見出し画像

見習い農家(?)の作業日誌~その11~ 農薬の話

どうも、見習い農家(?)こと、ヤスです。
最近は、突然春になったと思うような気温になったり冬に戻ったりというような気温になったりと、目まぐるしく変わるので気候さんも大変ですし、我々もその温度差に振り回されるので、衣替えとかも難儀な感じですな
ちょっと書いてる本人もなんの話してるのか分からないので、
本題に戻りますが、今回は「農薬」の事を書いていこうと思います。
前回、少し農薬の事を書いたのもあって、ちょっと付け足しておこうかなと思った次第ですが、今まで農薬を使った事ないので、間違えてる所あれば申し訳ないです(*- -)(*_ _)ペコリ

農薬ってなに?

前回書いたのでさらっと流しますが、畑や栽培に使うであろう
「殺菌剤」「虫よけ」「殺虫剤」「除草剤」「ホルモン剤」
この辺りを全てまとめて「農薬」になります。
要は農作業用の薬品(お薬と言った方が聞こえは良いかな?)
というイメージですね
問題が発生する前の予防、発生した際の処方する物と言う事ですね
ちなみに、発生前に予防する事を「防除」と言い、発生した後に農薬を撒くことを「確認防除」と言います
・予防は「殺菌剤」「虫よけ」「除草」
・確認は「殺虫剤」という感じがしますね
自然を相手にしてるので、作物被害を防ぐ方法として農薬を使う訳ですな(´_ゝ`)

農薬を使わない栽培

ひと昔前に、チラっと見かけた事あるかも知れません「無農薬栽培」と言う言葉ですが、現在は「無農薬」という表示が禁止されています
その代わりに「特別栽培農産物」
という表示になっています(特別天然記念物じゃないよ)
これはどういう事かと言うと、「農薬や化学肥料の使用を節減して栽培された農産物」の事で、今まで色んな表示があった物を1つにまとめようと言う事でこのルールが出来たんですね
なのでこの表示「特別栽培農産物」の中にいわゆる
「無農薬」「減農薬」「無化学肥料」「減化学肥料」
が含まれているので、以前のような色んな表示がなくなったわけです
表示内容が複雑になって消費者に誤解を与えない様に~って事らしいですな(シンプルイズベストですな(*‘ω‘ *)

なぜ、無農薬の表示じゃだめなの?

単純な疑問ですが、核心をついてますよね
これは、農作業する人は分かりやすいのですが、
自分の畑で農薬を使ってなくても、隣の畑の人が農薬使ったら飛散するから無農薬じゃないよね?
と言う事なんですな(´_ゝ`)
ここが大きなポイントで自分だけで完結する事ではないので、ややこしくなる訳です。
例えば、「僕は無農薬で野菜を育てます」と言うのは、(大変だろうけど頑張ってね)と言う話なんですが、隣に別の人の畑がある場合は、隣の畑の人にも「農薬を使わない事」を依頼しなきゃいけない訳で、そうなるとお互いの主張がぶつかったりする訳です(;´・ω・)
そんなに無農薬でやりたければ、周辺の農地全て買えば?ってなるかもですが、維持がシャレにならないなどの別の問題も出るわけです
無農薬を実践して販売までに持っていくのは、自分だけの話ではない事が多いし、仮に作物を作ったとしても、農薬の検査で引っかかれば当然、無農薬扱いではなくなります
こういう事があったので、「無農薬」の表示ルールが変わっていったんですね(色々とムズカシイですな)

特別栽培農産物って?

最後にこの話で終わりにしますが、「特別栽培農産物」って一体なに?って思うかもしれませんが、ルールとしては
作物の植え付け前から収穫までの間に農薬の使用回数または化学肥料の使用量(窒素成分量で計算)
その作物が栽培された地域で通常使用されている量の半分以下
と言うのが決められていて、雑に言うと
・地域基準で農薬と化学肥料の使用量が半分以下ならOK
と言う事です
なので、「有機栽培」「農薬の使用が(少ない)無い人」は両方表示出来るので良い感じと言う事ですな(出来るかどうかはまた別のお話)

終わりに

今回は「農薬の話」でしたが、「特別栽培農産物」の話をメインに書いていきました。
農産物の表示問題は消費者に誤解を与えない様に、と言う事で取り組みとしては良い事なのですが、言葉の意味を理解してないと伝わらないので、表示を変える時にホームページ以外にも広告的なのを出したら理解が進むのでは?とか思ったりします
(僕が知らないだけならごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコリ)
と言う訳で、今回はこの辺りにしたいと思います
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(@^^)/~~~バイバイ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?