とある学校の恥ずかしい罰の話①

20XX年。ここは田舎のR学校。
校則が厳しいことで知られているR学校であるが、宿題忘れには特に厳しく、時代錯誤な恐ろしい罰が課されるのであった。

その罰とは、なんと全裸になりみんなの前に30分間立たされるという何とも恐ろしい罰である。
しかも前を手で隠すことは禁止であり、ルールを破った者はさらに厳しい罰を課せられるという。

男女平等を掲げているこの学校では女子だからといって手加減されることはない。隠すことも許されず強制全裸の刑である。
宿題を忘れた生徒は基本的に先生からの厳しい監視の目に耐えながら罰を受けることになるため、前を手で隠すことなど到底許されない。直立不動で地獄の30分間を耐えなけばならない。

なお、例外的に女子が生理の日の場合のみ罰の延長が許される。
しかし、生理が終わり次第、自ら申告し罰を受けなけれなならないので罰が免除されることはない。

罰が罰のため宿題を忘れる確率はとても低く、1クラスで男子の宿題忘れは年に3回程度。女子に限っては1年に1回忘れる人がいるかいないかという水準である。

ある日の朝、朝礼後いつものように宿題を集める時の話である。
どうやらサトル君は宿題を家に忘れてしまったようで・・・。

祐子先生
「はーい、いつものように宿題を後ろから回収してください!」

サトル
「あの・・・、すみません。宿題を家に忘れてしまいました。」

サトルが席を立ち、震えながら申告をする。

リュウキ「まじかよ、やらかしたな」
カオル「やばーかわいそう!」
リカ「まあ仕方ないねぇ」

祐子先生
「あら、宿題を忘れたのね。宿題を忘れたらどうなるか。覚えているかしら?」

サトル
「はい・・・。全裸・・・です。」

祐子先生
「よくわかっているじゃない。それでは服を脱いでみんなの前で30分間立っていてもらおうかしら。」

サトルは俯きながら教室の前に行き、公開処刑とも取れる罰を受けるため服を脱ぎ始めた。
もちろんクラスの女子も見ている前である。

まずは上半身。オドオドしていても仕方がないのでTシャツをパッと脱ぎ、畳んで床の上に置く。
男子であればプール等で上半身裸になることも多く、ここまではさほど恥ずかしくはない。
問題はここからである。

祐子先生
「もじもじしない!とっとと脱ぐ!強制的に脱がせるわよ!」

なかなかズボンを下ろせずにいたサトルであったが、先生の叱責もあり勇気を持ってズボンとパンツを同時に下げた。

ユイ「やあぁぁぁぁ」
シズカ「きゃああああああああ」
ユウカ「うわぁぁぁぁぁ」

女子の悲鳴が轟く中、一気に下げたズボンとパンツを下半身から抜き取り、畳んで床に置いた。

祐子先生
「では、ここから30分間。そのまま立っていなさい。」

サトルにとって地獄の30分間が始まった。
なお、朝礼後はすぐに1限が開始されるため、サトルは全裸のまま授業を受けることになる。

サトルは黒板が見えなくならないように、教室の左前あたりに場所を移動しそこで授業を受けることになる。
なお、今日の1限は祐子先生が担当する社会である。

祐子先生
「はーい、全裸の子がいるけど授業を始めます。34ページを開いてください!」

授業が始まった。
通常、罰を受ける生徒がいても、気にせずに授業を受けるのがR学校のマナーとされているが、全裸の少年が立たされており、集中できる生徒は皆無である。

ちらちらと見られる目線。目を覆いながら自分の物を凝視する女子生徒。
恥ずかしさのボルテージは既にピークに達している。

祐子先生が板書のために黒板を向いている時、あまりの恥ずかしさと少しの油断のせいか、ピシッと伸ばしていたはずの左手が、少しだけ局部の方にゆらりと移動してしまった。

通常、一瞬局部を隠した程度、先生にバレることもなく、他の生徒にチクられることもないのだが、不運なことにその一瞬を先生は見過ごさなかった。

祐子先生
「こら!何してるの!」

サトル
「あ、えっと、その・・・。」

祐子先生
「今、隠してたわよね?、このクラスの罰のルールを忘れたの?」

サトル
「すみません!恥ずかしいあまり、うっかり隠してしまいました。反省します、もう一度罰を受けさせてください!」

祐子先生
「いいえ、ダメよ。サトル君には追加で罰を受けてもらいます。」

無常にも、追加で罰を受けることになったサトルであった。

サトル
「先生、その・・・。追加の罰って何をするのですか・・・?」

祐子先生
「そうね、じゃあ2種類の罰から選ばせてあげる。」
「1つ目は来週の間、学校に来たらすぐに服を脱ぎ、常に全裸で過ごすこと」
「もう1つは、今から30分間全裸でくすぐりの刑を受けること」
「さ、どっちがいい?」

苦渋の選択である。
来週ずっと全裸など恥ずかしくて耐え切れる訳がない。
しかし、サトルはくすぐりにめっぽう弱く、全裸でくすぐられるなど地獄以外の何者でもない。

祐子先生
「さあ、早く選びなさい?」

サトル
「くすぐりで・・・お願いします。」

祐子先生
「そう、わかったわ。」

祐子先生はそう言うと、廊下に出て、車輪付きの何か大きな物を動かしながら持ってきた。

祐子先生
「くすぐり用の磔台よ。これで手足を拘束してくすぐりに耐えてもらうわ」
「文句ないわよね?」

サトル
「・・・はい」

掠れそうな声でサトルは返事をする。

祐子先生
「では、日直のケイさん、ナナさん。」
「サトル君の弱そうな脇腹や脇の下をくすぐってもらおうかしら。」

ケイ&ナナ
「っえ、私たちですか?」
「はい・・・わかりました・・・。」

十宇状の拘束台に祐子先生が手錠でサトルを縛り付ける。
その間に日直のケイとナナがサトルの前に来る。

祐子先生
「さあ、手加減なしでくすぐってあげてちょうだい。」
「手加減したら貴女達も同じ目に遭いますからね。」

ケイ
「うう・・・ごめんねサトル君。こちょこちょこちょこちょ」

ナナ
「頑張ってね・・・こちょこちょこちょこちょ」

サトル
「ぬっはははっはひゃはははやはああはあははははははははっっははははっひゃはははははははっっっはわむあうはははははは」

サトルの地獄はまだ始まったばかりであった・・・。

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