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49BALL & Chicken Nagets Double Meaning Tour

ナゲッツと49BALLのツアー珍道中の事を書いて置こうと思う。

色々とSNSでも各種UPしてたのだが、あまりにも面白エピソードが今回も生まれてしまったのでコラムとして書かずには居られない。
とにかくツアーは前途多難であった。
※前途多難だったのは俺だけかもしれん。

40代のおじさんが多い中、腹抱えて笑ったあの時間は一生忘れないだろうなと感じた。
では、ツアーの話行ってみよう!

まず、わたしが遅刻するところから始まる。

もうこの時点ですいませんって感じである。
すったもんだで集合場所の横浜駅に到着してすぐにNAKATECHにTELを入れる。

俺『もしもーし!横浜駅着いたよー!』

ナカテ『あ、じゃあ後は新幹線で…』

俺『待って!置いてかないで!!せめて、集合場所新横浜にして!!』

そうか…。
わたしはこの時一瞬で全てを察してしまった。

既に、置いて行かれる配置のパワーバランスが仕上がってた。
これは、RIKIが不在の中でツアーに行ってしまった事で、全員のフラストレーションの矛先がここぞとばかりにわたしに降り注いだ気がした。
これは全く想定外の出来事であった。
スタート地点で戦々恐々としているわたしは一日通して嫌な予感しかしていない。

朝から既に悪い予感しかしていない波乱のツアーの幕開けである。
以前のナゲッツとのツアーでは、帰りの最後の最後でSAでNORISONを置いて来ると言う離れ業をやってのけた49BALLである。
この日の最後の奇跡は未だに語り草となっている伝説である。

しかし!
その時の怨恨は消えておらず、まさに当の本人は覚えて居たのだ。
しかもその憎悪たるや、恐らく当時の何倍にも膨れ上がっている状態である。
そして、その憎悪を更に強める奴が一人居た。

それがナゲッツのドラムのヤスである。
この男の誘い水は地獄の一丁目まで連れて行かれる恐れがある。

この日既に朝からわたしは人間不信になり、誰の事も信用できないでいたのだ。
一歩でも気を抜けば終わるのだ。

そう、終わってしまうのだ。
コイツは参ったぜ。

そして高速に乗る為、車を走らせている道中にナゲッツ・ヤスが一言。

『高速でいきなりドア開けてチャンクを落としたいよね!落としたらおもしろいよね!あっはっはっ!』

なんだろう。
遊びとか炎上以上に、わりかし大きめな事件の匂いがすごいするよ。
なにこの人でなしサイコパス。

無事に到着するまでは、いや…生きて帰るんだ。
俺は絶対に、生きて帰ってやるんだ。

そう心に固く誓って、SAに置いて行かれた時用に財布を別々にしまった。

ここまで読んで冗談に聞こえると思うが、バンドマンの世界を舐めてもらっちゃ困る。
20代そこらへんからみんなで過ごして来たんだからガチでやって来るに決まって居るのだ。
だからこそ、疑念を抱き、念には念を入れて注意をしなければならないのだ。
神経を研ぎ澄ませて、殺気立たせて車に乗るのだ。

49BALLとナゲッツご一行は、車中ではそれはそれは楽しかった。
下ネタとうんこちんことか昔の話で花が咲き、競馬をやる者も居れば居眠りをする者も居る。

自由だ。
そう、これが自由なのだ。

そして、Chicken Nagetsと49BALLのギターを兼任しているNAKATECHは2ステージ自動的に名古屋は栄R.A.Dの舞台に立つのだ。
更に行きと帰りは運転である。
本当にありがてぇ&おつやまです。

とにかく俺を置いて行かないでくれと心から祈ったよ。
ナカテ君、きみは本当は心の優しい人…だよ…ね?

そんな疑念を持ちながらライアーゲームの如くの騙し合い、そして映画のヒッチハイクのような地獄の旅が続くのだ。
まさに全員が騙し合い、それでいて全員が悪人のアウトレイジ状態である。

全員悪人だバカヤロー
バトルロワイヤル感強めでもある

そんな感じでツアー珍道中、前半戦で今どの辺だろうね。
横浜駅からまだ出て無い位のところである。

後ろで企む男が居る

この日は良い天気で非常に素晴らしいドライブ日和であった。
違う、ライブをしに行くんだった。
すっかり友達とドライブに向かってるかのような気持ちになっていた。

SAで置いて行かれるかもしれないのに!

そう、いつでも油断をしてはならないのだ。
彼らは人の形をした鬼畜生なのだ。
何をするか否かは、もう面白いかつまらないかで決まったりする。

唯一、ナゲッツのベースのあつひこだけは真面目だから信じても…良い…よね?

いや、やはりここも信じられん。
※因みにあつひこの兄のボーカルのタケちゃんは仕事の出張先からなので、新幹線で別でした。

わたしはいそいそと、動画編集をしながらの移動。
若干ノートPCを持ってくるの忘れて、後悔をしていたが、まあ良い。

そして、休憩無くずーっと進み続けーの。

愛知到着系のパシャリ

全員仲良さそうに見えるが、わたしは全員の位置を把握しながらお土産を買ったりと、戦々恐々としていた。
非常にざわつく時間がSAである。
本来休憩をするはずなのに、心だけは全然休まらない不思議な空間であった。

途中、レンタカーと言う事を忘れててナチュラルにセルフ迷子になりかけたが、レンタカーでドライブに行く際はナンバーと車を写真に撮る事を忘れない方が良いだろう。

そんな感じで行きから珍道中が始まってしまった訳だが、ライブはもう最高であった。

名古屋のオカンこと、ヒロさん企画

フライヤーも可愛いですな。
到着してからすぐにリハが始まる49BALL一同。
この日は気温25度と比較的夏日で、一日Tシャツで過ごせる夏が待ち遠しい暑い日であった。

って事で東海のチーム友達と乾杯

リハ終わりで乾杯をするのだが、行きの車でメシを食い過ぎて全然酒が進まない。
早くも夏バテしてたかもしれない。
そんな感じである。

みんないつもありがとうね◎
さてさて、ライブも始まり、気分も最高である。

神々しいナゲッツ
恰好だけはHC

そんな感じで今回は49BALLは6曲セット。
1.PRIDE
2.I MAKE THE WAY
3.ONLY OF YOU
4.PROMISE
5.END ROLL
6.HOPE

最近PRIDEのサブスクが6月からスタートするからセットリストに入れているのだが、ライブだと盛り上がりに欠けるような気がすると言う個人の主観である。
音源はめっっちゃくちゃカッケーので是非ともサブスクが開始されたらチェックして欲しい。

因みに49BALLのギターのNAKATECHはchicken nagetsも兼任しているので、この日は2ステージである。
+行きと帰りが運転である。
地獄ッッッ!!!そして、企業だったら超ブラック!!!!

真っ白な灰だけになっちまったよ。

【ACT】
chicken nagets
GET EASY
ONE'S TRUTH
ORACLE
THE ELEPHANT MAN
49BALL
※バンドは各種リンク飛べます◎

【DJ】
Kyohei
dommy
chacha

【shop】
THE secret base
fight back

こんな感じで友達も多くて本当に良いライブであった。

大好きなONE'S TRUTH

しっかりとTシャツも購入して、ホクホクであーる。
いつもライブを見に行ったり、武きゅんとはアコギのライブで一緒だったのだが、ようやくバンドで対バンができた。
やっとのやっとのやっとである。
感動&感動である。

BASSのRYOくんは、打ち上げで本領発揮しておりました。

THE ELEPHANT MANとパシャリ

パイセンひさしぶりーっす!
THE PINK ELEPHANTの頃に一緒に町田で対バンし、その後THE ELEPHANT MANって名前で新たなバンドをはじめて居た。
情報量が多い説明になりそうだが、コロナ渦だった事もあり中々会うに会えず、ようやく名古屋で対バンができたのだ。
色々と関東勢は自分の中では感慨深いものがあるそれぞれのヒストリーがあったのだ。

そしてGET EASYORACLEも最高だった。
GET EASYはお初で、またタトゥのカッコイイ事!
見た目怖いが、話すとめっちゃ良い人な笑顔が素敵なナイスガイであった。

ORACLEは前回の名古屋ツアーの時、アコギでわたしは参加したのだが、その時に出演していたのを見たら圧倒的な演奏力に驚き。
レッチリフレーバーなミクスチャーサウンドがまた、懐かしくも新しく最高である。

2バンドとも是非ともまた49BALLと対バンして頂きたい最高のバンドである。

ドクさん(髑髏)とパシャリ(∵)

本当にいつもいつもいつもお世話になっております(∵)
良い時も悪い時も、いつでも最前列で見守ってくれているわたしの中の守り神であり、推しです。

ゆかちゃんCDありがとう(∵)

後ろ後ろー!!!!
なんか映ってるぜおい!
そんな感じで二人との出会いは2年前位で、事ある毎に本当にお世話になっております。
二人と酒飲んで、笑っての思い出しか無くて、今回49BALLで名古屋にツアーに行けて本当に良かったと思って居る。
※49BALLの所見は二人は前回の大阪TOURの時である。

ナゲッツのタケちゃんとドクさんとV系の話で盛り上がったのもまたいい思い出である。
まさかこんな日が来るなんて「あの頃」は思っても無かった。
※俺はこの世の誰よりも根に持つタイプの人間だ。この恨み忘れる事は一生無いぶへらぶひゃらぶふぉらっっっ!!!

だから本当に本当に楽しくて楽しくて、一挙手一投足の全てが笑った。
これがバンドなんだなーって改めて実感した。
49BALLとしてまたみんなで色々な場所に行ける事も本当に心から幸せである。

やはりビッグダディに似ているわたし(∵)

個人的には久しぶりな友達が多くてなんか本当に名古屋って良いなあと、改めて思った。
そして、またすぐにでも行きたいなとも思うのだ。

バッチリな集合写真

素晴らしい程にLIVE&ツアー行った感がある。
尋常じゃなく笑った。
おはようからおやすみまで笑った。

クロネコにも会えたよヽ(∵)/

さて、ここまでは良い思い出の話だ。
ここから先が地獄の始まりなのだ。

行きの地獄、つまり生きた心地のしない地獄。
つまりは生き地獄である、帰宅時の戦いがあるのだ。

打ち上げも終わり、そこから真夜中の中華と言う酔っぱらった勢いでやってはならない事をやった気がするが、幸せな気持ちであった為、そのままの多好感のまま、腹も満たす為にナゲッツと49BALLメンバーは中華屋へ。

因みに、名古屋ツアーで必ず行くお店は此方である。

栄R.A.Dの隣にあるカレーうどん屋なのだが、ここは酒も安いし飯が美味い。
ちょい飲みに最適な場所である。

そして、真夜中の不摂生はココで間違いないだろう。
チャーハンと餃子がとにかく美味かった。
オススメである。
しかし、翌日は目が開かない位にパンパンになってしまった。

さて、翌日の帰りの奇跡と言えば、この車である。

駐車場のこの車。この後の流れはもう決まってます(∵)

ここに置いてあると言う事は、後は『誰かが置いてかれる』パターンのやつである。
てか、なぜにうまい事駐車場にこんなもの置いてあるんだよ。
NORISONにその置いて行くくだり話をしたら、既に前日から俺を置いて行く計画がなされていたようで、実行に移されなくて本当に良かったと思って居る。

『次はお前の番だ。』

こんなにこの言葉がホラーに感じた事は無い。
リアルにやり兼ねない人と一緒に居るので胸中穏やかでは無いのだ。
また、途中のSAでもトイレに行って戻って来たら、既にお土産コーナーにも誰も居なかった。

『絶対にやられた』
なぜか、野生の勘が働き、戦々恐々としながらお土産を最速で購入した。
この時の最速とは、物を選んで購入するまで1分掛からずである。
それ位誰の事も信用していなかったのだ。
『ついにやりやがったなッッッ!!!』
そんな事を思いながらドキドキしながらお土産を買った挙句にTAMIYAのステッカーをノリで購入。
どこかに潜んで居たりするので、テロリストかなんかだと思うよあの人達は。

行きも帰りもSAだけは気が抜けないのだ。
トイレも最速で済ませなければならないから、とてもじゃないが気持ちは落ち着かないのだ。

富士山は綺麗だね(∵)

天気のいい日にみんなでメシ食って、みんなと同じ車で行き帰り、そして酒飲んで笑って笑って笑ってって最高じゃないか!!!!

バンド最高じゃないか!!!!

無事に横浜に到着(∵)

ナカテック運転本当にお疲れやまでした。
ボロボロの彼の顔をご覧ください。
戦い抜いた男の顔である。

しかし!
ここから打ち上げがスタートするのが49BALLとナゲッツである。

和んずで打ち上げ(∵)

因みに『和んず』って店なんだけど、ここはマジで美味しいので横浜にお立ちよりの際は是非とも桜木町駅から徒歩で行けるので寄って下さいませ◎
※日曜定休

大好物の葉生姜の豚バラ巻ヽ(∵)/
分からんけど美味かった奴ヽ(∵)/
トマトの肉巻(∵)

どれもこれもが美味いんだけど、あまりにも昔話や、今の話、そしてこれからの展望を2バンドで話をしすぎて盛り上がりすぎて長々と飲み過ぎて夕方から終電まで飲んでいた。

とんでもねえ金額だったぜ!!!!

金額よりも思い出である。
こんなに楽しい思いをしたんだ、安く感じる。

モノより思い出である。

当たり前にある日常は決して当たり前なんかじゃないんだ。
人は目の前にある「今自分自身が経験している事象」を当たり前とか常識だと感じがちである。
しかし、それは決して当たり前の事では無いのだ。
全てが奇跡の連続で、特別な事なのだ。
1度は解散したり、休止したり、脱退してもまたこうして復活する事ができた。
そして、前回以上に楽しく成長した姿でツアーに行く事ができた。
わたしはそれが本当に誇らしく思うし、自分のやってきた事は間違いじゃないと感じた。

1人じゃ絶対にできない事は、みんなでこんなに笑いながら簡単にできちゃうのだ。
今回のツアーは本当に様々な事が勉強になった。
改めて関わってくれた全ての人に感謝の気持ちを伝えたいと思う。

最後に栄R.A.Dの49BALLのライブ映像を置いておく。
是非ともご覧になって頂きたい◎

またすぐに名古屋行くぞー!

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