雀聖目指す part5

やはり、麻雀というゲーム特に時間の短いネット麻雀では、牌譜検討無きにしては強くなれないと感じている今日この頃。
牌譜検討さぼっていたので、あっという間に雀豪適正になりつつあってマズイとは思っている。

それとどうでもいいことだが、このゲームを深夜にしない方が良い。深夜にやっている人のステータスを見ると、自分と同じ雀豪なのにも関わらず、半荘数が1000,2000を超えている人ばかりなのだ。

これが何を意味するかというと、
・雀豪適正で向上心がなく、ある意味(負けてもいーやという)無敵の麻雀を打つ人が多い
ということだ。
じゃんたまで雀豪の人口割合は初心・雀士をのぞくと、雀豪1で上位25%、雀豪2で上位12%くらいに位置する。上位12%というのは基本的にあまり強くない。Apexでいうダイヤ4、LoLでいうゴールド1、Valorantでいうプラチナ3だ。
要するに、ある程度麻雀を打って、ちょっと勉強さえすれば、誰でも到達できるラインということなのだ。

そのラインで満足した人たち、というのが深夜に多い傾向にある、と言いたいのだ(あくまで体感の範疇)。まぁ深夜でシンプルにパフォーマンスが良くないのかもしれないが。

私はできるだけ強い人と麻雀を打ちたいと思っている。ぶっちゃけた話結果などどうでもよくて、牌譜を振り返ったときに、『この人の打ち方勉強になるなぁ』という人と同卓したいのだ。

早く雀聖に行きたいのも、玉座の間で麻雀をやりたいから、という理由に他ならない。
玉座の間はスジ入りの麻雀を打つ人ばかりだと思うので、そういう場所に早く身を置き、麻雀(自分の場合はサンマだが)の神髄を体験したいのだ。

閑話休題。
以下が最近の戦績である。


最近面前よりも鳴きを積極的に使っていくスタイルを意識しているためか、副露率が2.5%近く(雀豪昇格時と比較して)増えている。まぁこれでも割と低めだとは思うのだが。そのせいか、ステータスの『速』の部分(おそらくアガリ率・アガリ巡目に基づくステータス)がかなり増えている。


副露麻雀をやって分かったことだが、相手を上がらせないことによる恩恵がかなり大きいということに気が付いた。面前と比較して打点が2/3くらいになるイメージだが、相手より先に上がることで、ツモ被っていたはずの点数分得しているという思考をようやく理解し始めた。
まだまだ使いこなせていないので練習が必要だと思う。

また、牌譜検証の質も高めていこうと思っている。具体的には、
・配牌時の方針をできるだけ明快にする。
・根拠の数を増やす。
・応用のきくような検討をする。
ということを意識して行っていこうと思う。

さて、本日の半荘。

東1局西家。4シャンテン、中トイツ、両面・複合ターツ1、だいたい2.5翻くらいの手か。


中鳴くかのラインだが、ちょうどこの辺が難しい。両面・複合ターツが2なら4シャンテンでも鳴くが、今回の場合には打点が期待できないこともあって鳴かない寄り。
以下、中が出ないまま有効牌を次々と引き込む。

7巡目、子役なし両面は基本リーチ。親もダブ東鳴いただけで2シャンテンくらいあるか、南家はもっと遅そう、という判断。これは別に手出し見てなくたって河の19字牌の量・残り筋の数から明らかである。
また、ドラ89のターツを落としたのは当然の判断だと思っている。表示牌待ちのペンチャンを内側のカンチャンより大切にするのは四麻の打ち方のように思える。あがることの価値が大きいサンマには向いていない。
…とお知らせ本には書いてあった。

余談だが、お知らせ本は本当におススメである。正直本に書いてあることを全てマスターすれば、このレベルの卓は相手にならないと思う。kindle読み放題に入っているので、ぜひ。

で、ふたを開けてみると、親は4巡目2s切りの時点ですでに11600点の聴牌。5800点で免れたものの6pつかんで放銃。南家も満貫の聴牌が入っていたという地獄っぷり。25pはなんと山1。悲しいね。


…みたいな結果論は今後は書かないことにする。なぜならこういった検討には全く意味がないからである。結局、聴牌速度なんてものはだいたいでしか見積もれないし、たまたまこういう相手の上振れに引っかかることは麻雀ならざらなのだ。
こういう楽しみ方は仲間内かプロの観戦でやるべきだろう。

東2局西家、3シャンテン、複合ターツ1、オタ風トイツ南1切れ、9sトイツ、満貫確定の手。
北ドラを独占している以上、ある程度強気に進める。今思えばこの時東を先切っておくべきだった。ここで西を打ったのはミス。お知らせ本に怒られるべきだろう。

で、配牌時にも予想していたことではあったが、こういう手は聴牌まで時間がかかる。体感4シャンテン未満のイメージである。以下14巡目の牌姿。2p切る場面で南打つ手はあったか。24+44のイメージだが、これと南残り1枚ではわずかに前者が勝っているような気はする。しかし難しい。

16巡目に生牌の白をつかむ。正直、この1シャンテンから上がるビジョンが見えないでいた。3~6sはどれもかなり他家の手牌濃厚。9sいいとはいえ、白ここで押して4s押せますかと言われると、はっきりとNOという答えになる。自分は満貫だが、親に白ロンor鳴かれた場合親も満貫付近だし、南家にはシンプルに4sが無理すぎる。4sをここまで引っ張ってしまった時点で自分のまけなのだ。


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