一月前も、同じように夕方を撮っていた。写真に残すことが大事なのではない、でも撮ることが好き。青と赤の隙間が好き。あの短い時間のなかで過ぎ去るものたちをただ感じることが好き。今日の終わりと明日の兆候に静かに身を傾けて、水のように流れる時間にゆっくりと溶けていく、心地よい感覚が好き。
画像1