ナウサール

古希を過ぎても悟りは遠く相変わらず煩悩だらけ!それで良いのだ!そのままでパーフェクトな…

ナウサール

古希を過ぎても悟りは遠く相変わらず煩悩だらけ!それで良いのだ!そのままでパーフェクトな自分の人生だ!海外や長期の旅は遠くなれど、散歩や近場での1泊2日一人旅、美術館、本や映画、友、酒、ボランティアなど、凡々と人生の今を楽しく!

マガジン

  • 無印老人日記

    齢73歳。日進月歩ならぬ日退月歩。老いの兆候が次から次へとやって来る。 1時間で読めた朝刊に休み休み2時間もかかるし本を読んでも1時間も続かずすぐページを閉じてネットサーフィンをしたりお茶を飲んだりバルコニーへ出て喫煙。ひとつのことを集中して持続できない。我ながら落ち着きのないことは幼児帰りである。洗面所・浴室・浴槽の掃除も1回で終わったのが、今は2〜3回に分けてやる。人の名前や物忘れは日常茶飯事。 老いることはウェルカムとも言い難いが、それが自然だと思うととくに悲しくもない。 まあ今のところ幸にして食事も酒もタバコも美味しいし、走ったり跳んだりできないけど歩けるし、頭も体も動きが鈍くなったがこの歳になって何をすべきという社会的責任も義務も取り立てて無いし、人生下り坂それはそれなりに機嫌よくやれる良い時間である。 そんな老人のヘロヘロを呟く日記です。

  • 私が出会った言葉たち

    新聞、小説、テレビ、友人知人家族との会話など。人は日々の暮らしの中で無数の言葉に触れている。ほとんどの言葉は川の流れのように通り過ぎて行くが、時には流れず引っかかって心に残るものもある。そんな自分に引っかかった言葉たちを受け止めてここに記したい。言葉は人の命であり人生そのものである。

最近の記事

TVニュースから2つの話題 離婚・嫌な上司

食事をしながら夕方のTVニュースを見ていたら、こんな話題が。 その1 明日からゴールデンウィーク週間スタート。ゴールデンウィーク明けには離婚が急増するらしい。離婚増は、旦那がずっと家にいるので夫婦間のストレスが増えて離婚に発展する確率が上がるらしい。私はリタイアしてから毎日奥さんと顔を付き合わして11年。何度かヤバい時も経て、今のところ何とか離婚には至っていない。自分で自分を褒めてあげよう!夫婦関係は人生最大の修行である。 その2 イチローさんがYouTubeで人生相

    • ”IKIGAI”って何? 夢? 希望?

      「生きがい」という言葉は、どうも日本語独特の言葉であるらしい。今、この「生きがい」と言う日本語は、日本人特有の文化として、世界でそのまま「IKIGAI」として広く使われているという。という記事が新聞にあった。 試しにネットで「生きがい」を英訳してみると、「reason to live 」とか「purpose in life」とか。う〜ん、やっぱりちょっと違うな。 日本で「生きがい」という日本語文化に触れたある外国人作家は、自己啓発本「IKIGAI」を出版して、70カ国で5

      • スピリチュアルの友に会う旅 in 沖縄「是空」 2024/04/07~04/09

        2ヶ月ほど前、YouTubeを見たのがきっかけでline友だちになった沖縄の民宿オーナー夫婦。彼らに会うために沖縄へ。目覚まし2個で早朝5時に起き、10時那覇空港着。空港から長距離バスでさらに北へ2時間弱、12時前に今帰仁村着。 車でバス停まで出迎えてくれた民宿のご夫婦と、宿へ行く途中のインドカレーのレストランでランチ。食事しながらインドやスピリチュアルな話をいろいろ。民宿のご主人シンさんと友だちになったきっかけは、彼も私も30歳過ぎの若い頃に、勤めていた会社を辞めて、今は

        • 面白くて情けなくて言葉を失う       映画『はりぼて」

          面白くて情けなくて言葉を失う 映画『はりぼて」 富山のローカルTV局チューリップTVが制作したドキュメントフィルム。 平成から令和にかけて富山市議会で露見した議員政務活動費の不正使用問題を執拗に追う。 議会のドンで自民党最大派閥の長老議員の議員報酬お手盛り値上げ案の提出から政務活動費の不正使用問題へと広がっていく。審議を司る議長にも不正が発覚して辞任し新たな議長に代わるが、その議長にも同様の不正が発覚し不正はないと思われる少数派閥の議長に交代。やれやれこれで一段落と思った

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        • 無印老人日記
          4本
        • 私が出会った言葉たち
          4本

        記事

          凄すぎて言葉が見つからない 藤井新名人誕生

          「凄い!」を超えたようなことに出会うと言葉が見つからない。 昨日、藤井聡太六冠が史上最年少名人と七冠を達成した。 将棋を知らないのにミーハーな私は、彼が棋士デビューから29連勝して以来ずっと彼のニュースを追っかけている。将棋はわからないので、もっぱら勝負の結果と彼のコメントや師匠や名だたる棋士たち(この方たちだってめっちゃ凄い)のコメントが楽しみである。 昨日の勝利直後の会見も面白かった。 記者が色んな質問をするが、彼が答えて口を開くまでの時間が異様に長い。困ったよう

          凄すぎて言葉が見つからない 藤井新名人誕生

          無印老人日記

          幸せと関係の距離感 人間年老いていくら春秋を重ねても同じような失敗を何度も何度も繰り返す。それでも少しはわかってくることもある。 そのひとつが関係における距離感。 自分と他者との人間関係。 家族恋人友人などいくら親しく近い関係でも近づき過ぎると関係に亀裂ができる。お互い完全に理解し合い一心同体という状態は瞬間的にしかあり得ない。 幸せな関係には、近づき過ぎず距離感を持って、感謝と敬意と思いやりを持ちながら互いに依存せずに自立すること。 自分と自分自身との関係、自分

          無印老人日記

          ウンコがついてても大丈夫!

          「適当さも不潔も進化には必要。生きてるってことは成功や」         ダチョウ博士の京都府立大学学長 塚本康浩  ダチョウの脳は目や生殖器より小さく、群れやつがいの存在も忘れ、ウンコはつけっぱなしらしい。そんなアホなダチョウが今まで生き延びたのは免疫力が高いから。それを突き止めたのが獣医師のダチョウ博士。免疫の源の抗体を卵から取り出し、コロナ対応の抗体マスクも作った。 「適当さ」は関西弁で「エエ加減」というが、何事も効率優先、何が何でも白黒をはっきりさせないと不安だと

          ウンコがついてても大丈夫!

          「転倒の日」に想う

          老人は歩いていて思わず心浮き立ちスキップすることは無い。 スキップしたらコケるかギックリ腰になる危険性が高い。 今日10月10日はテン・トウの日と言うらしい。 年寄りは転ばぬようにという日らしいが、まんざら笑い事でもなく思えるのが寂しい。 道で若者が颯爽と歩いているのを見ると輝いているようで羨ましい。 自分が若い時は若いということに気づかなかった。 年寄りから見て輝いているとは思いもよらなかった。 失って初めて若さも美しく輝いて見える。 と言っても、老人は醜く暗いとも思

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          日本人の「イエス」は「イエス」ではなく「ノー」かもしれない

          日本の社会が信じている価値は、民主主義や公正ではなく、平穏なのではないかと思います。静かで平穏であることが、何よりも大事にされている。            モーメント・ジューン(29歳、韓国人留学生、ラッパー) 日本で人びとは常に、お互いの心をわずらわせまいと気にかけています。とても調和の取れた関係性です。日本人が「イエス」と言っても、それは必ずしも「イエス」を意味せず、「ノー」かもしれません。なぜなら誰かの感情を傷つけたくないからです。            真鍋淑郎(

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          「成功すること」の反対は「失敗すること」ではなくて、「挑戦しないこと」

          「成功すること」の反対は「失敗すること」ではなくて、「挑戦しないこと」だと思っています。何回失敗してもあきらめなければ、それは失敗ではなくて気づきになる。 松岡奈々さん。ベトナムでヘルスケア事業に取り組むWELY(株)CEO、24歳。 やらないで死ぬときに後悔するより、結果にかかわらずやるだけやって死ぬほうがいい。 野球で言えば、バットを振らないと結果は三振か四球しかない。振らないとヒットもホームランもない。めったやたらバットを振り回すのはおかしいが、ここという時はバットを

          「成功すること」の反対は「失敗すること」ではなくて、「挑戦しないこと」

          AIの言葉

          質問:「愛とは何か?」 答え:「愛とは理解の別名です」  翌日も同じ質問をしたら、 質問:「愛とは何か?」 答え:「今日はその話はやめにしましょう」  質問者は人間、答えたのはSiri(スマホのAI)です。 これは朝日新聞「折々のことば」からパクった言葉です。 最近は人間だけでなくSiriやGoogleなどAIも人と会話して言葉を喋る時代になった。 それにしても、翌日同じ質問をしたら「今日はその話はやめにしましょう」という答え。 まるで人間みたいに日によっ

          人生の味加減

          古希も過ぎた歳になって、やっと生き方の力加減が少しだけわかってきた。 自分ひとりで生きてるわけではないので、世の中どう頑張っても思うようにいかないことのほうがが多い。たとえ親しい友や仲の良い家族でも自分とはちがう人間である。 ひとりひとり違う人間だから、すべてが一人の人間の思うようにいくのは無理な話である。そう考えて自分の思いを過不足なく捨てて生きると快適である。    そうとわかっていても、ついつい力を入れ過ぎてしまうこともまだある。 人生の味加減は簡単そうでむずかし

          人生の味加減

          自己紹介のような近況

          もうすぐ仕事をリタイアして8年、古希を過ぎて3年になる。 若い時よりはマシかと思うが、それでも煩悩は尽きることがない。 ただ若い時のように人生の目的や意味などで迷ったり悩むことは減った(今でも時にはあるのだが)。タバコを吸って晩酌をし月2〜3度は友と街で映画を見たり安酒を飲んだり、時々1泊程度の旅をして美術館へ行く。そんな程度の細々とした年金生活である。 仕事が日々の時間の大半を閉めていた時に比べて時間はたっぷりある? いや、それが意外とないのだ。 まず、仕事という社会的責

          自己紹介のような近況