外部模試スタート、入試本番と同様に臨め。

18期塾生諸君、今晩は。学園長の山﨑です。

一部の生徒は既に他の外部模試にチャレンジをしていますが、いよいよ明後日、塾生のほぼ全員が立ち向かう、サピックス模試の火蓋が切られます。

勿論日頃の公開テスト・習熟度チェックテスト・プレ入試の結果も我々は重視していますが、より多い母集団の中、アウェーで結果を残せるかどうかに我々は期待しています。

 まずは学校別サピックスオープンです。こちらでは過去のデータに基づいて、より現実的な「○○%合格」という数字が発表されます。

先輩達の中には20%という結果を覆して、本番で合格した者も居ます(←狙って出来ることではありません)。そういう意味で結果に必要以上に一喜一憂する必要は毛頭無いです(特に保護者各位)が、しかし、勿論良い結果を残すに越したことがないのは言うまでもありません。

 以下、自分に問うてみてください。

○普段からミスを見て見ぬ振り、していませんか。そんなことで合格を手中から逃したいですか。本番だけミスがなくなる訳がない。

○試験中「学力」は急に伸びません。自分が現段階で持つ武器を、制限時間内で最大限に生かす「戦略」に基づいた「戦術」はありますか。

○「戦略」のために、自分の受ける学校の4科目制限時間・形式・大問の難易度の並びなど、傾向を「実物を見なくても言えますか」。

○読んでもらえる丁寧な答案(字・解き方etc.)を即座に作れますか。

 よく「第一志望校への気持ち」が大切、と言いますが、その「気持ち」を具現化しなければただの「大和魂による特攻」に過ぎません。

冷静沈着に、ライバルに差を付けるために、自分の武器を最大限活用できる状況を作っておきなさい。

 具体的に
・プレや授業で過去問と同様の形式のものを解いたことがある場合
→過去に解いたものor赤本を俯瞰的に眺めて、自分の戦略を練りなさい(呉々も解かなくて良い)。

・全くその学校の問題形式を知らない場合
→試合前に一度赤本を見ておくか、もしぶっつけ本番であるならば「試合開始直後が勝負」。開始の合図と共に全体を眺め、その場で「戦術」を「即断即決」し、その一撃に全身全霊を賭けて戦い抜きなさい。

いずれにせよ、12月に行われる「最終面談」では、講師一同、生徒諸君の夢を叶えるのを応援する前提ではある一方、あまりにも「夢と乖離した現実」については、厳しいことも言わなければいけないのも事実です。

幸い、まだ試合は始まっていません。明後日から始まる道場破りで、どのような結果を出せるかはまだ決まっていないのです。

今こそ、希っ子として恥ずかしくない、悔いの無い戦いをして、自分の出せる最高の結果を持って帰ってきてください。たとえそれが悪い数字でも、現時点でのあなた方の最大出力を最後の一秒まで命懸けで出した結果であれば、ここからいくらでも挽回出来ますし、我々は支援を惜しみません。

先ずはあなたたちが強い気持ちで入試に向かうのだ、ということを、問題をよく読んで、答案用紙に「最大限」表現しきってきてください(結果に関わらず、問題用紙と答案用紙を見れば魂がこもっているかどうかは判断できます)。

そうでない戦いをする者については、リソース(資源)の無駄ですから、我々はアドバイスも何もできませんし、しません。

諸君の敢闘を心から祈ります。勝負。
希学園第18期生全員 第一志望校絶対合格!!!!!!!

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