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身辺雑記17

私が加護ちゃんに親近感を持つのは、煙草で高校を停学になったせいかもしれない。さいわい二度目が見つかってクビになることはなかったのだけれど。YouTubeの加護チャンネルを見ていると、昔TVや何かでよく流れていた流行歌を加護ちゃんが歌っている。カラオケ音源ではなく、ちゃんとバンドが演奏していて、バンド用に編曲もなされている。bonnie pinkのa perfect skyを聞いたときは懐かしくて涙が出そうになった。加護ちゃんの衣装は毎回異なり、それを順番に見るだけでも楽しい。当時のミニモニやらモー娘(句点略)の衣装を動画撮影のためにつくり直したりと、手が込んでいる。そんな彼女も二児の母だそうで、やらかした人間のなかでは優等生だと自己評価していた。加護ちゃんの話を聞き飽きた人のためにここから先は、おかあさんといっしょの話でもしようかと思う。最近のおかいつの人形劇はファンターネと呼ばれ、とても愛らしく、見ているだけで涙が出そうになる。私が子供のころは金目鯛のバケモノみたいな着ぐるみを着た人が出てきて、そのうちのどれかにフリーザの人が声を当てていた。体操のお兄さんお姉さん、歌のお兄さんお姉さんが各一人、計四人おり、体操のお兄さんはときどきブレイクダンスのウィンドミルという技を披露する。床に背中をつけて独楽のようにくるくるまわる技である。歌のコーナーは異様に充実しており、毎月新曲が聞ける。曲はポピュラーなポップスで、歌詞は現代社会にキャッチアップした内容になっている。スズメのサンバやこぶたのチャールストンといった、昔からある童謡もときどき流れる。歯磨きの歌に合わせて未就学児が歯を磨くコーナーも健在だが、歯磨きの歌を歌うのはかの有名なテクノポップユニットperfumeであり、曲も現代的なエイトビートにアレンジされている。最後はみんなで、きんらきらぽんという歌を歌う。この歌はエンディング曲として固定されているらしい。現場からは以上です。

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