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「38歳未勝利戦」 について② 出演者紹介

今週イベントが開かれます。
コロナで絶たれた、
金曜の夜遊びが復活できればと思っています。
自分は今演劇の稽古・演出の真っ最中で土日の日中は遊べないので。
オールナイトでしか遊べないのですが。

今回の出演者の皆様はいつも自分がイベントを開く時に真っ先に浮かんでくる人、自分がラップ/LIVEをするにあたっての「先輩」、そして自分が今夢中になっている「今回初めてオファーするエッジーな女性DJ/artist」と勝手なククりにしている人です。

それらをちょっとだけ分けながら紹介できればと思います。
こうした理由、それらを一緒くたににイベントに召集する理由は、
今回「38歳未勝利戦」を行うにあたって
「ただのおっさんのバースデーイベントじゃねえ なめるな」
という気合の気持ちだと思ってください。


<ゾーン1>「今回初めてオファーするエッジーな女性DJ/artist」

in the pool

 阿佐ヶ谷Driftで酒を飲みに来た時に、確か去年のハロウィンパーティだったと思うんですが、そこで大分いかつい音楽をDJでかけている女性3人組がいて、「巨人族の腕」っていう名前だったと思うんですが「何それ」みたいな名前で面白かったので、ちょっとその子たちと話してみたら(店長のカイタさんが絶えず心配していました。おっさんに話しかけられる女子3人という構図だったので)、全員アーティスティックなバックグラウンドがあり、なかなか面白くて、さらにそのうちの一人、in the poolは積極的にMIXを上げており、よく様々な現場に出入りしているので、今回是非DJとしてオファーしたいと思い連絡しました。 そして、彼女のDJやMIXを聞いて思い出したのが、「森羅」というイベントで見た、今回も出演してくれるlIlIさんでした。

最新のMIXもバリエーションに富んでいる気がします。
 昨今、クラブシーンのBPMは大分早くなったような気がします。
いや、別に昔も90年型ユーロビートやドラムンベースが流行ったりしたときは大分クラブは高速化してたと思うのですが、20代のDJ達がこぞって早めの音楽をやっている印象があります。しかもアンダーグラウンドなハードコア、気味というか…。まあなかなか「現代の空気」というのは、説明しづらいです。言葉ではない音、だからこそ感じれる風です。
 彼女のDJにはそれがあります。


lIlI (DJ set)

もう四年前になるのかあ、上記に貼り付けたMIXのプレイを、生で見た人間の一人でもあるのが、自分である。

 最初の「悪夢」という曲、および最初のアーティストジャケットの、デカいクレーン車の前で撮った写真が「かっけえ人だなー」と感じ、それ以降おっかけていたアーティストが、このlIlIさんだった。

 1st albumが無事に発売され、一人のアーティストとして活動をしている彼女ですが、最初はその強烈にハードなDJプレイに驚いたものでした。
 アーティストとしての彼女のLIVEをいつか絶対にイベントでオファーするぞ!って気持ちがあるのですが、今回はDJとして、彼女に初めてオファーをしました。 最近のSETも、やっぱり若干年月が経ち変化があったような気がしますが、やはりツボ。ムード、音色のセレクションが完全に俺好みなんだと思います。



<ゾーン2 LIVE:自分がラップ/LIVEをするにあたっての「先輩」>


ポッシブルゆうや

 前回のnoteで、自分のラップのきっかけは演劇のため→社会人ラップということはお話しました。 その社会人ラップをやっているメンツの中で、いちばん最初に出会い、そしていつの間にか彼女ができ結婚し子供もできてしまった人が、このポッシブルゆうやです。
 自分よりちゃんと会社員として仕事して稼ぎ、さらには大学も会社員やりながら入り直し(!??)、更に子育てをやりながらラップもやってしっかりEPを出している…。

いや、なんだろ、なんだ、そのバイタリティは。

しかし、自分は知っている。そういう人間はいると。朝まで飲んでそのままゴルフいくような管理職や芸能人がこの世には存在している。
 ポッシブルゆうやも、そんな「怪物」クラスタの一人だと思ってます。
彼のラップカルチャー愛は最初から出色でした。一人の生活者としてのラップ、押韻への愛着もあり、どんどんいい曲が増えていてるような…
 そんな社会人ラップの先輩の姿を、ぜひ見ていただきたいです。


Peach Peach Peach


 YKという、昔wearerというバンドをやっていた人が僕をDJで呼んでくれたイベントが渋谷edgendでありました。そこでLIVEをしていたのがPeach Peach Peachというバンドでした。
 現在、YKさんは音信不通で生きてんのか死んでんのかわかんなくなってしまったのですが、その後僕はよくクラブでこのお二人と出会い、お二人も僕に対して優しくしてくれました。ある時江の島までタナソーを見に行った時の動画が、いつの間にかshort MVで使用されていました(笑)

 僕がラップをやることについても、「協力するよ!」と西尾さんは言ってくれたり、僕の芝居も見に来てくれたり、本当に感謝しかありません。今は忙しくて、でもいつか西尾さんと一緒に曲なんて作れたら、自分の人生としてもいい土産話になりそうです。
 only realやpoolsideを連想させるビート、普通に何かの拍子にこの世界のマスに受けてもおかしくない良曲をいつでも出しそうな気配。ぜひ今目撃してみてください。

(また、自分の中ではここに人生の先輩枠でDJのsgwr_sanがいるような気がします。なぜか。)



<ゾーン3 信頼のおけるDJの皆さん>

今年一緒に競馬場にも行ったコマシちゃん、高円寺のイベント(最近また逡巡にいたってやってないなあ)でDJしてくれる演劇人の皆さんによるユニット(というか勝手に俺がひとくくりしてしまってすみません)D's crew、
 
彼らは二つ返事で参加してくれました。ありがとうございます。
D's crewのDJねこのごはんは自分のライブのバックDJもしてくれます。


大小問わずさまざまな場所でDJプレイをしているhasさん、out of dateというイベントを渋谷OTOで息長くやっているskmtさん、お二人とも尊敬するDJでありオーガナイザーです。お二人ともプライベートもしっかり生きてて素晴らしい。本人が絶対している様々な苦労など知る由もなく自分は「うらやましいなあ」とか時々のたまっています。

YONEDAことゆうもぐは、別の方面での「うらやましさ」というより、「すごいな」という気持ちがあります。AVYSS周りやバビフェス、BBBBBBをはじめとするひかりのラウンジ関連のような昨今のシーンの中でも評価を得、DJをやりながら限界(?)と感情(?)でDJをしています。

そして、tomad(maltine records)、futatsuki(TREKKIE TRAX)。
2010年代、彼らと交流を得れたことは自分の誇りです。本当にいろんなことがありました。二人とも自らのレーベルを確立し、今やとてつもない認知度を得ています。 彼らをおざなりする日本の音楽シーン、クラブシーンが本流なら滅んでしまえくらいに思います。

ここでざっと紹介したDJの皆さん、全員が、自分のような人間のオファーにも対応してくれる、本当に優しく、義理堅く、かつ間違いないセンスを持つ皆さんです。わかった人あんまりいないと思いますが、ゾーン3は、僕が一時期やっていたking of popというイベントによく呼ぶ面子です。ほぼ。
 きっとまたあのイベントをやるときには、また来てもらうでしょう。

以上、出演者です。最後に自分のことを書くだけですね。


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