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石狩の日差しに

鼻と唇が同じ色になるほど、日焼けしてしまいました。帽子も、日焼け止めもしたのに。

今年で2回目のRSR参加。非常に楽しかったです。

フジにも行ったけど、たらたら感想を書いているとありえないくらい長くなりそうで筆が進まず。楽しかったですよ、そちらも。

東京に戻る機内でコレを書いています。

今年はテントサイトをこさえておりました。ヒュッゲエリアにおりまして、近くで観ずともたくさんの豊かな音が聞こえてきて心地が良かった。大変よかったです。というか今年はテントサイトなかったら多分死んでた。カンカン照り。凄まじい陽射しにやられ、2日とも日中一度ダウンしておりました。

初日はyonawoから。サンボマスターを見るつもりが、テント設営でぶっ倒れるかと思い、そのままテントで休んでおりまして。
yonawoはほとんど曲知らず。矜羯羅がるくらい。見る予定は元々なかった。しかし聞き覚えのある歌詞が、聞き覚えのないアレンジで聞こえてきた。なんだかよくわからないまま、ステージ前まで行くと、やっとわかった。radio headのhigh and dryだ!ゆるゆるのアレンジで最初はわからなかったが大変聴き心地よく、心躍った。周りはゆったり聴いていた中、自分だけブチアゲな聴き方をしていた。

そのあとは隣のステージのBREIMENへ。ライブで見るのは2年ぶりだった。三列目あたりで観た。
先日出した新曲、T.P.P.の演奏が始まった。この曲をかなり気に入っているのでめちゃくちゃ踊っていると、Pecoriが登場!踊の出演はなかったので、今回この曲をやるためだけに参加。BREIMENはいつも音楽を使って全力で遊んでいる。今回も例に漏れず、その姿を見ることができた。桃白白だよだって。歌詞もすげえ、意味わかんないから。聴いてみてください。

MOROHAやAwichを少し聴きながらテントで休み、次に何を観ようか悩んだ。踊ってばかりの国と、くるり。迷うだろ。どちらも一回ずつ見たことがあるが、どちらも見たかった。
2バンドのステージには距離があったが、踊ってを見終えたらその足でくるりに向かうことにした。

踊ってばかりの国が始まる。一曲目は前回聴けなかった、それで幸せだった。コレが聴けただけで嬉しかった。後輩とこの曲を演奏したことがあって、楽しかったし、自分にとって大切な記憶になっているから。
BOYを聴きたいと思いつつも体を揺らし、叫びを浴びながら演奏が進んでいった。Ghostの演奏が終わり、そろそろラストか?と思った。ラストはニーチェだった。コレはコレで素晴らしかったが、BOYは聴くことができなかったので、リベンジが必要だね。

急いで一番奥のステージのくるりへ向かう。
近づくとばらの花の演奏が始まった。急いで見えるところまで辿り着き、そのあと最後まで聞くことができた。残り2曲は、虹とロックンロールだった。ビートはゆっくり刻む。その言葉の通り重たくも快活に進む彼らの演奏は、凄まじいんだよ。カッコよかった。

テントに戻り、STUTSを聴きながら少し寝た。だが寝過ぎた。GEZANの音が聞こえてきた。AGEHAの音が。まずい!!!と思い、ダッシュで向かう。真っ暗な道でテナーを抜けてきた親父とすれ違った。転ぶなよ〜だってさ。
おそらく誅犬から始まるいつもの狂ラインナップを数曲見逃したのは痛かったが、見れてよかった。何せ6人での最後の演奏だったからな。
最後の曲はJUST LOVEだった。body oddを期待する客の雰囲気を感じ取ったのか、マヒトは「「大事な日に、BODY ODDとか、特に仲良くも無い人と演りたくない」と言っていた。当たり前だが、本当に仲間を大切にする姿勢が見えた。

終演後、買ったシャワー券の時間が3時〜だったので、夜中もやっていた出店で酒を買い、ゆらゆらしたり、タバコ吸ったりして余韻に浸っていた。そろそろシャワーを浴びる道具を取りに戻ろうとテントへ。そうすると、ミドリさんや下津君とすれ違った。びっくりして辺りを見渡すと、遠くから真っ赤な長髪が歩いてくる。マヒトだった。めっちゃ良かったですっていったら、「ありがとう〜、おやすみィ〜」と。こりゃね、ハッピーすぎます。ウキウキでシャワーを浴び、親がホテルに向かい誰もいなくなったテントでニヤニヤしながらタバコを吸った。眠れたのは4時過ぎだった。

朝7時ごろ、暑すぎて目が覚めた。昨日のこと、というかたった数時間前のことを思い出して、うへへ、となりながらコーヒーとクッキーを買ってテントでダラダラした。

朝はThe Muddiesから。超ストレートロックンロールと、時折姿を見せるハードロックに感動。リードの人、すんげえイケメンだった。
終演後の物販列が凄まじさを物語っていた。20m近く伸びた列に、終演後間もない、汗だくの姿の彼らが現れて、丁寧に1人ずつサインや話をしていた。カッコよかった。

そのままReiを見た。ハマ、ユナのバックバンドの音の説得力が凄まじく、そしてそれに乗っかって一番快調な演奏、歌を飛ばすRei、カッコ良すぎる。あとめっちゃ可愛かったね、キュート。
ユナの演奏を初めて見たのだが、凄まじい。チョータイトだったね。ハマとの掛け合いも素晴らしかった。

そしてカネコアヤノへ。昨年wind paradeで見て以来で、ベースを新たにした彼らを観るのは初めてだった。ドラムはさかしたひかるさんだった。wind paradeで観たときはまだ噛み合っていないとも感じたが、今回は圧巻でした。多分ステージ上で一番輝いてたね。緩急が素晴らしかった…チョーよかった。今後は殆どさかしたさんになるのかな?とも思った。
一方新しいベースの方は、まだ名前も知らない…コレから噛み合っていってくれると嬉しい。レコーディングして、もっと時間が経ったらまた観に行きたいな、と思った。もっと正直にいうと、かなり辛かった。ボブがいなくなった時より遥かに受け入れ難かった。さかしたさんの際は、演奏が噛み合い爆発を生む瞬間があったが、今回は観られなかった。新しいベーシストを受け入れられない気持ちはエゴなのは明らかだ。俺は本村拓磨の演奏が好きだから。Twitterをみるとカネコアヤノ良かった、最高、泣いたというツイートが並んでいたからね。頑固なもんだ自分の気持ちは。
あと、今回ベーシストが新たになり、コーラスマイクが全員の前に立っていた。この変化も乗りこなして欲しい。

終演後は、飯も食ってなかったし、モヤモヤとしていたからテントで休憩。少し寝て、というかまたしても寝過ぎて、遅れてPEDROを観に行った。最後の一曲だけ聴くことができた。雪の街という曲だった。田渕ひさ子のギターが炸裂しまくっていた。今回一番涙腺にきたのはこの瞬間だった。

そのあとはカネコアヤノと加藤修平の弾き語りへ。座って観ることができた。
そして今回のベストバウトはこの人たちだった。カネコアヤノがあんなにはしゃいで、キャッキャと笑うお転婆な姿、素敵以外の何でもなかった。
加藤さんの声、演奏も素晴らしかった。唯一無二の声がカネコアヤノの聴き慣れた歌声とよく合っていた。セトリも大変よかった。明らかに「じゃあ、次コレ!」と、セトリをその場で決めており、時間が押していた最後に選ばれたのは恋しい日々。しかも爆速。もう、笑った笑った。ありがとう。モヤモヤした気持ちが全て晴れた。

ほんとはこの後に控えていたkroiやCHAIも観たかったけど、親も俺も限界を迎えており、撤収。車の場所わかんなくなったりして、クッタクタになった。家について、セコマのカツ丼をかきこみ、ぐっすりでしたよ。

今年のライジングはいろんな気持ちになれた。グッチャグチャです、今の俺は。明日も休みとったから、ちょっと気持ち整えますわ〜。

ちょうど飛行機ついた!やっぱり長くなってしまったね。

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