバルたちに対して才能の壁を感じる場面も多々あるのですが、いつも「どうやったら勝てるのか」だけを考えながら、さらに努力と工夫を重ねていく様子には、胸が熱くなります。


チームの素晴らしさ

漫画の中では、競技かるたの個人戦と団体戦の違いについて、たびたび触れられています。

登場人物のセリフで、「かるたの世界を豊かにしているのは、人を増やして、教えて、励まして支える、チームを持っている人たちのほうではないのか?」というようなセリフがあります。

ただ自分が強くなることだけを考えるのではなく、もっと大きな視野を持って、大会の運営の方々など裏方で支えてくれている人たちにもスポットが当たっているところが、読んでいて非常に面白いと感じます。


続きは、また次回に書きます。

つづく

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