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好きが報われた瞬間って涙が溢れてくるんだ

この短いとも長いとも言える人生の中で「好き」と確実に言葉に出せるものに出会えるのって本当に幸運な気がする。

私はいわゆる一般の方から見たらオタクの部類に入る方なんだと思う。
自分や本物のオタクから見たら全然オタクに入らないと思うけど、ここはあくまでも一般論で話させてもらう。

特に漫画とゲームが昔から好きで、その中でも漫画は幼少期の頃からたくさんのものに触れてきた。夢はこの世に存在する全ての漫画を読むこと。物理的に難しいのは承知だが、出来る限り触れていきたいと思っている。もちろん全ての作品を愛しているわけではない。読んでみて自分に合わない作品もたくさんあった。ただ、それでも漫画家さんという職業はとても尊敬しているし、見ないで批判することだけは絶対にしたくないと決めている。

好きな漫画はたくさんある。小さい頃から読んで今でもずっと手元に置いておきたいと思う漫画や、もろに影響を受けた漫画などあげればキリがないぐらい。それこそ1番好きな漫画はなに?と聞かれると選べなくて答えられないぐらいだった。

そんな私が6年前に出会った一つの漫画。
それが今回のnoteの題材である
「忘却バッテリー」という野球漫画だ。

私はこの作品に出会ってから人生が本当に変わった。こんなにひとつの作品を追いかけてきたことはなかったから。今回はそんな「忘却バッテリー」に出会ってしまった私の話を書いていきたいと思います。きっと長文になるし、ポエムになっちゃうのは仕方ないので、それも承知で読んでもらえたら嬉しいです。


忘却バッテリーとの出会い

漫画アプリがまだそんなにメジャーじゃない頃、集英社が「少年ジャンププラス」という漫画アプリをリリースした。全て無料で読めるというすごいアプリだった。私はすぐにDLして、そこに掲載されている漫画を全て読んだ。面白いと思う作品、つまんないけどコメントと連動して読むと面白い作品、普段なら絶対に手を出さない作品、色んなジャンルの作品に溢れていて毎日がとても楽しかった。

そんなある日、木曜日に新連載が始まった。
タイトルは「忘却バッテリー」

どうやら野球漫画のようだ。スポーツ漫画も結構読むが、正直あまり得意なほうではなかった。そもそもスポーツのルールがわからなかったり、登場人物が多すぎると名前を覚えられなかったり、試合が長過ぎて中弛みしたりと自分にとって読む上で障害が多すぎるからだ。なので単行本で一気読みなどするのが自分には合っていた。

でもとりあえずジャンプラに掲載されている漫画は全部読むと決めていたので1話を見てみた。
絵柄は正直あまり好きじゃなかった。そして漫画の序盤で出てくる一発ギャグもこれは…面白いのか…?ってなった。それでも読み進めた。そしてどんどん引き込まれていった。この漫画はとにかくテンポが良いのだ。どんどん変わるシーンに、本当にキャラが動いて喋っているかのような印象を受けた。
1話は57ページもあるのだが一瞬で読み終えてしまった。
読者コメントを読むとみんな面白いとコメントをしていて「だよね…!これは期待大だ…!」と私自身とてもワクワクしたのを覚えている。

そして第2話。1話で面白いのかこの一発ギャグと思ったギャグはすでに2話で愛おしく感じてきた。ちょろいオタクなのである。そして2話でも話のテンポの良さは変わらなかった。なんなら1話の時より増してる気がする。さっきまでギャグ満載だったのに次のページになるとズンッと重くのしかかるような気持ちにさせるシリアス展開。忘却バッテリーにはストーリーテラーのキャラがいて、そのキャラは普通の男の子なのでどちらかというと私たちよりなのだ。なのでそのキャラに感情移入がとてもしやすく、さっきまで笑ってたのに急に現実を突きつけられて頭を殴られたかのような衝撃が走る。そんな展開がたくさん詰まっていた。
そして2話目にして新キャラが2人登場する。漫画でよくある展開なのに、普通の漫画とは違う。ここから絶対面白いじゃん…!えーーー続き早く読みたいんだけど!!!!!って思わせる引き。うまい、漫画がうますぎるぞこの作者…と私の感情はどんどん高まっていった。

第3話。え…もしかしてこのまま1話ずつ感想入るの?そもそもこの忘却バッテリーのあらすじすら語っていないこの状態で?って思ったそこのあなた。安心してください。さすがに全ては語りません。でもこれは私が忘却バッテリーに堕ちていく話なのでもう少しお付き合いください。
3話は新キャラ2人の少しの深堀。(全然さわりなので浅いけど)そしてこの2人は昔なにがあったんだ…!とオタクの想像を掻き立てるような描き方が天才。この作者まじで漫画がうまい。相変わらずのテンポの良さ、コマ割りの使い方、ギャグの入れ方、場面の切り替え方、何度も言うがキャラが動いているのだ。漫画を読んでいるというより映像を見てるに近い感覚になってくる。BGMが聞こえてくる。シーンって音まで聞こえてくる。本当にすごい。ストーリー展開ももちろんだが、漫画家としてこの作者がいかに漫画が好きで漫画の描き方が上手なのかが伝わってきて毎度度肝を抜かれるのだ。天才っているんだとそういう感想になってしまう。

第4話。私の推しができた。新キャラの見せ場があった4話。「あ、ダメこの人好きだ。」となった。最初は苦手気味だった絵柄もこの頃からもう絵うますぎでは!!??と尊敬に変わっていった。推しの活躍を早く見たいとどんどん木曜日が楽しくなっていった。

第5話。爆笑の嵐だった。名シーンが生まれた。最高の日常ギャグ回だ。とりあえず初見の方はここまで読んでほしい。個人的には12話、そして16話まで読んだら完全に引き込まれて、29話まで読むともうあと戻りはできなくなるのだがとりあえずは5話まで読んでほしい。
ずっとギャグで面白いのに着々とストーリーが進んでいく。気づいたら、えっもうそんな展開!?ってなる。まじでテンポの良さNo.1漫画だと思う。

そんな感じで私は確実に忘却バッテリーに堕ちていったのである。

野球を知らなくても読める野球漫画

忘却バッテリーの良さは野球を知らなくても読めるということだ。
野球漫画でしょ?野球知らないと読めなくない?そう思うのは当たり前なのだが、この漫画は違う。なぜなら主人公が記憶喪失だからだ。なので野球初心者と同じなのだ。だからこそ、野球が全くわからない人でも読める親切設計になっている。

(ちなみに私の夫は野球経験者で、経験者からするとちょっと…と思う箇所も序盤の方は結構あったらしいが、今現在忘却バッテリーの試合制作は作者みかわ絵子先生の夫、漫画家の高嶋栄充先生が行っているので安心してほしい。高嶋先生は野球経験者で自身でもクワトロバッテリーという野球漫画を描いています。)

そして試合も2〜3話で終わるというなんというテンポの良さ。ここ最近の展開では試合が長くなってきているが、私たち読者も野球知識が備わってきているので、主人公と共に成長していけて、長い試合も見れるようになってきたと思う。
それでも序盤はまじで試合が短い。あっという間に終わる。新幹線に乗ってるようだ。その中でも小ネタのギャグも欠かさず、重要なシーンも入れてくる。まじで天才なんだよみかわ先生…

そして私はまじで1ミリも興味がなかったプロ野球も見にいった。野球を知りたくなったのだ。実際にこの目で野球というものを見たくなった。まだまだ知らない単語もたくさんあるけど、知識がついていくと漫画もより楽しめるようになった。

努力の在り方をしめしてくれる

スポーツ漫画ってそのスポーツをやってた人には絶対刺さることってあるじゃん?忘却バッテリーはね、野球をやってなくても刺さるんだよ。

天才ゆえの苦悩、天才のそばにいる大変さ、普通の人間にしかわからない気持ち、天才と比べてしまうなにも持っていない自分、それでも自分にしかできないこと。色んなキャラクターの色んな感性を表すことが上手で、スポーツの技術面よりメンタル面に重きを置いている作品だから自分がスポーツをやってこなくても共感できてしまう。なんなら彼らと一緒に青春を取り戻せる純粋な心を取り戻すことができる漫画だと思っていて。
周りの大人キャラクターも良くて、私は年齢的に高校生の主人公たちより彼らを守る大人のキャラクターの立場のほうが共感できるからこの漫画を読んで一層子供たちを守っていかねばいけないと思えたよね。

そして努力の在り方を色んな形で表現してくれる。
忘却バッテリーに登場するキャラはみんな努力を惜しまない。私は漫画に修行シーンを求めてしまうんだけど、例えば必殺技。必殺技って修行なしではできないじゃない?ただただ必殺技で敵を倒すシーンを見たいのではなく、涙ぐましい修行の上得た必殺技で敵を倒す。そんなシーンが好きなのだ。

現実世界でも努力って人によって違うじゃない。でも成功してる人で努力してない人なんかいない。天才だって凡人だって努力してるんだ。

そんな忘却バッテリーで大好きなセリフがあって。

「人の努力否定すんの禁止な」
「できるまでやるのが努力だ」

違う人物が言ったセリフなんだけど、その通りだよなと思った。
どこまでも人は人、自分は自分なのだ。努力してない風に見えても、見えてないところでその人がどれだけやってるかなんてわからない。結果が全てなところはあるのかもしれないけど、その過程を知らない私が否定してはいけない。
そして何よりやっぱりできるまでやるのが努力だ。これは自分自身に言い聞かせないといけない言葉。

名言かよ〜〜〜〜〜〜くそ〜〜〜〜〜。
私はここのシーンが大好きで、13話〜16話で出てくるんだけど読み返して号泣しました。なんていい漫画なんだ…。

下がるランキングとアニメ化にならない現実

忘却バッテリーは今年の4月26日で6周年を迎えます。ここまで見てわかるように、私は連載当時からこの漫画はアニメ化するべきだとずっと願っていたのだけれどそんな一読者の意見などは関係なくアニメ化はなかなかきませんでした。1度だけジャンフェスの企画でアニメ化したものの、映像は残らず本当に1度だけで終わってしまった夢のような時間でした。

この6年の間、ジャンプラもメジャーな漫画アプリになってきて名作がどんどん生まれアニメ化もどんどん発表されていき、他の作品がアニメ化されるたびに忘却バッテリーはなぜアニメ化されないのか…と悲しみに溺れる毎日だった。それでも、アニメイトでコラボカフェが開催されたり、グッズができたりと嬉しい発表はちょくちょくあって。いつか絶対に絶対にアニメ化されると信じていた。

私は正直アニメより漫画派で、(映像が見ていられないタイプなので)漫画原作がアニメ化するのはどうでも良かった。想像していた声と違うとか、解釈違いのアニオリとか、悲しい思いをしたくなかったからだ。それでもやっぱり忘却バッテリーにはアニメ化してほしかった。それは何より、アニメ化することによってもっと忘却バッテリーの面白さがたくさんの人に伝わり、単行本が馬鹿みたいに売れて、作者にお金がたくさん入って、好きなタイミングで好きなようにこの作品を完結させて欲しかったからだ。
私が宣伝したところで、私が布教したところで私にはなにも入らないけれどそれでも私は一人でも多くの人にこの作品の良さを知って欲しかった。
これほどまでにこんな熱を持って愛した作品は忘却バッテリーしかないのだ。それぐらい私はこの作品が好きで好きでたまらないのだ。

だけど現実はそんなに簡単ではなかった。
忘却バッテリーの更新曜日に強敵が現れた。

それが「推しの子」と「幼稚園WARS」だ。
まず推しの子、赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生のタッグなんて強すぎるに決まってる。あぁ、これはランキング1位は確実に取られてしまう。そう感じた。実際に漫画は面白いし、アニメ化されたことによりさらに人気も高まった。閲覧数はアニメ化によりぐぐっと伸びた。もうこれは仕方がないことなのだと感じた。
そして幼稚園WARS。これもまた面白い。キャッチーな絵柄にわかりやすいギャグ、そしてたまにくるわりと重い展開。こんなんみんな好きじゃん…

そしてランキングは3位、4位と落ちてしまったのである。ジャンプラの打ち切りはとにかく単行本が売れていないことが原因らしくこの頃はもうすでに打ち切りの心配はあまりしていなかった。ただただランキングに囚われずに先生の好きなように連載を続けられればいいなと思った。
でもやっぱり、好きな漫画のランキングが下がると悲しくなるよね。こんなに面白いのに。

そして私自身がめちゃくちゃ生活環境も変わり忙しくなったことから、前より感想ツイートなどができなくなり当時Twitterで交流していた忘却バッテリー仲間ともだんだん疎遠になっていったのもこの頃だった。忘却バッテリーへの愛は以前と変わらないのに熱量が下がってしまったのだ。創作活動もできなくなっていた。生活もあるのでこればっかりは仕方ないけど、自分の中で寂しさもどこかで感じていた。

突然のアニメ化発表

それは本当に突然だった。

もちろんアニメ化をずっと望んでいた。周年記念の時には今度こそテレビアニメ化!と願っては落胆していた。

そして2023年8月2日。私はその時友達と飲み会をしていた。そして深夜0時を回った瞬間に「忘却バッテリーの更新日だ〜」と浮かれながらジャンプラを開いた。そこに現れる「アニメ化」の文字。叫ぶ私。隣でびびる夫。泣く私。訳もわからないままお祝いしてくれる友達。

ついに、ついにアニメ化するのだ。本当にこれが現実なのか?アニメ化するのか。詳細を!詳細を早く!!!ドキドキワクワクしながらTwitterを開いたら懐かしいメンバーたちがTLにいてお祭り騒ぎになっていた。嬉しかった。楽しかった。本当にアニメ化するんだぁ…しばらく私は鳴き声かのようにそれしか言えなかった。

アニメ化の詳細はすぐには発表されなかった。いつから始まるのか。誰が声をするのか。私の推し藤堂葵の声は誰がやるんだ。それは非常に大切だった。もはや生死に関わる問題だった。でもひとつだけ安心したのは主人公・要圭の声優が宮野真守だったこと。彼は適任だった。むしろ要圭を演じれられのはマモしかいないだろうと思えるぐらい。それが本当に実現したのだからそれだけでもヒット作間違いなしだろうと嬉しかった。

そして月日は流れ、アニメの詳細が発表される日がきた。
私の推しは一体誰になるのだろうか…ドキドキしながら友達の家で配信を見ていた。そして推しの声優さんが発表された時私は思わず椅子から立ち上がり叫びながら飛び跳ねた。友達はびっくりして爆笑していた。
そう、私の推しは私が願っていた声優さんに決まったのだった。その名は阿座上洋平。なんとなく友達とこの人がいいよねって話していた声優さんに決まったのだ。制作会社はあの「進撃の巨人」や「チェンソーマン」などを手掛けたMAPPA。もう全てを信用できた。これはすごいアニメになる。ありがとう制作陣。ありがとう忘却バッテリー。

そしてまた月日は流れ主題歌の発表。なんとOPは「Mrs.GREEN APPLE」EDは「マカロニえんぴつ」

ご、豪華すぎる…!

そしてパ・リーグ6球団とコラボ。山手線ラッピング電車。池袋・渋谷・新宿に特大広告。

なにが、一体なにが起きているんだ…?????
アニメ化ってこんなにすごいことだったのか?????
正直山手線ラッピングより西武池袋線ラッピング電車だろーーーって思ったけど、簡単に行けない地方民には関係ない。
信じられないぐらいに街中が忘却バッテリーに染まってる。つい3年前にアニメ化が決まっていたら私は多分東京の街で踊り狂っていたと思う。嬉しい。こんなことってあるんだと感動している。嬉しい。本当に嬉しい。

私の人生を支えてるもう一つの作品「うたプリ」というものがあるのだが、うたプリはもう天下を取っているしすでに人気だから街中広告やコラボなんて当たり前だった。グッズに溢れすぎてもう追えないぐらいだった。
でも忘却バッテリーが、あの忘却バッテリーがこんなに集英社から推される日がくるなんて。感動で言葉が出なかった。

そう、集英社が推してくれているというのも目に見えてわかったのが本当に嬉しかったのだ。豪華声優の固め具合に主題歌。そして広告にコラボ。これはめちゃくちゃ力を入れてくれている。本気だ。集英社の、制作陣の本気を感じる…!
しかもキャストの皆さんからの愛、熱量もすごくて。キャストに愛されるアニメってオタクからしたら信頼しかないわけで。本当に期待がどんどん高まっていった。
そして放送日は4月9日24時。世間は入学式の日が多い。忘却バッテリーの1話は高校入学から始まる。これもまさか計算…!?もうそうでしょ。オタクの深読みでもいいよ。ありがとう。熊本は映らないけどAmazonプライムで24時半から見れるからいいよ。我慢する。

全忘却バッテリーオタクが泣いたアニメ1話

そして来る4月9日24時。私はそっとTwitterを閉じ、ネタバレを回避した。みんなより30分遅れで始まるから仕方ない。こんなに1分1秒が長くて短いのは初めての感覚だった。静まり返るリビングで早く、早く始まらないかとドキドキ、そしてソワソワしていた。泣きそうだ。始まっていないのに泣きそうだ。

そして、ついにアニメが始まったのだ。
待って、なにこれ知らない。漫画ではこんなシーンなかった。
まさかのアニオリスタートだった。

良すぎる。良すぎる。作画はもちろんオリジナル部分の導入も背景もBGMも最高だ。とてもとても丁寧に作品を愛して作ってくれてるのがものの数秒で感じられた。
そこからのOP。ミセスの爽やかな音楽とともに流れるOP映像。日常のわちゃわちゃした微笑ましいシーンから、原作を追ってるファンなら一瞬で涙してしまうシーン、えっこのシーンまで入れてくれるの!?つまり2期確定演出ってことでいいんですか??????ってシーンまで本当にファン感謝祭かってぐらい色んなものを詰め込んでくれて最高なOPだった。てゆうかイントロ良すぎやしないか…

そして本編が始まった。ほぼ原作通りで声優さんの違和感全くなかった。すごい。今まで脳内でしか動いていなかったキャラがこんなにも生き生きと動いてる。漫画で見たギャグやツッコミって映像にすると寒くなってしまうことも多々あるのだが完璧なのだ。芸人なみのテンポの良さ。本当にすごい。
30分アニメが一瞬で終わってしまった。興奮が冷めない。夢を見ているかのようだ。涙が止まらなかった。まだ1話は泣ける話でもなんでもないのに、忘却バッテリーが本当にアニメ化したという現実が、嬉しくて、そしてこんなにも丁寧に、作品に愛を持って作ってくださるその姿勢に感動しっぱなしだった。

そしてED。どんな映像なんだろうとワクワクしながら見た。そこに出てきたのは「ぜったいノート」というタイトルのノート。それがペラペラとめくれていき、可愛らしい絵柄の幼少期のバッテリー二人組だった。
もう、もうやめてくれ…オタクをころしにきている。涙がさらに溢れてくる。素晴らしい解釈で、普通に見たら可愛いEDだけど、原作を追ってるファンからしたらもうこんなん涙しか出ないんですよ…。誰よこれ作ったの…国民栄誉賞だよ。今日を祝日にしよう。無理。ありがとう。

そのまま私は1時間何もできずにぼーっとしていた。感情を言葉にすることすらできなかった。ただただありがとうと。こんなに素晴らしいアニメにしてくれて関わる全ての人にお礼が言いたかった。
今はアニメ化、ドラマ化もされれば良いと一概に言えたものではない世の中になってきていて。作画が酷かったり、改悪されていたりと、こんなことなら映像化して欲しくなかったという声もあがることもある。そんなことはあってはならないと思っていて、なにより原作者が悲しむことは1番してはいけないと思っていて。それがこんなに素晴らしい作品にしてくれて、しかもあの導入のアニオリ部分は直接作者のみかわ先生がネームを提供したという情報も流れてきて、はーーーーーーこんなこと…!!!なんて大事にされている作品なんだ。もう全てに感動。さっきからこいつ同じことしか言ってないじゃんって思うけど何度でも言わせてくれ。本当にありがとう!!!!!

とりあえず見てください

そんなこんなでこんなクソ長いnoteをここまで読んでくれたそこのあなた!!!!!!!!忘却バッテリーを見てくれ!!!!!!!!!
各配信サイトで続々と配信されているので!!!!アマプラ、TVer、dアニなどでも配信されてるよ!!!

でも個人的には漫画も読んで欲しいんだ…
やっぱりみかわ先生の良さは漫画で体感してほしいので…多分漫画好きな人は間違いなくすげえってなると思うから…
ジャンププラスは親切設計なので初回は全て無料なのであっという間に最新話に追いついちゃうよ…

見たら語ろう!読んだら語ろう!この世に1人でも多く、忘却バッテリーのことを好きになってくれる人が増えますように!ありがとうございました!

(面白かったら♡を押してくれるととっても嬉しいです!SNSでのシェア、感想はめちゃくちゃ励みになります!ありがとうございます)


おまけ。OPとEDが神すぎて耐えられん。

最後は原作を追ってる人にしかわからない超ネタバレ感想。

まずさーーーーえっなにあの、イントロの時点で神がかってるのだけど、OPにいる女の子!!!れいらちゃんとさやかちゃんじゃん!!!!!え、ファンサえげつな!!!!そしてその後のバッセンシーン、あれじゃん、やめるきっかけの背中を守る特大涙涙のシーンじゃんんんんんん。んで??何最初の徐々に人が集まって歩いていくシーンこんなのまんがタイムきららのアニメじゃん〜〜〜え〜〜〜〜んかわいいよぅ。二遊間出てくるシーン可愛すぎて†そこからAV出しちゃうの!?大丈夫????深夜帯のアニメだから大丈夫なのね????そっからつっちー後ろ姿で匂わしてくるの私そういうの大好きなんだよありがとう…か〜〜〜ら〜〜〜〜の〜〜〜〜〜〜葵ちゃんんんん眠れない夜走ってるシーンやめっ泣いちゃう泣いちゃうからお願い…寝てくれからの千早くんっ眠れないよねそうだよねあーーーー二遊間だめだ涙止まらなくなる。詰め込みすぎじゃないこのOP大丈夫???え。そこから千早くんの超スピードダッシュ見せてくれるんですか??????突然のご褒美ありがとうございますからの長打ーーーーーーー!!!!!!!!!藤堂葵様だこらーーーーーー!!!!!!!!!監督の指ハート超可愛いし、早く監督出てきて欲しいマジで楽しみしかない。そっからの共犯者のシーンもいれるんですかまじっすか嘘だろぜったいノートばらまかないで圭ちゃん…はあ…仲間っていいね、最高なOPありがとう。ありがとう。まだしっかり歌詞読み込めてないけどいっぱい聴くよありがとうミセス…

そしてEDーー!!!ちょま、ぜったいノートからくるのやめろって。って幼少期のバッテリー可愛すぎるよ〜〜〜こんなに可愛い映像なのに傷えぐってくるのまじ、なんなんだよこれ…制作陣みんな忘却バッテリー大好きじゃん…愛しか感じないよこんなん…このさぁ、努力してる圭ちゃんが置いてかれちゃうシーンまじで、まじでさ。泣けちゃうんだよ。でも置いてったりしないよ。そこにはみんないるから大丈夫。って歌詞見たらもうこれバッテリーの歌ってゆうか圭、智将の歌じゃん…。まじで報われて欲しい。読者はみんな智将が大好きだよ…消えないでくれ…。

はあ…こんなにOPとEDで涙するなんて思ってもみなくてオタク大歓喜です。本当にありがとうございます。毎週本当に楽しみ。こんなに好きなものに出会えて本当に本当に良かった。人生バラ色、ありがとう。

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