鬼頭 絵里

「暮らす」にまつわることが大好きで、「暮らしの場」である住まいを創る人になりたいと設計…

鬼頭 絵里

「暮らす」にまつわることが大好きで、「暮らしの場」である住まいを創る人になりたいと設計の世界に入って20年。 そこに暮らす人がお家と仲良くなっちゃうことが至上の喜びです。 ○住まいの設計 ○お家ともっと仲良くなっちゃう!空間術 ○二級建築士事務所「野うさぎ舎」主宰

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  • 梅雨ともっと仲良くなっちゃう!

    梅雨のジメジメと仲良くなっちゃう者は快適さを制す!

  • 暮らしともっと仲良くなっちゃう!7か条

    \今日からできる!/ あなたが暮らしともっともっと仲良くなっちゃうヒントをお伝えします

最近の記事

冬至 陰極まりて陽に転ず

昨日12月21日冬至を迎えました。 今のお日さまはとても低いので、よく目が合います。 部屋の奥まで陽が差し込んで、その温かさをありがたく感じます。 一陽来復。陰気に振り切った大地がここから陽気に向かっていきます。 今年の冬はずっと暖かく、未だに葉を落としきれていない木々をたくさん見かけます。「木に力がないからや。」と知り合いのじいさまが言ってたけれど、寒くなりきらないと発揮できない力もあるのかもしれません。 東洋医学では、 「暑いときは思いっきり暑がり、 寒い時は思いっき

    • 立冬 内に温かさを感じる時季

      本日11月7日立冬を迎えました。 ここから冬が始まります。 数日前に今シーズン初めて灯油ストーブに火を入れました。灯油ストーブの匂いがやっぱり好きだなぁ、と毎年思えるのもこの頃の嬉しいこと。シチューや鍋など、身体の温まるものが食べたくなります。昨日はハヤシライスを作りました。 茹で卵をこうしてかけるのは、子どもの頃からのお気に入り。今回はにんじんが多め。カレーやハヤシライスはデスクワークが詰まっているこの頃には助かるアイテム。たっぷり作っておいて、毎食ちょっと温めていただ

      • 霜降 実りと寒いの始まり

        昨日10月23日より 霜降(そうこう)に入りました。 秋も一段と深まってきましたね。 名古屋の街中でも、カエデの種類ぬが少しずつ色づき始めました。秋晴れが続き雨が降ると、ぐぐっと気温が下がり、途端に毛糸の靴下を引っ張り出し、出したばかりのストーブに火をつけるかもう一息堪えるか悩む、という感じになってきました。なるほど、そろそろ霜が降りだすというのもわかるような気がします。 霜降は晩秋に入り二番目の節気で、秋が熟し切る時季となります。 次の節気は立冬、冬が始まります。季節が

        • 寒露 秋日和に冬支度

          10月10日より寒露に入りました。 あっという間に晩秋です。 名古屋は台風14号の影響もさほど受けず、しっかり降った雨で大地も空気も洗われたせいか、今日はまさに秋晴れでキラキラとしています。 最近よく頂くのは栗と柿。秋刀魚もいただきたいところですけど、今年は不漁のせいかなかなかお目にかかれません。一度は食べたい! そろそろ扇風機を閉まって、ストーブを出さなきゃなと思っています。まだまだストーブはなくても大丈夫ですが、扇風機が目に入るとちょっともう違和感を感じます。 扇風機

        冬至 陰極まりて陽に転ず

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          白露 終わりの日に

          気がつけば、9月も3分の2が過ぎてしまいました。 明日22日は秋分の日!笑 往生際が悪いですが、白露最終日の配信です。 白露が始まったのは9月7日です。あの頃はまだまだ残暑厳しく、何を書いたらいいのか全然出てこなくって見送ってしまったのです。が、先週中頃からウソのように涼しさが優勢になってきて、あれよあれよという間に半袖タオルケットでは眠るのが心許なくなり、昨日などは昼間でも長袖と靴下が欲しくなるほど、早足で気温が変わってきました。 やはり今年は季節の変わり目がはっきりして

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          \fuel COFFEE BEANS SHOP/OPEN!!

          このたび松坂屋豊田店1Fに 「fuel coffee beans shop」がオープンしました。 「fuel」は「ヒューエル」と読みます。 英語で燃料の意味。 コーヒーを愛する彼らの燃料は、コーヒーである。という思いが表されています。 私はコーヒー党ではありません。 なんとなく身体に合わない、という表現が一番しっくりくるのですが、これはお酒が体質的に飲めない、といった感覚ともしかしたら似ているかもしれません。(※アルコールには強いし好きな方) コーヒー豆を挽いた時のあの香り

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          処暑 暑さ収まるのかナ??

          昨日8月23日から処暑に入りました。 暑さが収まってくる頃、とあります。 昼間は外へ出ると、今日も生きてるだけで精一杯!な暑さです。それに堪えた感覚では、あっそうなんですか、へえ〜、って他人事のように感じるだけ。笑。 暑い!というと暑いを呼ぶと思っているので、暑いと口にするのはなるべく控えているのですけど、暑いものは暑いですね。暑いです。笑笑 この夏はなんでこんなに暑いのかしら!梅雨もしっかり降ったし! 今年は季節のコントラストがすごくはっきりしているように感じています。

          処暑 暑さ収まるのかナ??

          立秋 お盆休みと虫の音と

          昨日8月7日に立秋を迎えました。 秋が立つ日。秋の始まりです。 と同時に夏の土用も終わりを迎えました。 今年の梅雨は長く、真夏もまだまだ始まったばかりで、秋が始まるもないだろう!って思います笑。そうなんです、二十四節気の季節の刻みはこうしたものなんですね。前の季節が極まり、新しい季節に転ずるのです。 そういえば京都に住んでいた頃、五山の送り火が終わると夏が終わって秋が始まるんだ、と聞いて、秋の始まりというものをそのように認識することを知って感心した覚えがありますけども、な

          立秋 お盆休みと虫の音と

          大暑 正真正銘の真夏です

          いよいよ真夏の到来です。 昨日7月22日から大暑に入りました。 名古屋もしかり、今年の本州あたりはまだもう少し梅雨を引きずるようですが、晴れ間が覗けばもうしっかり暑い!!真夏の暑さは本当に容赦ないぃ!!と未だに毎年驚きます笑。 向日葵や夾竹桃も活き活きと咲いていますね。夏の花々は本当に力強い感じがして、暑さに負けそうな心を助けてくれるように思います。 二十四節気でも「大暑」とは、「暑さMAX!以上!!」 そんな表現に激しく同意笑。前回の記事に夏の土用について書きましたが、

          大暑 正真正銘の真夏です

          夏の土用入り

          本日7月19日から夏の土用が始まります。 立秋8月7日までの3週間弱の期間になります。 土用というと夏の土用が一番有名ですけども、実際は一年のうちに4回あります。 それぞれの季節が極まり、次の季節に転じる直前までの期間となります。季節が極まるというのは季節の変わり目であり、土用とは、次の季節に向けて上手にシフトチェンジできるよう養生しようね、という昔ながらの智恵なんですね。 体感的に春や秋の土用はマイルドですけども、夏や冬の土用は暑さ寒さが極まるので、実質誰にとってもハー

          夏の土用入り

          小暑 七夕のリベンジは処暑の頃

          大雨で数々の被害が起こり、それどころではない方々もおられると思うと、こんな呑気な視点でいるのはどうなのだろう?と自問しています。 どうかこれ以上の被害が起こりませんように。 そして1日も早く日常が落ち着きますように。 ただただ祈っております。 ----------------------- 7月7日より小暑(しょうしょ)が始まりました。 夏も晩夏に入り、いよいよ盛夏が始まっていきます。 今年の梅雨はしっかりと雨が降り続けていますが、雨でも気温が高く感じられるようになり、蒸

          小暑 七夕のリベンジは処暑の頃

          夏越しの祓 半年の節目

          昨日6月30日は夏越しの祓でした。 元日から半年という節目の日に、上半期の穢れを祓い、下半期を心新たに迎えるという行事です。 昔は旧暦の水無月末日が夏越しの祓だったわけで、今でいうと7月下旬〜8月中旬にあたるそうです。こうして聞くと、「夏を越す」祓、真夏だから水がなくて「水無月」、なるほどしっくりきますね。 (今年は新暦8月17日です。閏月うるうづきがあるので、例年と比べると遅めになります) 私の育った地元の氏神さまではこの神事がなくて、他の地域の神社でのお知らせを見かけ

          夏越しの祓 半年の節目

          洗濯物を上手に乾かす

          この時季一番気を遣うのは洗濯物の取り扱いかもしれませんね。 ジメジメしているとなかなか乾いてくれず、イヤな臭いもしてきたりして困っちゃう。洗濯物が多いとなかなか大変です。 けれど、この課題もコツを押さえれば、ずいぶん快適になっちゃいます。 カギは「空気スイスイ」と「吸湿性」、 そして「雑菌天国を作らない」 です。 ・雑菌ってそもそもなに?「空気スイスイ」と「吸湿性」については前回の記事に書きましたので、まだの方はぜひ読んでみてくださいね。 この記事ではまず雑菌について触

          洗濯物を上手に乾かす

          「空気スイスイ」と「吸湿性」がカギ

          前回2つの記事にわたって梅雨について見てきました。 「梅雨ってどうして起こるの?」 「梅雨ってなんで過ごしにくいの?」 梅雨の時季がなんで過ごしにくいかというと、空気中に水蒸気が満ち満ちていて、細かく結露が起こっているからなんですね。 空気中に水分が満ち満ちている    ↓ 空気が重たい    ↓ 空気が留まりがち    ↓ 空気と皮膚や物の表面の温度差    ↓ 結露が起こる 放っておくとどうしてもこのようなことが起こってしまうんですが、 メカニズムがわかれば、快適に

          「空気スイスイ」と「吸湿性」がカギ

          夏至 midsummerの喜び

          明日6月21日は夏至です。 今年は新月と日食も重なるそうですね。 暦の上では夏の真ん中に当たる日になります。 ここから夏も後半戦。体感的にも”日本の夏”が本格化します。 夏至は一年のうちで一番昼間が長い日です。(北半球) 日本では梅雨の真っ只中だし、これから日が短くなってくると言っても、暑い暑い夏が控えているからか、暦の上では重要な節目なのにも関わらず、感覚的にはへえ、そうなんだね、てな感じですけども、 緯度の高い北欧などでは日が長いことが本当に嬉しくて貴重なので、一年で

          夏至 midsummerの喜び

          梅雨ってなんで過ごしにくいの?

          さて、 前回では梅雨ってそもそもなんで起こるの? について触れてみました。わかっているようでわかっていない梅雨のメカニズム。なかなか面白いですね。 さてさて、 今回は梅雨の時季ってなんで過ごしにくいの? についてみていきたいと思います。 梅雨の時季過ごしにくいこと、 いくつか挙げてみましょうか。 ・湿気がMAXで気持ちが悪い ・蒸し暑い ・床がベタベタする ・食べ物が傷みやすくなる ・洗濯物が乾きにくい 臭い ・カビが生える ・気が晴れない だいたいこんなところでしょ

          梅雨ってなんで過ごしにくいの?