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人生初めての・・・

「クラウドファンディング」
みなさんはどういうイメージを持っていますか?
最近流行りの資金調達、キンコン西野さんがよくやっているもの、寄付や支援の派生などなど、色んなイメージがあると思います。
私自身、そんなクラウドファンディングに今回初めて挑戦している。
スタートして道半ばであるが、クラウドファンディングは挑戦することで色んな学びがあるのでまとめてみようと思います。
これからクラウドファンディングにチャレンジしたい方やクラウドファンディングって実際どうなのか、知りたい方に読んで頂けると嬉しいです。

善意で買ってもらえるのは1回限り!?

善意だけで買ってもらう商品やサービスは長続きしないということです。お客さんは、最初は社会貢献という意味合いで買ってくれることがありますが、1回買うとその善意は満たされてしまい、単発的な関係で終わってしまうことも少なくありません。「社会貢献になるから買う」だけではなく、シンプルに「モノがいいから、サービスがいいから買う」という要素がないと、選び続けてもらえないのです。

これは、社会課題を解決することを追及し続けているボーダレスジャパンの田口社長の言葉である。

クラウドファンディングに挑戦する中で、この田口社長の言葉は身に染みて実感する。というのも、現在、挑戦しているクラウドファンディングも親しい方々へお願いして支援してもらっている。
しかし、支援頂いた後が本当の勝負であり、商品次第では二度目はもうない崖っぷち状態である。

実はあまり触れられていないクラウドファンディングのデメリット

支援を依頼するのは大抵が知り合いである。いわゆる、家族や友人にプロジェクトを説明して賛同してもらう必要がある。
あるサイトでは、1/3は自分の直接の友人知人から資金をあつめるべきという情報まである。

そのため、「支援者となりうる友人に頭を下げて何度もお願いする」ことが成功の鍵となってくる。
もちろん、親しい間柄であれば、喜んで協力してくれるだろう。
しかし、リターンの商品が期待値を下回った場合、二度目は無いのはもちろん、自分自身の信用を落とすことにも繋がる。
これはキンコン西野さんの言うクラウドファンディングは「信用の両替機」という表現に直結している。

自分が今までに関係を作った方々に対して、しっかり信用を得られていれば、協力してくれる。即ち、自身の信用をそこでお金に両替される。そして、そのリターンが期待を超えない場合、信用貯金がマイナスに割れ込んで関係自体が破綻してしまうことにも繋がりかねない。
それは、クラウドファンディングで資金調達する大きなデメリットの一つである。

では、なぜそのデメリットを背負って挑戦するのか?

それでもなお、今回、クラウドファンディングに挑戦するに至った経緯を紹介する。クラウドファンディングで資金調達する目的は山口県でトマトを作る農家さんを支援して「儲かる農業」を証明したいという想いがある。

今回の主人公である三浦さんは6アールという限られた面積でハウス栽培でトマトを生産している。私自身、初めて食べたときの感動はもちろん、「一度食べたらもう他のトマトには戻れない」と言っても過言ではないくらい他にはない味わいであった。
そんな美味すぎるトマトを作る農家さんはさぞ儲かっていると想像した。
しかし、実際は生産量が限られているということもあり、労働の対価としては全く見合っていない収入である事実に驚愕した。
こんなに美味しいトマトをもっと広めたい、そして、そんなトマトを作る農家さんがしっかり儲かる仕組みが重要と強く感じた。

では、どうすれば儲かるのか!?

答えは・・・正直ない。
農業は食糧を生産する仕事のため、国としては低価格に維持したいという思惑がある。そのため、いくら絶品で最高のトマトであっても1玉1000円で売れ続けるのは現実的ではない。そのため、いかに共感頂ける方に継続的に市場価格より割高でも買ってもらい続ける仕組みを作るかが肝。
私が儲かる農業として意識しているのは「寺坂農園」さんである。
著書「農家はつらいよ」で農業の表裏を赤裸々に公開されているが、この富良野でメロンを作っている寺坂さんは農家の理想の形である。

メロン1玉を平均3000円(市場の5~10倍の値段)で3万玉販売している。北海道の富良野に訪問した際も寺坂社長直々にお話を聞かせていただき、「生産量は減らしていく」という逆転の発想でブランド化を進めている。(生産量を減らすことで、限定感を演出して単価を上げていく方針)

美味しいトマトができるのは「偶然が重なって出来た結果」

しかし、実際に「儲かる農業」を実現している方はほんの一握りである。私の感覚では、Youtuberとして生計を立てる以上に難しいと捉えている。
そんな「儲からない」ことが一般化している農業界において、三浦さんは次世代を担うお子様に「農業ってカッコイイ」と言ってもらい、儲かる農業を継承していきたいという熱い想いをたぎらせている。かなり壮大なテーマではありますが、トマトの美味しさは折り紙つき。
善意で買ってもらえるのは1回限りですが、このトマトの商品力の高さは想像を絶するレベルです。
支援頂いた方には後悔させない自信だけはあります。
もし、賛同頂ける方や一度トマトを食べてみたい方はご支援いただけると幸いです。

一緒に夢の実現を目指す仲間の想い

一緒に活動に取り組んでいる、ミヤケストラこと三宅さんには、クラウドファンディング専用のテーマソングを作って頂きました。
この音楽と一緒にお子さんと新たな未来を切り開きます!

また、弁理士として活躍されている、べんりしほっしーさんにはstand.fmで熱いメッセージを吹き込んで頂きました。

多種多様なメンバーとともに新たな挑戦に取り組んでおります。
みなさんのご参加お待ちしております。

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。


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