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社長通信Vol.85 フェーズフリー:災害への備えを日常に組み込む

みんなも感じているかもしれませんが…
1月って短くないですか?(笑)

正月休みに成人の日の三連休、仕事をしている人は挨拶回りに加えて今年は新年会もたくさんあって、気づいたら2月になってたみたいな。

僕もついこないだ書いたと思った社長通信、
もうVol.85を書いてます。

社長通信にようこそ!

こちらは三星グループ代表の岩田真吾が月一で書く「オープン社内報」です。

社員向けに書いていますが、いつか仲間になってくれるかもしれないあなたや、お客様やお取引先、地域の方々など共に新しい価値を創り出す全ての方々に向けて発信しています。

災害への備えを日常に組み込む

2024年は能登半島地震という大災害から始まりました。一週間が経った1月8日、僕はこのような文章をSNSに投稿しました。

今日は成人の日。そんなこととはつゆ知らず、普通の三連休最後の1日として過ごしていた。犬と散歩したり、大きな商業施設をぶらぶらしたり。でも、どこか気分は晴れない。

やっぱり、2024年と共にやってきた大きな災害のことが頭の片隅から離れない。交通網の断絶は、僕らのできることをすごく少なくする。情報網の発達は、「アマチュアの逆効果」を教えてくれるから、なおさらお金の寄付以外に何もできない自分の無力さを感じた。(MITSUBOSHI 1887では毎年2月にチャリティキャンペーンをやっていたので、今年はそれを前倒し、寄付先を能登半島地震の被災地にすることにしました。)

そんな中、これまでの災害から学び、平常時から準備をしてきた友人たちが、プロフェッショナルと一緒に被災者支援に奔走していることを、これまた情報網の発達のおかげで知れた。彼ら彼女らもレスキューが本業ではない。でも、役に立ち方を知っている。

以前から、彼ら彼女らが準備活動をしていることは情報として知ってはいたが、どこか「関係ない」と知らぬふりをしていた。関係ない?そんなはずないだろう。自分はなんて子どもだったんだと気づかされた。

まずは彼ら彼女らへの支援を通じて、被災者支援をする。そして、次の災害時に誰かの役に立てるよう、平常時から準備をする活動に参加しようと思う。友人とメッセージをやり取りしたら、鬱蒼とした気分が少しだけ晴れた。

人は、いくつになっても、成人できる。

三星毛糸は羽島市不破一色連区と防災協定を結んでおり、災害時に近隣住民の方は会社敷地内に避難されます。

「災害時でも平常時でも使えるようにする」という意味のフェーズフリーという言葉もあるように、三星毛糸オフィスはアウトドアグッズを備え、普段お客様に出すペットボトルの水は備蓄水にも使えるようにしていますが、いざその時が来たらスピーディーに動けるか自信はありません。

ちょくちょく交流に活用するテントサウナも2個あるのですが、災害時にどのように活かすも良いのか、わかっていないのもあります。

今年は僕のSNS投稿にも書いた災害時緊急支援プラットフォームという活動に参加すると共に、防災グッズの見直しや地域住民との共同防災訓練なども企画していきたいと思います。

皆さんも協力よろしくお願いします!

コーチングを企業文化にしよう

以前、Vol.83 失敗しよう、失敗しよう!でコーチの重要性について書きましたが、独学ではなかなか理解できないし、身につかないだろうということで、専門家にマネージャー/リーダー向けの社内研修を行ってもらうことにしました。
*紹介してくれたオプティマインド松下社長、メェルシー🐏です!

コーチングはスキル(技術)だけでなく、マインド(心構え)が大切ということで、ロールプレイ(模擬実演)も含めてじっくり丁寧に教えていただきました。

今年実施するマイキャリア面談(昇進や勤務形態について、社員自ら希望を出し、上長と自主的に話し合う場)で、このコーチングマインド&スキルを活かすことができればと思っています。

研修の中で個人的に面白いなと思ったのが「もし自分ではなく⚪︎⚪︎さんだったら、どうですか?」という質問について。

これは「偉い人に忖度しろ」ということではもちろんなくて、アイデアの幅を拡げてもらう為に有効な質問スキルだそうです。

「お客さまだったら、どう感じると思いますか?」
「社長だったら、どう意思決定すると思いますか?」
「現場で作業する人だったら、どう動くと思いますか?」

こんな風に日常業務のいろんな場面でも活用できそうです。コーチングを企業文化にして、一人一人が個性と自主性を活かし、強く速い企業になっていければと思います。

コラム:蛙の子は蛙、羊の子は羊

アフターコロナ初の新年ということで、今年は賀詞交歓会(様々な企業が一堂に会して、新年挨拶を一斉に済ませる懇親会)がたくさん開催されました。

僕は4つ出席したのですが、同じように見えてそれぞれ個性もありました。ただ、時間の制約もあるので来年の出席は半分くらいにしようかな…。

そんな中、一宮商工会議所の新年賀詞交歓会で面白い写真が撮れました。

左から岩田親子、江崎親子、伊藤親子

親子が三組揃ったんです。
誰と誰が親子かは一目瞭然ですねw
歳を重ねると似てくるって言いますし。

一方で、経営スタイルについてはどうでしょうか。
やっぱり似ているのか、それぞれ個性があるのか?

アトツギは先代との関係性なしには語れません。
親の良いところは受け継ぎ、さらに革新していくべく、不断の努力を続けるしかないですね!

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