ミドルスペックの人間が新卒時にどう過ごすべきか

こんにちは。もう四月も下旬ですね。
研修のしっかりしてる会社に入った新卒はまだ製造研修とかでしょうし、OJT重視の会社に入った人はもう配属が決まっていることでしょう。

やりたいことが明確で、既に自分で活動もしているし実績も上げている人は別として、大きな夢もなく、そこそこの学歴でそこそこの会社に入った人が心がけておくべきことを言いますと

なんでもとりあえず受け入れろ、です。

マーケがやりたいのに営業になった、商品企画がやりたいのに製造になっただの色々あるとは思います。しかし、「若いうちだからこそやりやすい部署」というものは存在するのです。
若手、しかも新卒入社であれば、知らないことがあって当たり前。間違って当たり前。みんな「そりゃそうだよな」と思ってくれます。こわもての先輩も、取引先も寛容です。

しかしこれが30歳くらいで中途入社した場合は、同じように見てはくれません。年食った人がそういう動きをしていると、残念そうな顔をされます。そして年下の先輩に呆れられてしまいます。

仮に華々しい業務に就けたときに、そこで培った営業経験などの所作、社内人脈が非常に生きてくるのです。むしろそれがなく花形部署に行ったとしても、独りよがりで面白くもない企画になるし、そもそも味方が増えないでしょう。

「後々に必要になるがキャリアの後半では経験できないこと」が、キャリアの前半に確実にあるんです。

飲み会だろうが多少のイジりだろうが、「ま、いっか」と思って受け流してください。真面目に受け取るから嫌になっちゃうんです。
本当に嫌になったらやめればいいだけの話。辞めるカードはいつも従業員側にあるんだから、辞める前に自分の器を大きくしてください。


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