個性化 自己実現

人間は意識と無意識、ペルソナとアニマ・アニムスを
自己に統合することによって、自分自身を完成させてゆく
(自己実現、または個性化とも言う)
女性のマニムス(女性の中の男性性)について
解りやすく書いてあるのを見つけたので貼っておく

女性の皆さんは自分のアニムスの成長と変容が
どの段階まで進んでいるか当てはめてみると良いと思う
簡単に解るには
いま自分が求めている男性像をイメージしてみると良い

アニムスは女性の心に住む、内的順応の中心である
自分自身が成長することでアニムスが成長し
それにともなって自己の統合を進めてゆくことができる

アニムスが表出するとき
頑固な意見となって飛び出してくることが多い
感情的になった女性が個々の状況に関係なく
一般的な正論を主張するのはアニムスと関連している

また、アニムスが退行したときに
「理想的な男性と実際のパートナーとのギャップへの怒り」
「依存的で非現実的な願望」などという形で現れる

アニムスは女性の成長につれて、以下のような変容を遂げる

第一段階(力のアニムス)
男性の肉体的な強靱さやスポーツ能力を持った男性像として表される
現実として、身体能力に優れた外見のよい男性に惹かれる

第二段階(行為のアニムス)
意思や目的を持った男性像として表される
現実として、力強さや実行力のある男性に惹かれる

第三段階(言葉のアニムス)
理論的な思考力と発言力を持った男性像として表される
現実として、言葉を使いこなす男性に惹かれる

第四段階(意味のアニムス)
哲学性や精神的な指導性を持った男性像として表される

アニムスの統合について
客観性や理論性が求められる現代において社会で活躍する女性は
第三段階の言葉のアニムスの時代に苦しむことになる

本質的には女性は理論に基づいて行動するのは苦手なのだが
現代社会の中では理論性が求められるため
本質とは乖離した行動をしなければならなくなる
そこで女性は理論の力(言葉の力)を使って社会に戦いを挑むのだが
どうしても男性に勝つことができず、右往左往してしまう

自己の追求を続ける過程で第四段階に至り
やがて安らぎや精神性に幸福を見出すだろう

いずれにせよ、アニマ・アニムスの段階が移動する過程は
上昇への一方通行ではなく行きつ戻りつしながら進んでいくことになる

複数のアニムス
ユングはアニムスを非常に捉えにくいものとして見て以下のように言っている
「私は、女性がアニムスの人格について
 はっきりした報告ができるような例は見たことがない」

理由としては、
母を基礎とする男性のアニマに対して
アニムスは心像を特定しづらいアニムス(理想的男性像)
というものは非常に多様になるその結果
女性の中に複数のアニムスが同居(二人~数人)することになり
男性よりも複雑な内面を形成する

といったものがあるようだ。
人間の内面を分析するのに特化したユング心理学において
この状況なのだから
未だに「女性」が解明されていないことにもうなずける

Kerala Traditional Ayurveda Research Institute
(旧アーユルヴェーダ研究所GOLA)
アーユルヴェーダスクール Tantra(日暮里)
http://www.kerala-ayurveda.jp

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