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爆発COMPLEX、届かぬ自分へ

コンプレックスに抑圧されている気がする。
年々自分のコンプレックスが露呈し、周りの人が離れていってしまうのではないかという疑念が視界をどんどん狭くしてしまっているように感じる。

本来の自分がどんな人間かなんて、一度も正確に捉えられたことはないが、少なくとも今の自分の生活を充足しているとは捉えられない。

3ヶ月ぶりに髪を切った。伸びた前髪を切り、トレードマークの前髪ぱっつんウルフに帰ってきた。前髪を伸ばしてセンターパートにするスタイルは評判が良かったし、嫌っているわけでもなかったけど、俺といえば、の髪型ではないような気がして、せっかく伸ばした前髪を切ってしまった。伸ばした方がかっこいいかも、と思って伸ばしていたけど、鏡には髪を3ヶ月も切らない自分があまりにも怠惰に写っていたから、切ってよかった。
大学の頃から特段髪を大切にしていたわけではないが、流石に3ヶ月髪を切らなかったのは良くなかった。髪型が自分にとって落ち着くものに戻ったのも良かったが、自分を大切にするという点で髪を切って良かった。久しぶりに自分と会えた気がした。

髪を切った後はスタジオに入った。先輩がGEZANをやって会社のストレスをぶっ飛ばしたいって。選曲はAmbient Redと忘炎。流石に吹っ飛ばせる。歪みこそが愛だった。

その後は、秋に卒業して激務に追われる友人と合流して飲む。早くもストレスMAXな彼はいつもに増しておかしなことを次々と口走っていて、大きな声で笑ってしまった。
家で裸で楽器を弾くのが楽しいってさ。
丁度最近裸が本当に美しいと感じた俺は嬉しくなった。別に俺は裸でベースを弾かないけど、裸は美しいという気持ち、高揚感を共有できて良かった。

家に帰って、今日を振り返って楽しかったなと。
只、本当の自分に会えたのか、自分がいつまで経っても幼いままなのかはわからないね。自分の好きな格好をして、好きな音を鳴らして、好きなことを話して笑って。甘えを抑えられない日々はまだまだ続く。


最近頭をうろつくコンプレックスにさよならをしたいのに、お前はいつまでそこにいるんだよ。いい加減、倒し方を知りたい。

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