人生の味加減

古希も過ぎた歳になって、やっと生き方の力加減が少しだけわかってきた。

自分ひとりで生きてるわけではないので、世の中どう頑張っても思うようにいかないことのほうがが多い。たとえ親しい友や仲の良い家族でも自分とはちがう人間である。

ひとりひとり違う人間だから、すべてが一人の人間の思うようにいくのは無理な話である。そう考えて自分の思いを過不足なく捨てて生きると快適である。    そうとわかっていても、ついつい力を入れ過ぎてしまうこともまだある。

人生の味加減は簡単そうでむずかしい。

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