ある ひ ・ ・・





























　きょう が ぜんじつ から はじまる ・・・・

　そんな ひび が つづいて いる ・・ ・・・・


　いま は ごご よ じ ごろ が UK で

　ごご ご じ は ふかい たそがれ ・・・・

　ろく じ は よる の いりぐち を すぎ た あたり で ・ ・・・


　そう する と

　なんとなく へや が くらく なり はじめ

　ふと まど を みる と

　まど は くろずみ はじめ て いて

　きょう が しゅうそく ・・・・ ・ して ゆく ・・

　かんじ が して

　ぼく も きゅうそく ・・・・・


　と なる わけ だが
　
　ご じかん も きゅうそく して いる と

　すっ きり と め が さめ

　ひろう は ふとん の なか に とけ だし て

　からだ から は なく なっ て

　おき あがる こと が

　でき る


　そう する と

　まだ きょう な わけ で

　おやすみ なさい ・・・ など と いう こと も なく

　ね て は おき て

　も

　つぎ の ひ は

　こ ぬ ・ ・


　ね て は おき て も

　ね て も さめ て も

　きょう の きょう 、

　じんい てき な ひづけ へんこう せん を

　きんきょり で またぐ よう に

　ごぜん れい じ で

　あたらしい ひ が くる

　ので あれ ば

　じっかん と して は

　たいかん てき に

　ぼく の きょう は

　ぜんじつ から

　はじまっ て

　いる

　・

　・

　・


　そんな ひび ・・

　が

　つづいて

　いる

　・・

　・・


　いか に

　ぼく が

　ぼうじゃくぶじん な

　にんげん か

　わかる

　だろう

　・・・

　・・・


　ぼうじゃく

　では

　なく 、

　ただ

　そば に

　ひと が

　いない

　と いう

　だけ

　だが

　・・

　・・

　・・






















　


　しお が みち て きて

　せまい すきま に ただよう もくず が

　せりあがっ て くる ・・ よう に

　ぼく の き も

　せり あがり だす ・・ ・・・・・


　ふたたび

　きげん を

　むかえ て

　きげん は

　よく は

　ない ・・

　・ ・・


　その じあん は

　と いう か

　この じあん は　

　ずいぶん と

　ながびいて いる ・・ ・・・・・


　じめん を schop で ほり はじめ 、

　いし らしき もの に あたり

　ほりあげ よう ・・ と し たら

　いし が よこ に ひろがっ て いて

　その うえ の つち を ほっ て

　その まわり を ほり はじめ たら

　いし は たて にも ひろがっ て いて

　くっさく は おおがかかり と なり

　ほりあげて みたら ば

　おおあな ・・・・

　どかん ・・・

　・・・

　・・

　・

　と 、

　くうばく

　でも

　され た

　よう な

　あな

　が

　・

　・

　・

　と いう

　おち

　・・

　・

　に

　おち

　こむ

　・

　・

　・

　
　そんな

　かんじ

　だ・・


　その

　あな

　に

　みず

　を

　ため

　、

　さかな

　を

　かっ て

　あおさぎ を

　さけ

　、

　たべごろ に

　なっ たら

　たべよう ・・・・

　・・・・


　そんな

　くうそう ・・・・

　を して

　しばし

　とうひ ・・・

　・・・















　













　ゆき が ない

　・・ ・ ・・

　じっ かん と して ・・ ・　

　・・ ・・ ・ ・・


　けしき は

　しろい し

　あたり も

　しろい ・・・


　ゆき

　が

　ない わけ で ない

　が
　
　ながぐつ を はいた あし で

　ゆき を なんど か ける と

　じめん が でて くる し

　どうろ も ろめん

　が

　でて いる し

　なに より

　ゆき が

　べた べた

　する

　・・

　・

　
　この じき の ゆき は

　ゆきだま にも ならぬ ほど

　さらさら と さらっ と して いる もの だが な ・ ・・


　なつ が あつかっ た から

　と いう か

　あき が あつい まま はじまっ た

　のか

　なつ が いすわり つづけ

　あき の とうらい が おそかっ た

　のか

　とにかく

　そんな だっ た ・ ・・

　から


　ふゆ も あたたかい だろう ・・・

　など と ばくぜん と おもっ て いたら

　じゅう いち がつ の すえ だっ た か

　じゅう に がつ の はじめ だっ た か

　そうそう に まとまっ た ゆき が ふり 、

　べったり と おもかっ た が

　ゆき は ゆき で あり

　ゆき は

　つめたく て

　あたり を

　あっ とう てき に

　ふんわり と

　おおっ て

　ゆき 、


　ゆき 、

　ゆうせい ・・・・

　な かんじ と

　なっ て


　なんだい 、

　おいおい 、

　ふゆ 、

　はぇ ー ぢゃ ねぇ か ・・・

　なつ 、

　あつ すぎ たん だから さ 、

　ふゆ 、

　おそく する とか さ 、

　あっ たかく しろ よ 、

　して くれ よ 、

　すべき でしょ 、・・・

　など と

　とうぜん の けんり

　の よう に

　egoism はっ き ・・・


　こっけい な

　にんげん を

　えんじ ながら

　しっかり と

　じんりき の じょせつ きぐ を

　はいび して いた

　が

　
　その ゆき は

　いったん

　しっ かり

　とけ

　ふたたび

　ばんしゅう ・・・・・

　と

　なり

　さいしあい の よう に

　また ゆき が ふり ・・

　・・ ・・ ・ ・・

　とは

　なっ た

　ものの 、


　かろうじて

　ゆきげしき ・・・・・ を

　えんしゅつ する に

　とどまる ・・・・

　かんじ で

　いちおう は

　けしき は

　しろい ・・・

　の だが な ・ ・・ ・


　らく と いえ ば

　らく ・ ・・ ・

　きょねん の いまごろ は

　しょうがつ の さんがにち ころ に

　みっか みばん ふり つづけ

　じゅうたくち で

　きゅう じゅっ cm 、

　ゆきのはら に てんざい する いえ の まわり など

　ふきだまり は

　いち ｍ よん じゅう ～

　に ｍ に

　たっ し


　じんりき じょせつ ・・・・ しか

　ほうほう の ない ぼく は

　ほうほうじょせつ 、

　われ おもう 、ゆえ に われ あり ・・ ・・

　と じゅじゅつし の よう に

　せっ せ と

　じぶん を のろい ・・・ ながら ・・・

　じょせつ に いそしんで ・・・・・ いた ・・

　の だっ た ・ ・・

　が

　ことし は

　それ も ふまえ

　ろうじょう ・・・・・

　を

　きほんせいさく と し 、

　かのう な かぎり

　うっ て でる ・・

　こと は

　せ ず 、

　やっ て も

　ゆうげき ・・・・

　する のみ

　で

　なんとか

　はる

　まで

　そんもう ・・・・ を おさえ

　せいぞん ・・・・

　する こと

　に

　せんねん ・・・・

　しよう と

　おもい 、

　なにごと に つけて も

　ちたい させ 、

　ひきのばし 、

　けってい てき には

　まけ ぬ ・ ・・

　よう に 、


　きゃっかん てき には つんでる よね ・・ と

　こころ の なか の intelli . やろう が きこえる よう に つぶやいて いた と して も

　きこえない

　ふり を し 、

　ふうさつ し 、


　ほとんど

　かじ・きとう の ごとく

　ふねっ しん ながら

　stretch や しんこきゅう を

　くりかえし

　のうない に

　まやく ぶっしつ を

　つくり だし 、


　はる ・・

　を

　まっ て

　いる ・・




　と いう より は

　ほんと は

　め の まえ の

　きげん を

　のりこえる ・・・・・

　べく 、

　 じりじり ・・・・

　と

　して

　いる

・・

　・・

　　・・

　・・

・・

　・・
　　
　　　・











































　。