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24歳、癌。

2023 10/30
潰瘍性大腸炎の疑いがあった為、内視鏡検査。
腸内を綺麗にする際、初めて下剤を服用した。凄かった。

検査前に「痛みと不安を無くす点滴しますね~」って看護師さんに言われて(麻薬かっ!?)なんて馬鹿な事を考えている内に検査は終わってた。
自分の腸の中をカメラが進んでいく記憶がぼんやりと残っている。



結果、潰瘍性大腸炎ではなかった。


安心したのも束の間、「直腸に腫瘍があるのと、成人男性ではありえないくらい貧血だから入院はした方がいいねぇ」と。
検査後でぼんやりしてたけど何か濁すような言い方だった気がする。

渡された紹介状の中には内視鏡検査で撮ったカメラの写真数枚と、-直腸に腫瘍、癌の可能性有-
的な事が書いてあった気がした。

検査後の細かい食事制限は無い為、焼肉定食を食べて帰った。前日の夜から何も食べて無かったのでめちゃくちゃ美味しかった。


2023 10/31
紹介状を持って市内の大きな病院へ。

検査を受けた後先生から説明を受けるらしいが、長くて退屈だった。
造影剤ってのを使う為にずっと腕にチューブを通してて不快感が凄かった。

検査の結果は直ぐには出ないそう。
ただ、先生から

「目視で確認できるけど、これ癌だね。」


先生からそう言われて少し唖然としてしまったけど、とりあえず説明を聞いた。
直腸に腫瘍が原因で貧血を起こしている事、輸血は直ぐにやった方がいい事、入院の事、etc...

癌とは言っても手術して治る簡単な内容だそう。

会社と家族に即連絡。とりあえずしばらく休む事に。駒のように働かされるので助かった。
原因は自然発症らしいけど仕事のストレスもあるんじゃないかと思いながら帰宅。晩飯はスシローを食べたけど普通に美味かった。



2023 11/1

輸血の為、朝から再度病院へ。
昨日検査の案内をしてくれたり同意書等の説明をしてくれた看護師(おばちゃん)と目が合った。

輸血もおばちゃんが色々説明してくれた。
気が滅入ってた自分にとって、このおばちゃんは白衣の天使に見えた。医療従事者に感謝。

10時に始まった輸血は14時頃に終わった。

これを2パック

輸血中、何度も検温と血圧を測定した。
恐らく安全の為かなと思う。

前日の検査も含め何度も腕に針を通した。
注射が苦手ってことは無かったけどさすがに嫌いになりそう。


輸血が終わると精算書を渡された。直ぐに帰っていいらしい。
おばちゃんにお礼を言いたかったけど忙しそうだったので遠くから会釈だけして帰った。

焼肉定食、寿司。何を食べるか迷わずラーメン屋に寄って帰った。



何はともあれ元気です。丁度いい休養だと思ってまったりゲームしてます。

次回の病院は11月中旬。進展があったらまた続きを書きます。

橋本

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