偏屈な古参相棒オタクの自分が相棒の名作を抜き出して聴いてないことまで一方的に語る会

相棒は元々は土曜ワイド劇場の一作品に過ぎないもので最初はテロップどかーんの映像も安っぽい普通のドラマでした。連続シリーズになってどんどん金もかかって内容もよくなっていくのですが、長期シリーズの宿命かどんどん出演者も作風も変わっていき、古参迷惑信者としては思うわけですよ、「亀山を返せ」「官房長が死ぬ意味なかったよね?」「ミッチーは許された」「ダークナイトwwwwwwwwwwww(大爆発)」などなど。

そんな古参迷惑粘着ファンとして、主に亀山時代から名作集をまとめていきたいと思います。

ちなみに長い間ストリーミングサービスには歯抜け状態だった相棒ですが、テレ朝系のサービスのテラサに全シリーズ収録されましたので是非契約してください。

「女王の宮殿」、言わずと知れた名作ですね????

捜査打ち切りの際に伝達ミスで現場においていかれた特命係の二人が雨宿りのためにモナミブランドの創設者のいる「宮殿」に足を運んだら、何故か開催していたパーティーに参加していいと言われて……。

相棒は刑事ドラマなのですが、特命係は二人きりなのでどちらかと言えば探偵ものといってもいいかもしれません。雨の中の限られた参加者、招かれざる客……相棒の「探偵ものっぽさ」が一番顕著に表れた作品だと思います。是非ご覧ください。

旦那さんの海外への出張中に、奥さんが自宅で餓死。マンションで隣だった亀山夫妻は旦那を慰めるが、偶然同席していた杉下右京は、どこかに引っかかりを覚えたようで……?

コメディチックな相棒でも特殊な話になっていると思います。奥さんの死因も特殊ですし、なかなかの奇作として一見の価値はあるのではないでしょうか。

相棒の中でも犯人のキャラクターが濃すぎるのはこの話でしょう!川から上がった水死体、警視庁は単体の殺人事件として捜査を開始するが、ピアスが片方だけ取り去られている手口をみて、杉下右京は連続殺人事件が起こっているのではないかと言い出して……?

最後の終わり方が印象的過ぎて忘れられない作品になると思います。ただ、この作品は前編で、後編、後日談まで含めての名作です。是非ご覧ください。

「バベルの塔」、もちろん名作ですね??????

娘を人質に取られた楓は、婚約者で政治家でもある富永の射殺を命令される。命令通りに射殺計画は順調に進むが、富永がパーティーの参加者に楓を婚約者として紹介する際に、楓に犯人が所属団体のスローガンを朗読させていると、杉下右京は何か違和感を感じて……?

大がかりなストーリーが珍しかったこの時代の相棒の話ではちょうどいい舞台装置でとても楽しめました。最近の相棒は巨悪があってそれを打倒するみたいな話にかたよりすぎていてちょっとつらい。昔の構成に戻してほしいなー亀山もなー。

※順次追記していきます。お楽しみに

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