男と女は善悪の彼岸にあるAmelie💕

アーユルヴェーダ教師歴25年、アーユルヴェーダ研究所GOLA(1998年設立・KERA…

男と女は善悪の彼岸にあるAmelie💕

アーユルヴェーダ教師歴25年、アーユルヴェーダ研究所GOLA(1998年設立・KERALA州)イデア・ニューロフィードバック、Ayurveda Fathima(渋谷) Tantra(日暮里)現在、熱海に在住。 http://www.kerala-ayurveda.jp

最近の記事

初めに克服すべきもの

「初めに克服すべきもの」 悪魔メフィストフェレスと契約をして この世の中のあらゆる快楽を貪り尽くしたファウスト 「夜半」の章に 彼の家に入り込もうとして現れた「四人の灰色の女達」 その名は「欠乏」「憂愁」「困窮」「罪過」の四人 この女達(魔女)のうち三人はファウストの家に入る事が出来なかった それはファウストは富貴であって、欠乏も無ければ、罪過もないから ただ灰色の女「憂愁」だけが、鍵穴から家に入り込んだ 憂愁「誰でも私に捕まると、その人には全世界が無益なものになるので

    • アーユルヴェーダ究極の治療法 バステイ

      アーユルヴェーダの治療法の中で最も効果があり、完璧な治療法と言われているバステイ(浣腸法) 伝統的なBASTIは定められた回数と呼び名がある ・YOGA BASTI  計8回   オイル5回  薬草の煎じ液3回 ・KALA BASTI 計16回 オイル10回 薬草の煎じ液6回  ・KARMA BASTI 計30回 オイル18回 薬草の煎じ液12回 薬草の煎じ液には岩塩や蜂蜜を混合させる場合がある 蜂蜜は粘液質を絡め取る⇒痩せる✨ 写真:世界

      • バランス(アーユルヴェーダ)

        アーユルヴェーダは約4000年間培われた、精神、肉体、心、魂の健康法であり治療法。 使用される薬品はあらゆる部位に対応可能なだけの莫大な種類があり、病める部位に対応するだけでは無く、全体(実体)とのバランスを重視し、肉体⇒五元素(空、風、火、水、地)、精神、知覚、魂、性質、作用、機能、時間、方向との全体的な関係性の哲理が土台にある。 アーユルヴェーダを理解している方の中にはストイックに生活法を実践している方が多くいる。 しかし、より健康になるはずのノウハウのはずが、完璧さ

        • アーユルヴェーダの癌治療(2)

          癌の人が増えている。前回8月のケララツアーに78歳の乳癌の女性が娘さんと一緒に参加された。 アーユルヴェーダの癌治療となると最低3週間は必要だけど、12日間しか滞在出来ないので、免疫強化のパンチャカルマ・メニューを受け、癌治療用の薬品を持ち帰って日本で服用する事になった。 癌なんてのは身体の中にできた「おでき」みたいなものだ。 そんなにビビる必要もないし、正しくビビれ‼︎ アーユルヴェーダの癌治療は身体の中を洗って綺麗にするのと免疫を強化する事。とは、言っても身体の中は

          癌に適応する薬品群

          『友達の癌へ適応する薬品群』 ケララに行くたびに、自分や家族、友人がいざという時に助け船を出せるように、巷で耳にした病気に適したハーブやアーユルヴェーダ薬品群を入手して来たので部屋には様々な薬品が蓄えられている✨😊 友人はパンチャカルマ(5つの浄化法)を受けたことがないので、どれだけ身体に効率良く働くかは解らないけど、とりあえず癌に効くと言われている以下のハーブ類と小さな癌には効くと言われているハーブ製剤をギフト🎁 ✨『Guduchi』 Guduchiはアーユルヴェーダの

          友達が癌に罹患

          友達が癌になったと昨日facebookで報告があった。 すぐに生徒さんの義母の話を思い出した。 抗癌剤治療を受け一度は寛解したけど、すぐに再発し、医者いわく「もう、ここでは出来る治療は無いので、代替医療を受けることを勧めます」「もしくはホスピス」と言われたと生徒さんが話していた。 私は抗がん剤は信じていないけど(むしろ弱らせる)、この医者の見解が正しいのだったら順番からして、様々な代替医療を研究し、それで改善する気配が無ければ現代医療・抗がん剤治療を受ける。 そっちの方が

          癌について(1)

          日本人の3〜4人に一人が癌などの悪性新生物・癌で亡くなっている。 アーユルヴェーダでは癌などの腫瘍を数種類に分類し その中で悪性腫瘍はArbuda(アルブダ)と呼ばれている。 アーユルヴェーダの世界観では一つの細胞は原子より小さい極微レベルでの集合体で形成されており、それら一つひとつも性質や意思を持ち他の細胞と調和・連携されていると考えられている。 アーユルヴェーダ上での癌細胞の生成のメカニズムを簡単に説明すると、この原子より小さいレベルは五元素(空風火水地)と言う物質的

          アーユルヴェーダ 免疫増強剤

          『免疫増強剤 Indukantam 』 免疫、解熱、抗炎症、血液浄化、体力強化、衰弱、食欲減退、消化不良 Indukantam Kashayamと呼ばれる煎じ液もある。 ハンサムになるという効果もあるらしい😊 含有されている馴染みのあるハーブはDasamoola(十根)、 Agnimantha、Gokushra、Purishnaparni、Pippali moola、Shunthi etc 免疫増強剤の中でも玄人好みの薬。 免疫細胞の約9割生成される腸を改善させて免疫

          アーユルヴェーダ 免疫増強剤

          目的地中毒

          あなたは人生の終わりを迎えるためだけに生きていますか? たいていの人はこの質問に「ノー」と答えるが、誰もが本心通りに生きているわけではない。 私たちの多くが経験する躁病の社会では、人々は私が「目的地中毒」と呼ぶ必死の神経症的行動を示す。この依存症は成功への大きな妨げとなる。 目的地中毒に苦しむ人々は、成功は目的地だと信じている。 未来にこそ成功があり、幸福があり、天国があるという考えに溺れるのだ。 過ぎ去る一瞬一瞬は、未来に行くための切符にすぎない。 彼らは「今ではない

          Triphala Guggulu

          【Triphala Guggulu】 効能 抗炎症、高血糖、酸化ストレス、低脂質血症、痛風、瘻孔、皮膚疾患、ハンセン病、創傷、膿瘍、骨折、糖尿病性黄斑浮腫、視力改善、急性関節炎etc

          ア―ユルヴェ―ダの基本的な薬Triphala

          最近、寝る前に水にTriphalaのパウダーを入れて、よく掻き混ぜて、パウダーの7割ほどが沈殿した水を飲んでから寝ている。 アーユルヴェーダの基本的な薬と言えばTriphala・トリファラ・三果。 多くの薬の中に含有されている。 正倉院の宝物殿に保管されているのは仏教伝来と共にア―ユルヴェ―ダも日本に伝来された。 Triphalaを飲み始めて、寝るときにお腹がよく鳴る程度のこと(モチリン=浄化ホルモンのようなもの)だけど、まだ特に際立った効果は感じていない。 私はタバ

          ア―ユルヴェ―ダの基本的な薬Triphala

          アーユルヴェーダの本場ケララ州・パンチャカルマツアー

          2年半ぶりの❨Club Ayur❩《アーユルヴェーダの本場ケララ州・パンチャカルマツアー》 第一回7月28日〜8月4日 第二回8月11日〜8月18日 定員各8名 現時点での予約状況 第一回3名様 第二回4名様 ご予約&お問い合わせはお早めにお願いします。 お会いしたことのない方は紹介者または面談が必須となります。 現在インド入国はPCRだけで可能ですが、7月後半になればそれも必要なくなると思います(たぶん😓)。

          アーユルヴェーダの本場ケララ州・パンチャカルマツアー

          神秘主義の扉

          「神秘主義の扉」 頭を使う生活をするようになると詩心というのはどんどん劣化して行く、 子供の頃は雲を見ても詩が詠めたし、地面の蟻を見ても大いなる命を感じ、風とも話が出来た。 アニミズム 歳を重ねても、詩を詠める人は心が豊かな人だ、 主観で感受する現実だけが、この世では無い 現実だけで生きる人生は決して裕福とは言えない、むしろ幻に囚われているのかもしれない。 金持ちが富を失う以上に、貧しさを失う事を恐れよ。 物に命が奪われると同時に心を失う。 「私の愛する人が現れる時

          心の浄化法 アーユルヴェーダ

          心の浄化法 Shodhana Manas 人が喜んでいるのを我がことのように喜び 人が悩み苦しんでいることに寄り添い同苦できることが 心の純粋性(Sattva)と成熟 しかし、自分の価値観や生き方が定まっていないと 羨んだり嫉妬心が湧き上がって来るもの 頑張り屋さん(Rajas)も怠け者(Tamas)もどちらも陥りやすい 人の幸せも一緒に喜べるようになると(環境も含めて自分である) 結果として自分の幸せの幅が増える その心が磁石のように幸いを招き寄せる ポジティブと

          心の浄化法 アーユルヴェーダ

          アーユルヴェーダ伝統処方オイルの知識①

          サンスクリット名SAHACARA マラヤラム名KARIM KURINJI Sahacaradhi tailamの主成分 「Sahacaradhi tailamの効能」 婦人科系疾患、婦人科系強壮、痺れ、消化器系疾患 パーキンソン病、精神障害、衰弱、先端・下肢のリウマチ、筋肉硬直 関節痛、腰痛、筋肉痛、静脈瘤、顔面振戦、 BASTI(浣腸)やUTTARA BASTI(膣の浣腸)にも使用される 飲用も可能 「処方」39種類のハーブ Sahachara 、Nalika 、Ambu

          アーユルヴェーダ伝統処方オイルの知識①

          Siro Basti(頭の浣腸)

          鼻水が出ると大成功 Siro Basti(頭の浣腸) Siro Dharaでも日を重ねると鼻水が出てくる 早ければ3日くらいから、、 こうなると頭蓋内にオイルが浸透した証 同時に頭痛も起きることがあるけどこれは一般的 残念ながら日本でSiroVastiを受けられるところ1箇所も無い 禁忌も色々あるけど、準備が大変なのと受ける側も結構シンドイ インドで一番古いアーユルヴェーダの名門大学 Gov Kerala Ayurveda University大学病院で麻痺の