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クイックリフトに関する質問箱の回答まとめ!①


質問箱に来たクイックリフトの回答をまとめました。

参考にお読みください!


①ボックスクリーンやハングクリーンより床からのクリーンがかなり重量が落ちてしまいます。どのような練習をすればいいですか?

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ボックスまたはハングクリーンは床引きよりやりやすいので重量に差が出ることは心配ありません。
重量の差をなくしたいと言うことであればデットリフトをやってください。
膝を越えたときにボックスorハングクリーンと同じ姿勢になるように引く練習をしてください。
《追記》
ボックスやハングクリーンと床引きで差が出るということはファーストプルからセカンドプルへのつなぎが上手くいっていないことが予想されます。
膝上のフォームが上手くなってきたらボックスの高さを下げてみたりして膝下からつなぐ練習も取り入れてみてください!


②回復を早める為にやっていることはありますか?

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とにかく寝るようにしています。
ご飯食べてたくさん寝ます。
・ストレッチ
・マッサージ
・湯船に浸かる
などをした後に寝ます。
寝ることが回復には一番効率がいいと思います。


③パワー向上を目的にハングスナッチを始めました。パワー向上のためクイックリフトをするのは何rep×何setがおすすめですか?

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今どの程度までできているのかわからいので具体的に答えられないのですが、フォームを安定してできるという前提で話します。
スナッチ始めたばかりの選手へは
ベスト重量の70〜75%を5rep×3セットを目安にやっています。
フォームが崩れたら重量をすぐに下げます。
無理は禁物です。
まずはフォームの習得が大切になります!


④膝を怪我してしまい、上半身だけでも鍛えようと思うのですが、クイックリフトにオススメの種目はございますか?

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自分が選手の時にはケガをしたときは綱登りなどをしていました。
腕や背筋も鍛えられますが、足を持ち上げたまま登ると腹筋にも効果があるのでおススメです。
ケガが回復してもすぐにはクイックリフトはできないと思うのでまずはケガを治してください。
そしてベーシックなトレーニングから徐々にトレーニングを始めていくとクイックリフトにつながりますので!
《追記》
クイックリフトでは体幹部の筋力や体幹部を安定させることさらに肩や背骨の柔軟性も必要になるのでそのあたりのエクササイズを取り入れることもありだと思います!


⑤キャッチが上手くできません。バーを完全に握ったままキャッチした風にしていますがそれでもいいでしょうか?

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キャッチをしないハイプルの動きでも効果はありますよ!
独学で始めたのなら無理は禁物です。
クリーンのキャッチは無理してしまうと手首を痛めたり第一肋骨の骨折などのケガをする恐れがあります。
できる範囲でやりましょう。
できればクリーンを指導できる人に1度でいいので習ってください。

《追記》
この回答たぶん勘違いして答えてしまったみたいです(泣)
質問者さんはキャッチの時にバーを握らずに手を開いて指に乗せるのが
正しいクリーンだと思っていたのかなと思います。
そのキャッチは柔軟性があまり高くない方の場合に多いと思います。
握ったまま肩に乗せることができ、バーを握ったままで入れるなら
プレスやジャークにつなげられるので握ったままでOKです!


⑥クリーングリップでのスナッチって行いますか?

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高校生のときはやりましたが、今はあまり効果を感じてないのでやっていません。
ケガをしないためにもやらない方がいいと思います。

《追記》
あまり行わないのですが
クリーングリップでやるとバーベルと身体の距離が開くので
力んでいるとうまくできません。
広いグリップでやるよりしなやかさが必要になります。
移動距離がスナッチより長いのでパワーを発揮し続けたいならこちらの方がいいかもしれません。
ただ難易度は高めです。


⑦スナッチグリップでのクリーンはどのような効果があるのでしょうか?

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スナッチ幅でのクリーン考えたこともなかったです。
キャッチしたらめっちゃ苦しそうですね…
あと手首、肘、肩を痛めると思います。
あと肩にバーが乗らないです。
やるメリット感じません。
安全のためにもやらない方がいいです

《追記》
キャッチしずらいのでやめといたほうがいいです。


⑧ウエイトリフタ―のトレーニングプログラムは週単位だとどのような感じですか?

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大学生の頃は2日トレーニングして1日休みのスパンでした。
午前と午後の2部練で、基本的にはスナッチとクリーン&ジャークを70〜85%で5〜10セットほど組んでいました。
その後にバックスクワット、デットリフト、ボックスハイプルなど補強トレーニングをして筋力トレーニングをして終了でしたね。(今はそんなにできません。。。)
現在は試合がないときは週2回スナッチもしくはクリーン&ジャークをやった後にミリタリープレス、バックスクワットとデットリフトをやっています。

《追記》
大学生の時のトレーニングメニューは
午前→ミリタリープレス、フロントスクワット、スナッチデッドリフト
午後→スナッチ、クリーン&ジャーク、バックスクワット、デッドリフト、ボックスハイプルなどをやっていました。


⑨クリーンの手幅で悩んでいます。いい方法ありますか?

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こちらのツイートに動画を貼っています!
クリーンの手幅の目安は
両手を楽にして手の甲を身体の正面に向けます。
その状態で親指の先を太ももに当てましょう。
この幅がクリーン幅の基準です。
もしウエイトリフティング用のバーがある場合は真ん中の線に親指の先バーに対して横向きにを当ててください。
自分は親指1つ分でクリーンをしています。

ちなみに初心者のためのハングクリーン習得プログラムにも書いています!


⑩ハイクリーンの時にバックステップしないコツはありますか?

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つま先に重心がかかりすぎか、膝上からのスピードが遅いなども考えられますね。
まずは自分が指導するときは力の流れを考えるようにしています。
床を押した力をどうすれば上へ伝えられるのかを考えてみてください!
DMで動画送ってもらえたら具体的にアドバイスできますのでよろしければどうぞ。


⑪クリーンがニガテなので、バーベルを下に落とせない環境でできるクリーンに代わるトレーニングを教えてほしいです。

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クリーンに近いエクササイズでいうと、
「膝上からのハイプル」はどうでしょうか。
キャッチをしなくてもいいのでクリーンが苦手でもできますよ。


⑫ストラップはどこのメーカーがオススメですか?

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リストラップはメーカー品を使っていません。
今使っているのは貰い物です。
クリオのリストラップは使い勝手がいいみたいですね。
僕は安く済ませたいから作業ベルトで作ったこともあります笑


⑬スナッチの時にシャフトが自分のカラダから離れます。どうすればいいですか?

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どういう風に体から離れているのかがわからないのでなんとも言えませんが、
バーベルを挙げる“方向”とそこへ持っていくためには“自分の体がどういう動き”をしたらいいのかを考えると改善します。
トレーニングでは重心は踵よりにしてデットリフトの練習したり、膝を越えた後のスピードだったり改善する方法はいくつかあります。
フォームを見ないとなんとも言えないです💦

《追記》
ツイッターで#挙活とハッシュタグをつけるともしかしたらアドバイスがもらえるかも!


⑭ハイプル何キロを何回何セットするのが適切ですか?

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何キロ・何セットは目的とその人の筋力などで変わりますので指定はできません。
挙げ方も見ていないので
その50kgがちゃんとハイプルできているのかがまず知りたいです。


⑮クリーンの時スタートポジションで肩甲骨を内転下制するにはどうしたらいい?

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やり方はいくつかあります。
・みぞおちを引き上げる
・誰かに手で誘導してもらう
・肩甲骨の内転だけ、下制だけの練習をする

それでもできない場合は
肩の柔軟性が低い、肋骨周りの動きが悪いなどの可能性があります。

《追記》
広背筋の柔軟性も関係してきます。


⑯クリーンやスナッチはバーを股関節で弾きますか?

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僕は弾くというイメージではないです。

どちらかというと股関節に乗せて押仕上げる感じです。
バーベルを股関節に引きつけて股関節の伸展+上半身を反ることで勢いがついて
バーを弾いているように見えるのかもしれません。
この感覚を言葉でうまく伝えられません。
ボキャブラリーが少なくてすみません。。。


⑰陸上式クリーンから正しいクリーンに変えたらクリーンベストを簡単に更新して驚きました。

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現役選手の感想は貴重です!
ありがとうございます😊
うまく身体を連動させて大きな力を出すことができたのでしょうね!


⑱スナッチとフルスクワットをしていたらジャンプ力は上がりますか?

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今までトレーニングをしてきたのかどうかによっても変わります。
またやり方によっても効果は変わります。
必ずジャンプ力が上がるとは言い切れませんが、ジャンプ力を上げるトレーニングの種目としては有効です。

正しいフォームができていないと効果が出ないどころか、ケガの原因にもなるので気をつけてください。

《追記》
クイックリフトはジャンプ力を上げる要素の一つでしかありません。
スナッチやスクワットと平行してジャンプの練習もしてください!


⑲スナッチでないと得られないトレーニング効果はある?

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noteの購入ありがとうざいます!
スナッチでなければ得られないというわけではないですが、
・バーベルを頭上に上げるかどうか(オーバーヘッド姿勢でのバランス)
・股関節の伸展がスナッチの方が大きい
・トリプルエクステンション後のキャッチまでの切り返し
などがあります。

ジャンプスクワットはあまり重すぎる重量ではやるべきではないと考えています。
ジャンプスクワットの回数やセット数は目的によって変わりますが、
バックスクワットの1RMの30%程度で5rep×3setをやったりします。

《追記》
ジャンプスクワットは低負荷高速度パワー
スナッチとクリーンは中~高負荷中速度パワー
バックスクワットは高負荷低速度パワー
なので自分にはどのパワーが必要なのかを考え
さらに出来そうなトレーニングを取り入れるといいと思います!


⑳リフティング種目をやる際は素手とストラップどちらがいいと思いますか?

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ストラップを使うメリットとデメリットを上げますのでご自身のスポーツや目的に合わせて使い分けていただければと思います。

メリット
・握力がなくてもクイックリフトができる
・手にマメができにくい
・ハイプルなど繰り返しやるときにやりやすい
・腕の力みが減る

デメリット
・スナッチなどで失敗したときに上手くバーを離さないと肩や肘をケガする可能性がある
・肩甲骨をロックしにくくなる
・クリーンでキャッチがやりにくい
・薄いストラップだと手首に食い込んで痛い
・素手と感覚が変わる

などがあります。

ちなみに私はスナッチの時に使用することが多いです。
理由はやりやすくなって楽だからです。
あとスナッチは素手とストラップの感覚があまり変わらないからです。

《追記》
何かを握ったままパワー発揮する競技は素手で行う方が競技特性と近いので素手の方がいいと思います。(柔道など)



今回は質問箱に来た質問を20個まとめて追記もしてみました!
1000通ほど回答しているのでまだまだ記事にできそうです!

早く記事化しないとどんどん質問が来るので追いつかないかもしれません笑


質問箱はこちら!


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