野安の電子遊戯工房 ~ずっと「ポケとる」を遊んでる~
手元のニンテンドー3DSでは、ここ最近は新規ソフトを購入することなく、ずっと「ポケとる」だけを遊んでおります。
知らない人のために説明しますと、ポケモンのキャラを使っての「落ちモノ系パズルゲーム」でございます。すごーくシンプルなゲームですね。およそ3年前にダウンロード配信されておりまして、スマホ版も存在しています。
プレイ時間なのですが、とっくに999時間を超えておりまして、「馬鹿じゃないのか」と思うほどプレイしていることになりますね。まったくの無課金でプレイしているのですが、ときどき暇つぶしのように遊んでいたら、こんなことになっておりました。困ったものです。
とはいえ。
こうして、「ときどきプレイしてしまうソフト」が存在するというのは、携帯ゲーム機にとって大切なことなんだろうな、と思っております。
携帯ゲーム機って、1年くらい新規ソフトを買わなくなると、プレイ習慣がなくなってしまって、それこそ引き出しの奥とか、バッグの奥とか、そういったところで眠ったままになりがちですからね。
据え置きゲーム機なら、次のマシンを買うまではテレビに接続された時様態のままになっているので、その存在を忘れることはありませんが、携帯ゲーム機は「あれ? どこにあるんだっけ?」と、その行方すら判然としなくなることもあるわけです。これは、わたしが整理整頓を苦手としているからだけかもしれませんけれど。
なので、「ときどきプレイする」という習慣になっているソフトが存在するというのは、そのハードを忘れさせないためにも、けっこう大事なことなんだろうな、と思っております。
とはいえ。
こういった、プレイ習慣をつけるようなタイプの「ちょこっと遊べるミニゲーム」は、本来は任天堂自身が提供すべきだよなぁ、と思ってしまうのも事実ではあります。
任天堂が安価で提供していた、本体内蔵ソフトである「すれちがいMii広場」の中で遊べるミニゲームも、2016年を最後に新規タイトルの配信がストップしていて、これ以上の続編の気配がなくなっています。
そんなことからも、そろそろニンテンドー3DSは、そのハード寿命が終盤に近付いているんだろうなぁ――なんてことを、ちょっとだけ寂しく感じている次第なのです。
でも、ニンテンドー3DSって、後継機は出るのかなぁ。
Nintendo Switchが「持ち運べるゲーム機」でもあるので、もう携帯専用のゲーム機はお役御免にするとしても、文句をいう筋合いはないんですけどね。
それでも、15000円くらいで買える、小さな子供でも持ち運べるゲーム機、という存在は消えてほしくないなぁ、とは思うのですよ。小さな子供にとって、「自分専用のモニター付きゲーム機」ってのは、ある種のあこがれの存在であり、それこそゲーム&ウォッチの頃から愛されてきた商品ジャンルですからね。
携帯ゲーム機が消えるとするならば、そのかわりに、いつの日か、より安価な「キッズ用Switch」みたいなバージョンを出すという可能性とか、あったりするのかしらん。安価で、持ち運び専用のNintendo Switchみたいなヤツとか。おお、そういうの、あったらいいなぁ。
とはいう、そういったマシンって、値段の折り合いをつけるのが難しそうではありますね。実現は大変そうだなぁ。
(2018/05/29)
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