道行く人の心の痛みが見えるから外に出かけられない 明るく振る舞う人の淋しさが見えるからそばに寄りたくない 仲良くつるもうとする人の支配欲が見えるから黙って去っていきたい 嘆きのメールをくれる人はこちらの嘆きにはなぜか無頓着だから縁を切りたい 自分の心の痛みに耳をすませば 風が吹く 雨が降る 光と闇が交互に点滅する 人が皆 幸せでいない そういう世界に絶望したままではいけない いけないけど無力だ 生命はコピーのコピーのコピーのコピーの‥永遠のコピーを繰り返す機械 そ
ロシア映画ソラリスへの憧憬
愛は毒 簡単に憎しみに変わる 愛する者を殺されたと言って、怒りを正当化する そして復讐のため相手の愛する者を殺す 愛？愛？愛？笑ってごめんよ そんな愛に執着して永遠の輪廻を生きる 人類よ 激しい哀しみを涙で洗い流しているうちは気づけない 深い深い沈黙の中でしか気づけない何かを
愛は重い 金のように希少で価値があるが、重くてズンズン沈み込む性質がある 愛するものを共連れにする 心細い人類に愛は暖かさをもたらした 脳がそう判断した 最強の免疫システムだと 強い愛を持てたものが生存競争を生き抜けてきた「後天的獲得遺伝子人類型」 破壊力抜群だった
すまん。 これまでのみんな、これからのみんな。 私には愛が欠けている。 私がいるとき、そこに愛は無いからね。 申し訳無いが「愛」有る風に装ってはいるよ。 だって絶望させたくないから。 これは愛じゃないのか、だって？ いやいや、処世術なんだよ。 私が身につけた愛に似た鎧だよ。
結局のところ、敵意や暴力の大もとには、人間の「愛」が土台にあるのだ。 愛はすべての至高の存在だと信じている今の人類が、そこから脱せるとは思わない。 執着の土台が「愛」であり、 手放すのは死ぬことと変わらないくらい執着しているのだね。
爪あと残し… 大きな成果を出して世の中に自分の存在をアピールできたり 暴力沙汰でアピールしたり 恋人を傷つけることで また親が子を、子が親を 虐めるのも爪あとを残したいのかもしれない では相手に依存することは？ 密かに相手に依存させる人になることは？ …ホラーな爪あと残しだね
お年寄りはなぜか庭いじりが好きになる 時間が間もなく停止するのを知っている 永遠が来るのを知っている 言葉を持たぬ植物達と大地が話しかけて来るのを知っている やっと帰ってくるね 私達の1員だったと気がついたのね 翻訳するとそういうふうに聴こえる
何よりラッキーだったのは、幼稚園も学校も嫌いで行かず、家で退屈して漫画雑誌ばかり読みあさり、 時に裏山に1人で出かけて遊べたことだ。 次にラッキーだったのは、機能不全家庭で両親の関係は壊れていたので、この社会の問題は全て、異性を求める欲求や結婚から生じると、 7歳で看破でき、自分は余計なエネルギーを使わないと決められた。 選択の自由が内部に存在していた。 そして、この社会の矛盾が相対的に私を隠れ異端者にしてくれた。 周囲の大人が私に関心を払わなかったゆえに、私も周囲に関
人の苦の根本は 宇宙にたった"独りぽっち "感 慈しみ優しくされたくて生き物は生まれてくるのに だから今日も誰かが なんとかしよう もがき、あがき、求め、自虐他虐の限り 仏陀、人生とは苦である、と説いた謎 分離の孤独は妄想？ いや見ないうちは 謎として在るもの
六道りんね 喜怒哀楽 あれやこれや 空白 快不快 思考 同時並行世界全てにシナプスが繋がっており 瞬間瞬間 外界への反応や過去の記憶への刺激から平行世界に飛んでいるだけ 空白には自我はいないだけ 自我を感じる他地区を寄せ集めて 自己存在を確認して安心している 無常のみ永遠 無常への怒りは常に末那識にあるらしい
人生なんて、最後は笑い倒すしかないのだけど 深刻になる時ももちろんある 1人で深刻になりたい時は仏の道、 1人で深刻になりたくないならnoteの道をたどればよい どっちだって尊い生存戦略だ 生きてみせる なりふり構わず、泥水飲んだ方が、最後は笑える
私は自分に酔っているだろうか 酔っている 自我は己に酔うシステムだ この世の全てに酔い、楽しむべし いずれ彼方より、酔いを覚ます救いの手が現れる 金に、力に、美食に、過去と未来に、 病や困窮に酔い、 味わい尽くすのだ 自立や悟り、自己実現 さらに酔いが進む
運転中の車の窓から、首に紐をつけたまま道路きわをヨロヨロ歩く貧相な犬を見つけ 飼い主に捨てられた老犬だと推察した 悲しみと無力感が、いつものように込み上げた 自宅の庭に見かけない野良猫が座っていた 痩せこけて足取りもおぼつかない様子だった こちらをじっと見つめて 物欲しげでは無く、佇んでいた 私は慟哭した 生き物は全て不幸である だからここまでは前略である 一時も停止しない二元の宇宙の存在意義が 生きるという事は、過酷な運命と捉えれば惨めでしかない存在だろう
