[3]「自分だけ負ける」が嫌なら、長期の受験対策が一番効果的。

私は、総合型選抜での美大受験を全ての美大受験生に積極的にお勧めしています。しかし、少々気をつけてほしいことがあります。それは、できれば高校3年生の年度始めから、しっかりと継続的な受験対策をして合格してほしい、ということです。

上の図は、実力の伸び方グラフです。実力がある受験生でも、遅くとも夏休み中には対策を始めないと、合格を狙うことが難しくなります。美大受験は実力勝負なので、実力がない受験生は、遅くとも5月には受験対策を始めないと合格はとても難しい状態です。

「しっかり美大受験対策してきた学生」と「美大受験対策を怠った受験生」の間には大きな差があります。しっかりと受験対策を行い、高い実力と向上心・他の学生にはない発想力がある受験生は実力がどんどん高くなり、高く評価されて合格しやすくなるのです。

個性と独創性、そして実力は、努力した期間の長さと充実度に比例します。つまり、教授に評価され、積極的に将来性を開拓される学生は、受験生の段階から努力を怠らなかった学生だといえるのです。


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