神経系からつながりを取り戻すこと
こんにちは。
花です。
みなさんは、ポリヴェーガル理論についてご存じでしょうか。
ポリヴェーガル理論は、精神生理学・行動神経学者のステファン・W・ポージェス博士によって、1994年に提唱された理論です。
ポリヴェーガル理論では、個人は他者とつながることで自律神経系が健やかに機能すると言われています。この自律神経系は、3つの枝に分かれているという概念があります。
よく聞かれる交感神経系と副交感神経系。
ポージェス博士が提唱した三つの神経系は、副交感神経を二分化しています。
・交感神経系
・副交感神経系の中には2つの迷走神経がある。
→背側迷走神経系と、腹側迷走神経系です。
この三つの神経系は、私たちが危機に直面したときに、生き残るために働きます。進化の過程とは逆向きに、腹側迷走神経系、交感神経系、背側迷走神経系の順番で発動します。
腹側迷走神経が健全に機能している時は、他者から非友好的な態度を取られても、社会的交流を心がけることができる。容易に交感神経に切り替わらず、戦うか逃げるかに走らない。豊かな表情を作り、声のトーンを調整して自分の気持ちを伝えられる。相手からの友好の意思表示も受け取れ、人とおだやかにつながり交流できる。
しかしながら、社会にはいろんな人や出来事がある。不条理なこと、無秩序なことも沢山ある。それに自身の経験からきた小さなバイアスから敏感に反応する部分があったりします。
そんなときは、交感神経系が働く。戦うか逃げるかです。危機に直面したとき「戦うか・逃げるか」を選択する。私が40年近く生きてきて思うのは、この腹側迷走神経で解決できなかった場合、大体、逃げた方がいい。怒ったり泣いたり喧嘩しながらでもコミュニケーションを諦めたくない相手とは戦う選択もいいかもしれない。パートナーとかね!本当はハグする。がいいと思いますけどね。
それでも解決できない時、人は凍り付く。背側迷走神経が作動する。背側迷走神経は、消化吸収や睡眠などを司っているが、命の危機に瀕すると、凍りつき反応を引き起こす。凍りつきの状態では、思うように身体が動かなくなり、呼吸や心拍が遅くなり、いわゆる温存モードに入る。
これは、意図的ではなく無意識に神経が作動するので、動けない自分を責めなくてよい。大丈夫。そうやって自分の命を守っているんですから。
この腹側迷走神経は、私たち人間が大切に育んでいけるものです。他者とのつながりを促進する「人とつながるための迷走神経」が健全に機能しているかどうか。その神経系がうまく機能していれば、「安全である」という友好の合図を送り合い、絆を感じることで神経系のレベルで癒される。
→心身の健康も増進
腹側迷走神経がバランスよく働いているときは、背側迷走神経もよく機能している。
全身状態が良好。脳にも十分な血流がいきわたり、明快な思考、的確な状況判断などが行える。こうした自律神経系の働きが乱れると、臓器が調整不全に陥り、思考も乱され感情も荒ぶる。
この理論は、私がNVCクラスをとった時に初めて学んだ内容。また花丘ちぐささんの本でも紹介されていた。
自然な分かち合いが可能なつながりの質を創ること。私が実現したい自分と他者、社会とのつながりの世界です。
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とりとめないまま、ホッとする。
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