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カラオケの立ち回りが好感度を決める#156

複数人でワイワイとカラオケに行ったことがあるでしょうか?

社会人ともなれば、お酒付きで接待とまで行かなくとも、付き合いはあることでしょう。


筆者はコミュニケーションが得意な方ではないのですが、歌や何かをパフォーマンスすることで自分を表現することはかろうじて不得意ではないです。

しかし、付き合いカラオケの場では、その存在意義や人間性を問われる場面に数多く直面して失敗の山を積み上げてきました。

それもあり、最近ではよく、人の動き方(行動パターン)を観察するようになったのですが、本当に難しいと感じることが世の常です。


カラオケ自体は高校生(約10年前)くらいから、都度友人や会社の方と行く機会が多かったので、好きな場所ではあるのですが、

歌う場所での立ち居振る舞いで、自分の印象を上げることもあれば、大きく下げることもあるかと思います。


人の感情に鈍感で、その好感度合いを感覚的に捉えてきたのですが、今回は少し文字に起こしてみて「こう言う人は好かれていて、嫌われる行動にはこれが該当する」と言った内容を作っていきたいと思います。

(私の文章は、書いているうちに形になるっぽいです笑)

どうか、お付き合いください。


嫌われる行動① 一番最初に歌う

「えっ!?そうなの??」

「あーわかるかも…」

と賛否あるかもしれないですが、このある種〈〉ともいえる、勇気ある行動は大抵の場合悪手となるでしょう。

その指標としては、その人の信用がどれだけあるかにかかっています。

とかく、初対面同士のカラオケで〈一番最初に名乗りを挙げてマイクを取る〉のはおすすめしません。

理由は、

❶良くも悪くも注目を受ける
❷その人が基準になる(アンカリング)

と言ったところでしょう。


❶良くも悪くも注目を受ける

についてですが、初対面で、関係性もままならない人が、ライブ会場の中央を陣取っていたら、「誰あいつ?」となりかねませんよね?

カラオケでも、それに近い現象が起こるのだと感じます。とかく、注目を受ける。そして、多くの場合よくない印象を与えてしまうのです。

マイクを取っているので〈強欲感・独占感〉が少なからず出てしまいます。これはしょうがない。

❷その人が基準になる(アンカリング)

心理学でアンカリング効果というものがありますが、これは最初の結果や評価が、その後の展開の基準になってしまうということ。

例えば、最初に歌った人がめちゃくちゃ歌が上手かった場合、そこが基準となり、次に歌う人は歌いづらいでしょう。逆に、下手だったり、普通だった場合は、歌いやすさとはまた別に、微妙な雰囲気に陥ることでしょう。

ここも信用度合や、関係性の深さによりますが、つまりどっちに転んでも失敗なのです。

①の対処方法

❶全員や複数人で歌う
❷一番地位が高い人かムードメーカーが歌う

❶全員や複数人で歌う

一人で歌うと、どちらに転んでも印象が落ちるトラップなのですが、

マイクは基本、二つはあるはずなので、二人で交互に歌うべきでしょう。

加えて、その場の全員がマイクなしでも歌える広く認知されている歌であれば、悪く目立つことも無く、平和に最初の一幕を乗り越えられるはずです。

❷一番地位が高い人かムードメーカーが歌う

会社の接待等で行くのであれば、その中で最も地位が一番高い人が歌うべきです。

なぜなら、どれだけ歌が下手でも、責められることはなく、必ずみんなで盛り上げようとするはずなので、損する人がいないからです。

ムードメーカーもしかり。盛り上げ上手な人は基本、初対面同士でも、信用が得やすいモノ。歌が上手い可能性もありますが、次に歌う人のことも考えて、うまく調整してくれることでしょう。


なので、もしあなたが、カラオケが大好きでしょうがない方の場合は、上席やムードメーカーになれないのであれば、マイクを最初に取るのは避けるべきです。


あ、ちなみに、これらは全て筆者の失敗経験から学んだことです。


嫌われる行動② 二回連続で歌う

これは皆さんうなずける部分が多いはず。

沢山歌ってる人を、悪いとも思いませんが、よく思うことはないでしょう。

コミュニケーションが苦手(鈍感)で、歌だけ大好きという属性も珍しいかもしれませんが…


カラオケに来ている以上、イメージして欲しいのは〈マイクを取って歌うことは好感度を消費をしているということ〉です。


好感度というのは、イメージですが、

仮に、高感度メーターが目に見えるとすれば、マイクを取って歌う時間が長い人ほど、メーターのゲージを使用する感覚。

しかも、悪印象がついてしまった人は、ゲージが回復するのも遅いと思った方が良いです。

例えば、5人でカラオケに来ていて、1回で二人歌えるとします。

その二人は高感度ゲージを消費して、マイクを握っているのですが、二人のうち一人、次の曲も連続して歌うとすれば、当然好感度ゲージは減っていく一方です。

周囲の印象は「あの人結構長く歌ってて、独占欲強い感じの人(じこちゅー)なのかな」と自然と思ってしまうのです。意識して無くても。

原因は、シラフ(理性を保っている)であることや、緊張感があることでしょう。最近ではよく肌で感じるようになりました。


ですが、理屈で考えなくても、二連続マイクを取る人はなんとなく〈じこちゅー〉なイメージを持つことは容易想像がつきますよね。

人の機微に対して敏感な方なら、自然と察することが可能なことなのだと思います。


では、カラオケの集まりで印象をプラス、あるいはプラマイゼロに持っていくには、どうすればいいのでしょうか?

答えは簡単です。


なるべくマイクを遠ざけることです。


好感もたれる立ち回り① 聞き役に徹する

マイクを持つと高感度が下がると仮定しているので、当然マイクを持たな(歌わな)ければ、目立つことも、印象を残すこともありません。

つまり、好印象にも残らないのですが、悪印象にも残らないのです。

「それでは、カラオケに来た意味がないではないか?」

と思われるかもしれませんが、安心してください。歌う出番は必ず来ます。

それまでは、下記の点に徹しましょう。

❶マイクを持たずに合いの手などをいれる
❷周りに気を配る
❸勧められてもある程度断る

❶マイクを持たずに合いの手などをいれる

歌う人の立場になってみてください。

他の人が自分の歌を聞いておらず、それどころかスマホなどを弄っているものなら、がっかりしてしまいますよね。(歌いやすい人もいるかもですが)

しかし、歌を同じように口ずさんでくれたり、合いの手を入れてくれると気持ちよく歌えるものです。

つまり、一生懸命聞いて、ノッてあげることこそが、歌っている人への一番の思いやりなのです。

ここも、相手のことを考える癖が付いている方は、自然とできていることでしょう。

筆者は未だに全然できてないことの方が多いです…😇


❷周りに気を配る

当然のことですが、気配りできる方はモテます。上司からも部下からも、友達や恋人からもモテます。

では、カラオケに置いて気配りとは?

合いの手を入れるのも一つですが、

例えば、歌が苦手でうまく楽しめてなさそうな人に声をかけたり、一緒に歌おうと誘ってみたり(好感度ゲージのGive&Take)

あとは、飲みの席なので、お酒を注文したり、ついであげたり、ゴミを片付けたり、、ととにかく〈皆が気付かないくらいにさりげなく〉(←ここ大事✨)雑用をやります。

あと、ずる賢い人だと他人に対して一生懸命飲ませます。詳しくは後述。

すると、好感度は減るどころか、あがっていくことでしょう。立ち回りを意識している人は、むしろ、ここだけ頑張っている印象が強いです。カラオケではなく、完全に人脈形成ゲームですね。難しいですね…


❸勧められてもある程度断る

序盤からあまり歌っていないと「○○くんも歌いなよ〜!?」と言われることも、出てくるでしょう。

普通の人なら、「わかりました!」といって〈待ってました!!〉とばかりに、実力を発揮するのですが、、、そこで目立ってしまうとせっかくの苦労が水の泡です…

なぜなら、まだ皆シラフの可能性が高いので、「あれ、こいつ隠れてたな、このキツネめーー!!」とまでは、思わないでしょうが(笑)

とにかく、じわじわ貯めていた好感度ゲージを消費して、0まで落としてしまいます。

それはもったいない。

では、どうするべきか?

本当に初対面同士の場合は、ここで誘われても「いやぁあまり歌は得意じゃなくて」とごまかしつつ、マイクを受け取るのは2.3回ほど断っておきましょう。(もともと知り合いの場合や上司からの誘いの時は別)

そして、場が盛り上がってきて、酔いも回って来たタイミングで、ようやく出番が来ます!


好感もたれる立ち回り② 皆が酔ったタイミングで歌う

好感もたれるか否かは、不明ですが、

酔いが回ってこれば、歌よりも人、特に異性に対して話の関心がいくことが多い印象です。

また、歌が得意でない人からすれば、歌い疲れていたり、他の人も歌自体には興味がなくなってきます。

つまり、この場面におけるカラオケの役割は、もはやメインではなく、BGM(話の後ろで流れている歌)と化すのです。

皆が話に夢中になっているので、歌を聞いてくれる人もいれば、聞いていない人もいる。

マイクを持っても、当然印象が悪くならないどころか、かえって場を盛り上げようと繋いでくれてありがとうと感謝されるかもしれないですね。

そもそも皆、酔っていて思考停止状態なので、後日悪印象が残ることはほぼないです。

なので、その状態を確認した後にいかんなく、カラオケを堪能すれば良いのです。

そうすれば、終始好感度メーターがマイナスに振り切れることは、ないでしょう。


考察

カラオケで好印象をもたれる立ち回り方を、書いて来ましたが、筆者はコミュ力不足が露呈して、大学生時代に幾度となく、この罠にハマり続けてきました。

そして、現在でも十分に実行できてるわけでないですが、周りを観察していると、自然とできている人が必ずいます。

よく考えれば、大学生の時からこのルールを知っていて、やっている人はいたように思えてなりません。

なので、もしカラオケが大好きなあなたが、好印象をもたれたい場合は、この4点に気をつけて、飲み会の場を盛り上げていきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。

(4364文字/執筆時間115分)


追伸

全体を振り返り読んでみて、改めて世渡りというものは面倒に感じます。

貰うだけの人は、知らず知らずのうちに悪い印象を持たれ、加えて鈍感であること=思いやりのない人間であると、どこに出向いても考えさせられる毎日。

それでも、社会人としてお金を稼ぐ上で
良好な人間関係の構築は必要不可欠です。


いつでも謙虚で、嘘偽りのない素直で自分で
いきいきと毎日を送りたいものですね。

ではまた明日‪🍀



いつもnoteを読んで頂きありがとうございます✨ サポートをして頂けましたら、創作活動の勉強費用に当てて、ゆくゆく必ず社会に還元させて頂きます‪🍀