野安の電子遊戯工房 ~Nintendo SwitchのJoy-Con購入~


 ここ数か月、ときどきNintendo Switchのコントローラー(左)がご機嫌斜めでした。

 スティックを倒していないのに、勝手に動いてしまったりするのです。毎回そうなるのなら完全な故障なんだろうけど、ときどき発生する、という状態になるのが困りもの。ネットを調べてみると、初期ロットではときどき発生する現象のようです。

 修理を依頼すれば、どうやら無償で直してもらえるようなんだけど、発送してから戻ってくるまで遊べないのは悲しいので、新規コントローラーを1セット買うことにしました。マイニンテンドーストアで注文し、ついに本日、届きました。わーいわーい。




 ねんのために書いておくと、コントローラーが不調になったことを、怒ったりはしておりません。

 これはゲーム機に限った話じゃないんだけど、新しい電子機器の初期ロットは、不調になる可能性が高くなるものですからね。「高くなる」といっても、ごくわずかな可能性なので、それに当たってしまったら「運が悪い」と諦めるしかありません。それが、長いことゲームに関わってきた者としての実感です。

 なので「趣味として買う」場合は、しばらく待ってから買うほうがいいんですよね。PCで新しいOSが出ても、しばらくアップデートせずに様子を見るほうがいい、みたいなことです。

 わたしの場合、ゲームは仕事だし、とりわけNintendo Switchは品薄が予測できていたので、発売直後に買ったら、どうやら「運の悪さ」が炸裂したしまった模様。たぶん、日頃の行いのせいでしょう(笑)。




 ちなみに。

 ゲーム機にかぎった話ではないですが、「初期不良に当たる可能性を下げるため、しばらく待ってから買う」ときの目安として、色違いのバリエーションが増えてきたら安心していい――というのが、都市伝説のように語られることがあります。

 どんな商品も、製造過程で不良品が混ざる可能性があります。ゼロにはできません。

 ところで、製造する側からすると、不良品率を下げるための方法のひとつが、「本体の色を白・グレー・黒にする」ことだったりするんです。色ムラが出にくいため、不良品になりにくい。発売初日に、できるかぎり多くの出荷数を狙いたいゲーム機の本体カラーが、白・グレー・黒であることが多いのは、そのためだと言われております。

 逆に言いますと、カラーバリエーションが増えてきたら、それは「安定して製造できるようになった」という証拠なんですね。そろそろ購入しても安心だよ、という目安になるわけです。

 ――というのは、あくまでも都市伝説なので、本当かどうかは知りません。信じるか信じないかは、あなた次第です(笑)。




 なお、わたし、コントローラーの左スティックを、これまでにも何度か破壊してしまっています。

 ニンテンドー3DSも、左のスティック(じゃなくてスライドパッドですね)を壊したことがあります。仕事としてゲーム話するので、世の中の平均よりもたくさんプレイするということもあるんだけど、それ以上に、たぶん力を入れすぎなことが原因なのでしょう。

 通常、ゲームを仕事としている人って、もっと力を入れずにコントローラーを扱うんだけど、わたし、そのあたりが下手糞なのかもしれません。長いことゲームやってるのに、力を入れるクセが抜けないんですよね。困ったものです。

(2018/06/02)

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