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2023年のライフログ:ソフトウェア・アップデート

1月:再起動

昨年末に予約していたクリスチャン・ディオール展。ファッションデザイナーの回顧展というテーマからは想像がつかないチームラボ的なキュレーションが見事。
2020年の居石岡瑛子展でも感じたけれど、東京都美術館の空間演出はファッションを「体験」させるのが本当に上手い。
 
東京美術館のエゴン・シーレ展はシーレ自身の作品が少なくて驚く。
 
飛び込みで見学した原宿のルイ・ヴィトン×草間彌生イベントはヴィトンのスタッフ様の知識量や提案力に圧倒される。
 

 
第三回目調停期日。平行線のまま、終わりが見えない。
 

 
マンション管理士は予想通り不合格。1点足りなかった。今年の再受験を決める。
管理業務主任者は合格。宅建と同じような登録実務講習から登録の流れ。
 

 
昨年末に値上げした家賃で契約が決まった賃貸物件Aに新しい賃借人が入居。
思い悩んだ挙げ句、もう一部屋の賃貸物件Bの入居者に家賃の値上げ交渉をしてみたところ、「ちょうど退去しようと思っていました」との返答。やぶ蛇になってしまったかと後悔するも、新賃料で新しい入居が決まるチャンスかもしれないと思い直す。
 

 
ようやく「RRR」を鑑賞。
 

 
「測りすぎ―なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?」を読んで「ファクトフルネス」が解毒される。必ずセットで読むべき2冊。
 

 
年末の「エルピス」一挙放送をきっかけに「殺人犯はそこにいる」を読み、ノンフィクションを漁り始める。
 

 
奇跡的にマイサイズが残っていたAURALEEのデニムセットアップを新年セールで購入。
 

 
東急百貨店本店が閉店。

2月:答え合わせの始まり
 

唐突に事態が動いて協議離婚が成立。
 
2022年の上半期を婚活に使い、下半期を離婚調停に使った。
人生のほとんどが「運」なのはわかっているので今回の失敗だけを理由に結婚を否定する意図はないけれど、それを「目的」に活動するのことはもうないだろう。
 
自分でコントロール可能な範囲で人生を生きよう。最初からそれが一番得意なのだから。
 

 
数年前から気になりながら、何から手をつけてよいかわからなかったことに、自分への「発達障害」の疑いがある。特に「ASD(自閉症スペクトラム症)」については、ネットの記事や簡易チェックを読む限り心当たりが多すぎる。
 
小学1年生からの不登校、学生時代の人間関係、成人後も人間関係で転職を繰り返したこと、最終的には会社務めを辞めて自営業にならざるを得なかったこと、そして今回の再婚の失敗。
 
うまくいかないことが一度や数回であれば「運が悪かった」または「環境が悪かった」で済むのかもしれない。でも5回の転職の原因がすべて「人間関係」にあったのだとすると、それはもはや「自分の側に問題がある」と考えなければ不合理だろう。
 
少なくともネットの知識だけでは先に勧めないので、専門医が書いた自閉症スペクトラム症の入門書を何冊か読むことから始める。不眠で通っていた心療内科に「大人の発達障害」専門の外来があるのを知り3月の日程を予約。
 

 
Wet Leg来日ライブ@Spotify O-EAST。ほぼ一年前に買ったチケットだから感慨深い。急に売れてしまった謙虚さととまどいを保ちながら「音楽を楽しむ」様子が微笑ましいステージ。ヘスターがあんなに大人しいキャラクターなんて想像できなかった!
 

 
フィービー・ブリジャーズ来日ライブ@Zepp DiverCity Tokyo。フィービーのソングライティングやパフォーマンスのクオリティには疑問の余地がないのだけれど、今回のライブは「海外ステージ専用のコンパクトパッケージ」という印象が拭えなかった。でも「I Know the End」を生演奏で見られた体験は何物にも代えがたい。
 

 
映画「エゴイスト」を鑑賞。
 

 
ノンフィクション続きで読んだ「黒い海 」がべらぼうに面白い。他にはゼーバルトの「アウステルリッツ 」を読了。
 

 
アディダスの定番スーパースターを買おうとしたら全モデル全サイズ欠品。アディダスストアのスタッフ様曰く、韓国系インフルエンサーの影響とのこと。BLACKPINKなら仕方ない。
 

 
出遅れて品薄になっていたcomoliのコットン吊裏毛クルーネックを探して購入。

3月:病院ガチャ

「大人の発達障害」専門外来の担当は、事前に読んでいた入門書の筆者でもある専門医だった。
受付後に渡されたアンケートを待合室で慌てて記入し、入室して10分ほど話したところで「私の経験から判断するに、あなたは発達障害ではありません」と診断された。
「確かに幼稚園から周囲に馴染めず、小学校入学直後から長期間にわたって不登校だったという経歴を聞くと発達障害の傾向はあります。でもあなたは、中学校からの海外生活や帰国子女の多かった高校では問題なく過ごせたと言っている。本当に発達障害だったらその程度の環境の変化では人間関係が改善することはありません」
 

 
クリニックから帰って何日かは「そういうものか」と不貞腐れていたけれど、どうしても納得がいかなくて別のクリニックの予約を取った。
 
確定診断の前にせめて「検査」をしてほしかったから。
 

 
Raveena来日公演@WWW X。colorsで「If Only」を見て以来追いかけてきたアーティスト。MCで「日本は本当にずっと来たかった。カワイイが評価される国は私にとって夢の国。アメリカではカワイイが通じない」という切実なMCが印象的だった。
 

 
中村佳穂@Bunkamura。中村佳穂は「変化すること」を重視するアーティストなので、連続してライブに通っている僕は不思議なアーティストで2019年のリキッドルームで衝撃を受けて以来、僕にとって「大当たり」と「Not for me」が交互にやってくる。
前回の昭和女子大学人見記念講堂が「大当たり」だっただけにBunkamuraは順当だったのだけれど、その「変化」を厭わない姿勢を再確認できただけでも大満足なライブだった。
 

 
「茶飲み友達」「シン・仮面ライダー」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を鑑賞。「茶飲み友達」の圧勝。
「カメラを止めるな!」との関連で言及されまくっていたけれど、やはり低予算であるが故の無名俳優中心のキャスティングが結果的に物語への没入感を高めるのは否めない。それを抜きにしても良い作品であるのは間違いないのだけれど。
 

 
北方謙三さんのインタビュー記事で桜木紫乃さんを知り「ホテルローヤル 」を読んで感動。「藪の中」から続く多角視点モノの系譜として、「ニシノユキヒコの恋と冒険」と双璧を成す現代文学の到達点ではないか、これは。北方さんは「ラブレス」を推していたけれど、僕は圧倒的に「ホテルローヤル」が好みだった。
 
ここからしばらく桜木作品を読み続けることになる。同じ舞台で、同じテーマでここまで切り口を変えてクオリティの高い作品を生み出せる作家を他に思いつけない。「誰もいない夜に咲く」「氷平線」そしてなにより「凍原」! 
 

 
1年ほど婚活と離婚調停で洋服を買うことがなかった反動で、改めてcomoliを買い始める。コットンギャバワークパンツ、コットンジャージコモリシャツ、コットンドリルセットアップ。
 

 
GUがbeautiful peopleとコラボ! タックワイドパンツを購入。
ユニクロが初めてジル・サンダーとコラボしたときのような高揚感を感じる。

4月:About You

6前程前まで通っていた心療内科を再訪し、でこれまでの経緯を説明したところ、「WISC-Ⅳ 知能検査」の予約を取ることができた。医師による「私の経験から判断」ではなく、客観性のある医学的な検査の結果であれば、何が出ても納得できる。
 

 
The 1975来日追加公演@有明ガーデンシアター。人生で最高のライブ体験だった。欧州やアメリカのステージと比べてセットは簡素なものだったけれど、「AT THEIR VERY BEST」というツアータイトルを体現した、全力かつフルボリュームのパフォーマンス。にもかかわらずMattyの素朴な人間性を感じるMCや観客とのカジュアルなやり取り。オーディエンスの平均年齢の若さ! 
 

 
桜木紫乃さんを読み続ける中に挟んだ「フォワード 未来を視る6つのSF 」でアンディ・ウィアーが気になる。これがあの「プロジェクト・ヘイルメアリー」の作者か。面白い。
 

 
引き続きcomoliのSSを買い続ける。ウール2Bジャケット、ウールニータックパンツ、ウールスイングトップ、レーヨンチェックシャツ。これでウールにータックパンツを起点にジャケットとスイングトップのセットアップが組める! そしてオンブレレーヨンシャツの古着感!

5月:シンプルな世界


50歳になった。
 

 
心理検査の結果が出て、正式に「ASD(自閉症スペクトラム症)」と診断が下りる。発達障害には「ADHD(注意欠陥:多動症)」と「ASD(自閉症スペクトラム症)」「LD(学習障害)」に区分され、患者によってひとつまたは複数に該当する。
 
僕が受けた「WISC-Ⅳ 知能検査」では「言語理解」「知覚推理」「ワーキングメモリー」「処理速度」の4つを検査して数値を出し「凸凹があるか」に注視する。つまり、「4つの指標が同じような数値」であれば、それが高くても低くても発達障害には該当しない。何かひとつ突出して「高い」または「低い」と該当する。
 
僕は「処理速度」だけが極端に低かった。
その他の検査結果と総合して正式にASDの診断が出た。
 

 
今回の診断で僕は「人生の答え合わせ」ができたように感じた。
 
どうしてあんなに学校が嫌だったのか、どうしてずっと人間が怖いのか、どうして「言ってはいけないこと」を「言ってはいけない相手」に言ってしまうのか、どうして「空気」が読めないのか、どうして婚活で平行交際ができなかったのか、どうして人が離れていくのか。
 
答えはシンプルだった。
僕に見えている世界は、多数派の人が見えている世界ではなかったのだ。
 
障害者手帳を取って、正々堂々と「僕は空気が読めませんが、仕事は真面目にやります」と宣言して障害者雇用で就職してもよい。最低限の生活のために障害者年金をもらえるのかもしれない。
 
使える制度は使うし、無理なものはあきらめる。
シンプルに行こう。
 

 
ノンフィクションブームの続きで「ある行旅死亡人の物語」「スルガ銀行かぼちゃの馬車事件 」を読了。
 

 
アディダス公式でやっとSAMBA OGの抽選に当選!
 

 
The 1975ライブの興奮が冷めず、原宿のポップアップストアで初日に完売して入手できなかったダメージ加工スウェットをUKの公式オンラインストアで注文した。(後日、日本でも唐突に受注販売されてショックを受けたが、日本円での値段はほぼ同じだったのでヨシ)
 

 
1月に入居が決まった物件Aが、また諸事情により退去。
新しい入居者探しが始まり、内見立会の日々。

6月:ヘイル・メアリー

アンディ・ウィアーの「プロジェクト・ヘイル・メアリー」と「火星の人」と「アルテミス」を立て続けに読む。なんだこれは! 「星を継ぐもの」に匹敵するSFがリアルタイムで書かれていたのか!
 
勢いづいて一作目発売時点で止まっていた「三体」シリーズを第三部まで読み通す。これも面白いけれど、ノーランの「インターステラー」的なぶっとんだスケール感と、村上龍の「5分後の世界」シリーズのパラレルワールド感、小説版の「幻魔大戦」みたいな精神バトルといった雑多な要素を力技で組み立てた印象が拭えなかった。いや、実際に面白いので重箱の隅をつつくような意見ではあるのだけれど。
 

 
映画「怪物」を鑑賞。あの複数解釈が可能なエンディングはずるいなあ。
 


セールでcomoli シルクネップワークコートを購入。シルクネップは本当に「ザ・コモリ」な素材でたまらない。
 


初めて鎮静剤なしで胃カメラ。大丈夫だった!
 


物件Aの入居者が決まった。

7月:手続きはここまで


「君たちはどう生きるか」鑑賞。
 

 
「水星の魔女」が完結したので一気見。反動で配信に課金して「鉄血のオルフェンズ」を一気見。
 

 
SF熱が冷めず「ガーンズバック変換 」「巨神覚醒」シリーズ、「アンドロメダ病原体 」「ザ・ロード 」と読み進める。
 

 
セールでcomoli リネンドローストリングパンツを購入。comoliと言えばドロスト。リネン生地なので落ち感が出ずに、むしろハリがあるのが気になったけれど、夏に最適化されたドロストなんて最高じゃないか、と。
 

 
障害年金の受給手続きについて年金事務所で相談。
社労士に外注するのが一般的だとのことだけれど、すべて自力でやってみることを決めて書類作成を開始。

8月:ソフトウェア・アップデート

昨年受験して落ちたマンション管理士試験の再受験に向けた勉強を開始。
 
2021年は資格予備校に通って宅建と賃貸不動産経営管理士に合格。
2022年は通信教育(動画配信の講義)でマンション管理士試験と管理業務主任者試験を受けて管理業務主任者だけ合格。
 
今年は悩んだけれど、昨年の学習経験があるので、市販の参考書だけで完全独学を選択。
 
毎日決まった時間に起きて、決まった時間に決まった食事をし、決まった時間の勉強をして、決まった時間の運動。
 
楽しくはないけれど、完全ルーティンな生活はASDの得意分野。
 

 
5月の診断確定時に申請した障害者手帳が発行された。
そして書類が揃ったので障害年金を申請。
 
年金受給の審査結果が出るのはちょうどマンション管理士試験と同じ11月末頃を予定しているので、それまでは障害関連の手続きのことは忘れて勉強に集中しよう。
 

 
SFブーム継続につき「あなたの人生の物語」を読了。何年か前に映画「メッセージ」を見ていたけれど、小説の仕掛けが一読ではわからず読み返してしまう。原作は叙述トリックだったのか。
SF以外では「あの人たちが本を焼いた日 」がとても良かった。

9月:当事者性という祈り

勉強のルーティンを崩してでも行きたかった展示があったので一日だけ国立新美術館に向かった。
 
イヴ・サンローラン展。デザイナーとしても、展示としても、どうしても東京都現代美術館のクリスチャン・ディオール展と比較してしまう。そもそも、個人的には2016年以降のエディ・スリマンによる「サンローラン」以降の印象の方が強い。
 
同時開催していた「テート美術館展」は、2020年にこれも東京都現代美術館で開催されていた古典をきっかけにファンになったオラファー・エリアソンの作品が目当てで鑑賞した。
そして、エリアソンに辿り着く前に通りがかり、事前情報なしに心を鷲掴みにされたのがヴィルヘルム・ハマスホイの「室内」だった。
 

 
「ハンチバック 」は、芥川賞の選考員がどんなに言及を避けていても、「当事者性」を外して評価することは不可能だろう。例えば健常者が、もしくは男性が作者だったら評価以前にバッシングを受けたであろう。一方で、現役の小説家にとって「当事者性」を前提や条件にしてしまえば「書けない世界」の存在を認めることになってしまう。
 
これは素直に「当事者性」が不可欠である領域を認め、ストレートに評価するしかないだろう。
 
少なくとも僕は自分の「当事者性」を武器にしたいという勇気を「ハンチバック」からもらった。
 

 
一方で「あなたの燃える左手で 」は僕には刺さらなかった。とても緻密に、技巧的につくられた作品ではあったけれど、露骨に時事的なテーマを選んでいるにも関わらず、当事者性の不在をねじふせるほどの圧倒的な何かは僕には感じられなかった。
 

 
自分の中のSFブームを燃やし続ける作品に巡り会えず、「ダ・ヴィンチ・コード」からダン・ブラウンの作品群に飛び込む。資格勉強の合間に時間を忘れて没頭できるエンタメ。一度「天使と悪魔」に戻ってからシリーズを辿りだす。

10月:学び、読み、歩き、眠る

偶然手にした「ライオンハート 」で恩田陸さんの世界にぶん殴られる。続いて「光の帝国」から始まる常野物語シリーズ。「蒲公英草紙」「エンド・ゲーム」と、里見八犬伝とも幻魔大戦とも言えるようなサーガに打ちのめされながら読み続けた。
 
一方で「夜のピクニック」や「月の裏側」は刺さらなかった。たぶん僕が恩田さんに求めているのは構築的なSFサーガなのだろう。
 

 
引き続きダン・ブラウンを「ロスト・シンボル」「インフェルノ」「オリジン」まで読み進める。
 
ラングドンシリーズはやはり時代が現代に近づくほど「お家芸」が使えなくなるので失速するけれど、「デセプション・ポイント」を読む限りは純粋なストーリーテリングの実力も凄まじいので完全新作に期待したい。
 

 
「キリエのうた」を観たいけれどマンション管理士の勉強スケジュール的に難しくて断念。12月にも上映しているだろうか。
 


2023AWのcomoli 最大の話題作であり問題作でもあったコットンナイロンコーチジャケットを購入。僕としては大満足。

11月:本番

ついにマンション管理士試験。
 
正式な結果は来年の1月5日までわからないけれど、予備校の回答予想と予想合格点を見る限りは合格できているはず。
 
昨年の通信講座では一般的な「過去問10年分」だったのに対して、今年はプラスアルファで「過去全期間からピックアップした1000問」の市販参考書を学習したのが有利に出た。
 
今回、資格試験で初めて「一度落ちて、翌年にリベンジ受験する」体験をしたのだけれど、結果だけ見れば本当によかった。「自分が何に弱いのか」を自己分析するためには一度落ちる必要があったのだ。
 

 
勉強の傍ら読んだ本たち。
 
「彼女が僕としたセックスは動画の中と完全に同じだった」はウェブ連載でずっと追いかけていたけれど、単行本というパッケージに落とし込む際に、書き下ろしも含めて絶妙な仕掛けがあって大満足。山下素童は天才。
 
なんとなく手に取った「テミスの剣」「贖罪の奏鳴曲」で御子柴シリーズにドはまりする。
 
これも意図せず手に取った「毒見師イレーナ」が面白く、初期三部作を一気に読了。
 
「短編画廊 」でスティーブン・キングの上手さに舌を巻きつつ、ミーガン・アボット(「暗黒街の女」が最高!)を知り、ジェフリー・ディーバーを知り、マイクル・コナリー(ボッシュ!)と再会した。翌月からの読書リストが満杯だ。
 
ようやく「街とその不確かな壁 」を読了。僕にとって村上春樹は「ねじまき鳥」までとその後で明確に分断されているのだけれど、それを改めて確認できる一冊だった。
 


今年はcomoliにばかりかまけていたけれど、偶然目ネットで目にしたAURALEEのツイードオーバージャケットに心を奪われる。しかしデリバリーから時間が経ちすぎていてどこも売り切れかサイズ欠け。直営店に電話すると「そもそもの生産数がとても少ない」とのこと。
 
諦めかけたとき、なんと海外の大手ECサイトでお目当てのサイズのラスト1点が半額セールになっていて、配送料と税金入れても日本での定価の3割オフくらいで買うことができた。これは今年の運を使い果たしたかも。
 

 
GUとbeautiful peopleのコラボ第二弾。カバーオールとタックワイドパンツのセットアップを二色買いしてしまう。

12月:答え合わせの結果

試験終了まで我慢していた美術館やライブや映画を解禁!
 

 
まずは上野で「キュビズム展」「やまと絵展」「永遠のローマ展」をはしご。そして東京都庭園美術館の「アール・デコと庭園芸術」で念願のウィンターガーデンに入室できた!
 

 
「ゴジラ - 1.0」を鑑賞。これは本当に良くできている。2回観てしまった。
「キリエのうた」は主要な劇場での公開が終わっていたので配信を待とう。
 

 
SnailMail来日ライブ@Spotify O-EAST。The 1975と並んで生涯ベストのライブ体験。
 
本当に音楽を大切にして、そして楽しんでいるLindseyのマインドがオーディエンスに伝わり続けている「親密」なパフォーマンスだった。始終ニコニコしながら、日本への愛情や驚愕を語り続けるMC、そして来日中に日々更新された観光バリバリのインスタ!

オープニングアクトとして出会えた宇宙ネコ子もフェイバリットアーティストに加わった。
 

 
ライブ納めは a子@渋谷クアトロ。デビュー時から追いかけていたけれど「あたしの全部を愛せない」でずいぶん吹っ切れたな、と思っていたらステージ上でメジャーデビューの発表。めでたい。

障害年金は部分的に受給が認められた。
それで充分。
 

 
というわけで振り返ってみれば、2023年は離婚成立、賃貸物件の入退去2連発、発達障害の診断と各種申請、マンション管理士試験がメインテーマになった1年だった。
 
このうち昨年末の時点で計画していたのはマンション管理士の再受験だけだったので、本当に毎年、何があるか前年には予想がつかない。
 
ただし、来年については、とてもとても久しぶりに「目標」を定めている。
今年の体験がすべて「伏線」となり「補助線」となるような。
また1年後にここで答え合わせをしよう。

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