4月某日、いつ見ても工事ばっかりやってた新潟駅が新しくなってグランドオープンした。

正確にはまだ工事してるところもあるが、ラーメン横丁だの小綺麗なアウトレットの店だのに入れるようになって何か心なしか行き交う人々も1.5倍くらい増えた気がする。ラーメン屋に入りたいのに行列すぎてやめた。

良いイオンみたいな感じになってきた。ど田舎政令指定都市の辺境領で暮らしてたから例えがイオンしか出てこない。もうサンダルでふらっと出歩くにはオシャレすぎる。

一階部分が解放されるにあたって出現したエスカレーターがまだどこに繋がってんだか分からなくて乗るたびに見えてくる景色にわくわくする。スーツの店が復活したのがちょっとだけ嬉しい。ほんでタピオカ屋は混みすぎてた。まだ人気ジャンルなのか？俺はドトールのが好きだよ。ドトールと吉野家はすいてて良さげだった。人はあまりそこには並ばないらしい。

トイレがめっちゃ広くて綺麗でよかった。うちの3倍いい場所かも。まるで新品みたいで気分が良くなる。トイレの個室にいいトイレに付いてるスライド式の鍵とその鍵が機能しなかったとき用のサブの鍵が付いてた。何故？セキュリティ意識が高すぎる。クリアロックザトイレ。

その日はそこで用事を済ませ、未踏破領域の探検及び調査をし、駅周辺で人と居酒屋に行くなどした。

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この春はまじで嘘みたいに飲んでいる。毎週平均2回飲んでいる。

新歓？健康診断が控えてるのに飲まされては大半の同期が肝臓に軽度の異常を指摘されるなどした。罰ゲーム？ブラックではないと俺は信じたいのに。俺の新時代はこの会社なのに。

会社の同期+ゲストで飲んだ。酔うとエセ関西弁が飛び出すのが俺の癖らしい。虫神器のミンミンゼミ(とびだす。シールドトリガーみたいなやつ)。会社の仕事じゃない飲み会で指摘された。そうなったら首をギャッ！とやって締めて欲しいという願望を隣席の大先生(普段めっちゃ助けてもらってる大天才同期)に託した。

飲み会って最初はノリと勢いだけで生きていけるのに酒が深くなってくるとサッカーの話もアニメの深い話も恋愛の話も出来なくなって曖昧に笑うしか無いのがつらい。雰囲気だけで生きている。

人間的な底の浅さを酒で暴くのはやめてほしい。けど人のそういうとこは見ていたい。楽しさで2、3時間を泳ぎたい。俺さ、俺はさ、等しく皆で酔いたいのにさ、酒耐性の値って人によって違うからそんなことは不可能なんだってことに本当は気が付いていて、洗濯機の隙間に小銭が入ってったときみたいな感情で静かに絶望している。俺は皆で一緒に地獄まで行きたいのに。

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乗り場が変わったバスに乗って帰る。バス停を一本乗り過ごした。つら。金、払ってんのになんで歩かねばならない？完全に俺が悪い。

バスで力尽きたら孤独に地の果てまで連れてかれるのか？怖いので完全に意識を断つことは厳しい。弾が一発も入っていないと分かっているロシアンルーレットは面白くない。

会社の知らん部署の知らん先輩と飲んだ。おもんない。帰省しにきた高校の友達と飲んだ。楽しい。楽しかった。夏にバーベキューをする予定を入れた。

そんでGWが来た。ドンキの黒梅酒を飲んでいる。今回は実家にも帰らずに部屋に引きこもってValorantとAmazon prime漬けになっている。

「デストイレII 復讐の悪魔便器」を観た。タイトルに恥じないクソ映画だったけどストーリー展開は好きだった。

後は全部ダメだった。クソバカだった。カスのエフェクトに味を占めてるし、普通に汚ねぇトイレをアップで見せてくるし、バチカンで祝福された対デストイレ用のバカ道具は出るし、1時間くらいの尺なのにインターミッション(映画に挟まる途中休憩)がある。

でもそういう変な味をたまには噛み締めたいと思ってしまう。人間のバグかもしれない。でもそれでいいのかも。

何か良い物語があって、それを語り合える相手がいる。それだけで人生は捨てた物じゃない。そういうことなのかもしれない。今日はこれだ。

「デストイレⅢ 呪いの悪魔便器」です。デストイレハンターとしてアメリカ・ロシア・中国・北朝鮮を渡り歩き、世界中のデストイレと戦いを繰り広げるらしいです。

今！GWを持て余している貴公におすすめ！これを機にデストイレシリーズを履修してみるのはいかがでしょうか？貴重な4時間をドブ川に捨てることができますね！デストイレ最高！

本当におすすめはできないので、ゴジラ-1.0とかゲゲゲの映画とかを観た方がいいと思う。それを語り合える相手が居なくて、コスパだのタイパだのを考えるなら普通に評価の高い映画だけ見てりゃ真っ当に面白くていいんじゃねぇかな。俺はそうは思わないけど。

今日は焼きそばとレタスを炒めて食べました。おいし〜〜。