白黒

世の中には白黒つかないことが多いと感じる。

最近、ある本を読んだのだが、その本を書店で見つけたとき、読まなければいけないという衝動に突き動かされ気づけばカウンターでお会計していた。

「文庫X」として売り出されたその本のカバーには
書店員の並々ならぬ思いが綴られていた。

(ネタバレが嫌な人はあまり読まない方がいいのかもしれません?)

「申し訳ありません。僕はこの本をどう勧めたらいいか分かりませんでした。...(中略)...それでも僕は、この本をあなたに読んでほしいのです。」

読んでみると、著者本人が記者として日本で起こった冤罪事件の真相を追うノンフィクション作品であった。

そこには、著者が現場取材を幾度も重ねることで得た説得力の高い情報を駆使し、事件の真実に迫っていく姿が描かれていた。
圧倒的な思考力・判断力・行動力で見事真犯人を特定することに成功した。誤認逮捕されていた犯人の白が確定し、彼は釈放された。しかし、筆者の努力も虚しく、白を一度黒にした強大な権力によって真実が葬り去られようとしているらしい。
その事実として、いまだ真犯人は捕まっていない。

失敗を失敗と認めずに、あたかも成功したかのように振る舞うこの国の隠蔽体質と、真実が権力に屈する現実を見せつけられ、怒りとともに今まで何も知らなかった自分への恥ずかしさが込み上げてきた。

しかし、その国の行く末を決めるのは国民であり、そのために選挙があると思う。ならば、私たち一人一人がもっと自分の国の行く末に興味を持たねばならない。

私にとってそのきっかけになる本が「文庫X」であった。

最近、SNSでの芸能人による例のハッシュタグ投稿が様々な意見を呼び、話題になっている。
投稿するのは自由であるし、そのためのSNSであるとも思う。しかし、拡散力が強いだけに発言には責任を持つべきであり、情報を受けとる側も信頼できる情報かを吟味しなければならない。

この件に関して、白黒はっきりさせるためには、国民の権利を正しく使っていく必要があると思う。

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だ、である口調で書くのむずかし~~
文を作る練習がしたかったので、書いてみましたがめちゃくちゃしんどい笑
あんまり上手く書けた気しないな~と思いながらも良い練習にはなってます。
編集を重ねて、分かりやすくインパクトのある文にするのが目標。続ければすらすら書けるようになるのかな~
これからも時間があればちょこちょこ練習していくつもりです。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました😃

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