見出し画像

かき氷との距離感

今日はいつもお朔日参ついたちまいりへ伺っている大神神社おおみわじんじゃへ行ったあと ふと かき氷が食べたくなり コメダ珈琲へ行って参りました。

かき氷はわたしにとって 不思議な食べ物です。これほど夏を感じさせる食べ物でありながら なかなか食べる機会がありません。会話の中では夏といえば かき氷だね〜なんて 何度その名を口に出したことか分からないほどですが 本日にいたるまで その氷を一匙も口にしていなかったのですから。

わたしのこの無駄な熱さにかき氷のほうが避けていたのかも知れませんね……。ともあれ 急なわたしの思いつきによりコメダ珈琲にかき氷を食べに行くことになりました。

聞くとパートナーもコメダでかき氷を食べるのは6年ぶりだそうで かき氷自体それほど食べる機会がないとのことでした。そんなふたりでしたが いざ食べるとなるとそれなりに盛り上がりを見せ 何がオススメだ トッピングはどうだと ふんがふんが と鼻息荒く何を食べるか検討し始めました。

コメダに到着するまでにある程度 メニューは絞っていたのですが 結局のところお店で直感で決めようということになりました。神社からコメダまでブイブイと車を走らせ コメダに到着するやいなや 早速メニューを手に取り真剣な表情でメニューと睨み合います。

パートナーは初志貫徹し宇治金時を選ぶようでした。わたしはいちごのかき氷か季節限定メニューでまだ悩んでいました。いちごのかき氷なんて いつでも食べれるしな〜なんて 何度口に出したか分かりませんが そのときハッ!とあることに氣がつきました。

いつでも食べれると言っていた『いちごのかき氷』をかれこれもう何年も食べていないことを。それどころかお店でこういったスタンダードなかき氷でさえ 前回食べたのがいつだったのか思い出せないのに。愚かにもわたしはいつでも食べれるなんて粋がっていたのでした。

先ほどまでイキっていたわたしは大いに反省し 若干後ろ髪を引かれながらも いちごのかき氷を食べることにしました。いちごのかき氷を食べるのもずいぶん久しぶりです。パートナーがオススメだというので練乳とソフトクリームのトッピングもすることにしました。

ようやく注文の品が決まったので 店員さんを呼び いちごのかき氷をお願いしますと伝え かき氷が届くのを待ちました。今思えば この頃が氣もちの盛り上がりのピークだったかも知れません笑。

届いた かき氷はたしかに美味しかったです。だけれど店内が涼し過ぎました。食べるたびに身体が冷えていき 快調に動いていた腕は氷の山が崩れるたびに動きが鈍っていきます。パートナーの提案により途中でコーヒーを注文することにしました。

これぞマッチポンプという感じでしょうか。身体を冷やすために食べたかき氷で 冷えすぎた身体をコーヒーで温めつつ さらにかき氷を食べる。わたしもよく分かりませんが ともかくかき氷(いちご・練乳・ソフトクリームのせ)を完食し心は満たされたので善かったです。

口にしたときはパートナーに「はぁ?」と言われましたが やはり かき氷は暑い日に屋外で食べたいものですな。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?